教育年報1970年(S45)-222/260page
(3)共済組合費による事業
1) へき地医薬品配布
へき地学校に勤務する職員全員(2,329人)に対して
救急医薬品(2,200円)を交付した。
2) 保育補助事業(事業開始5年目)
年度内に出産が予定される者又は出産した女子組合員
の母体の保護・強化または保育に要する経済的負担の軽
減をはかるため、保育用品を交付した。
内訳は次のとおりである。
交付品
A(医薬品セット) 35件 B(毛布、タオルセット) 195件 C(毛糸、ヘルスメーター) 131件 D(タオルセット、ヘルスメーター) 159件 3)婦人科検診(事業開始2年目)
浜通り地区の36才以上の女子組合員を対象とし、県成
人病予防協会の検診車により婦人科検診を実施した。
方部別検診状況は次のとおりである。
A 対象者 B 希望者 C 受診者 受診率 異常所見者 C/A C/B 人員 率 人 人 人 % % 人 % いわき 1,160 381 343 44.57 90.03 22 6.41 相双 186 174 93.55 16 9.20 計 1,160 567 517 44.57 91.18 38 7.35 4)史跡めぐり(事業開始4年目)
県内の史跡、天然記念物等を見学し研修と元気回復、
あわせて組合員の親睦を図るため、貸切バスにより1泊
2日の日程で、県中教育事務所管内組合員を対象として
実施した。
実施内容は次のとおりである。
ア、9月29〜30日
県中教育事務所→野口記念館・会津民俗館→原瀬→
二本松→大蔵寺・満願寺→文化センター→あづま荘(泊)
→スカイライン→土津神社・青年の家→東光寺→郡山
駅前解散
イ、10月2〜3日
小野駅出発→浄土松→原瀬→二本松→満願寺.大蔵寺
→文化センター→医王寺→あづま荘(泊)→スカイライン
→土津神社.野口記念館・会津民俗館→開成館→
小野駅前解散
ウ、参加状況
区分 A 実施予定人員 B 希望者 C 参加者 参加率 C/A C/B 第一回 50人 47人 41人 82.0% 87.2% 第二回 50 50 45 90.0 90.0 計 100 97 86 86.0% 88.7% 5)銀婚式祝賀(事業開始8年目)
本年度内に銀婚式を迎えた組合員に記念品を贈呈して
祝賀するとともに、いわき教育事務所管内の該当者につ
いては、いわき市産業会館において、合同銀婚祝賀会を
11月14日20組の夫婦の参加のもとに行なった。
本年度の該当者は、昭和20年4月〜昭和21年3月まで
の間に結婚した人達で140組を数えた。
6)スキーレクリェーション(事業開始8年目)
冬期間の健康増進と組合員の親睦を図るため、宿泊コ
ース(1泊2日)と日帰りコースとわけて実施した。
会場別参加率は次のとおりである。
ア 宿泊コース
会場 A 実施予定人員 B 希望者 C 参加者 参加率 C/A C/B 栗子スキー場 50人 50人 47人 94.0% 94.0% 猪苗代スキー場 50 50 49 98 98 岳スキー場 50 50 42 84 84 計 150 150 138 92.7 92.7 イ、日帰りコース
会場 A 実施予定人員 B 希望者 C 参加者 参加率 C/A C/B 高湯スキー場 50人 39人 37人 74.0% 94.9% 猪苗代スキー場 50 32 31 62.0 96.9 岳スキー場 50 47 32 64.0 68.1 計 150 118 100 66.7 84.7 ※ 日帰りコースには家族も含む。
7) レクリェーション助成
教育事務所等が主催となり行なう管内組合員の親睦と
親善ならびに健康増進を図るため実施するレクリェーシ
ョン大会に対して均等割50千円、組合員割33円の助成金
を次のとおり配分し、それぞれの事業を行なった。
配分箇所 交付額 事業名 本庁 57千円 ソフトボール 医科大学 80 ソフトボール 県北教育事務所 161 ソフトボール、バレーボール、卓球、地区別に実施 県中〃 161 ソフトボール、バレーボール、囲碁、その他 県南〃 95 ソフトボール、バレーボール、卓球、バトミントン、囲碁、将棋、その他 会津〃 139 バレーボール、ソフトボール、囲碁、その他 南会津〃 69 ソフトボール、バレーボール、卓球、囲碁、その他 相双〃 105 バレーボール、ソフトボール、卓球、その他 いわき〃 128 バレーボール、ソフトボール、陸上競技、野球、その他 県立学校県北支部 86 ソフトボール、バトミントン 〃県南〃 94 ソフトボール、バレーボール、囲碁、その他 〃会津〃 88 会津教育事務所と合同実施 〃相双〃 69 相双教育事務所と合同実施 〃いわき〃 81 いわき教育事務所と合同実施 合計 1,434 8)母子家庭招待(事業開始3年目)
生活の主体者として、母としてまた組合員等として苦
労の多い勤務をしている未亡人教職員を新装なった「あ
づま荘」に母子ともども招待し1泊ではあるがその労を
いやした。参加率等は次のとおりである。