教育年報1971年(S46)-115/255page

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氏  名 職名 勤 務 校 教科等
前川善明 県立郡山工業高等学校 教科外
三瓶順雄 県立白河女子高等学校
陬波淳一 県立若松女子高等学校
柳沼定雄 県立白河女子高等学校 芸術


(4) 研究事項

 本年度における研究事項は、次のとおりである。

 1) 校長が編成する教育課程には、どのような内容を含め

  ればよいか。

 2) 地域や学校の実態、課程や学科の特色を生かし、生徒

  の能力、適性、進路に即応した教育課程を編成するには

  どうずればよいか。

 3) 学習指導要領に示されていない教科、科目を設定する

  場合にはどのような配慮が必要か。

 4)  「すべての生徒に履修させる教科、科目」の履修学年、

  単位数等をどのようにすればよいか。

 5)  「職業教育を主とする学科」、「その他専門教育を主と

  する学科」における専門教科に関する教科、科目の履修

  単位数をどのようにすればよいか。

 6) 専門教育を主とする学科における「家庭一般」の履修

  において、「特別の事情がある場合」という例外規定を

  どのように考えればよいか。

 7) 「すべての生徒に履修させる教科、科目」と「専門教

  育に関する教科、科目」との間に、内容において重複す

  る部分がある場合にはどうずればよいか。

 8) 各教科以外の教育活動を教育課程にどのように位置づ

  け、実施すれはよいか。

 9) 教育課程に類型制をとる場合にはどのようにすればよ

  いか。

 10) 教育課程に講座制、および選抜類型制をとる場合には

  どうずればよいか。

 11) 学習指導要領第2章以下に示していない事項を加えて

  指導する場合にはどうすればよいか。

 12) 各教科、科目の単位修得の認定はどうすればよいか。

 13) 卒業の認定はどうすればよいか。


(5) 日 程

 第1回会議 6月14日(月)総会(研究会議設置の趣旨、部

               会構成)

 第2回会議 7月6日(火)家庭、教科外部会、

      7月7日(水)農業部会

      7月9日(金)商業部会

       7月13日(火)工業部会

 第3回会議 8月23日(月)総会(各部会の中間報告)

 第4回会議 10月18日(月)普通、農業、工業、教科外

      10月22日(金)家庭、の各部会

 第5回会議 12月20日(月)総会(答申のまとめ)


(6) 資料の作成

 研究会議の答申をもととして、次の資料を作成する。

 ア.高等学校教育課程の編成例(試案)

 イ.高等学校教育課程編成の手びき、その一

   (昭和47年5月発行予定)



第4節 学力向上対策

〔義務教育課〕

 学力の向上を重点目標として、教育諸条件の整備につとめ

るとともに、研究学校の指定等による学習指導の改善・充実

に努力している。

 その内容は次のとおりである。


1.学習指導現代化講習会

(1) 目 的

 現代科学の発達による社会情勢の変化に伴い、教育面にお

いても、内容・方法・その他について、新しい社会の要請に

こたえるよう学習指導の改善が叫ばれている。

 このような情勢下にあって、本県児童・生徒の学力向上を

はかるため、従来の学習指導を反省し、教育研究の手法によ

って授業の様態を見きわめ、学習指導の現代化を志向して、

授業の効果をいっそう高めようとするものである。


(2) 主催 福島県教育委員会

(3) 期間 2日間

(4) 期日・会場

  管内地区 期日 教科 会場
県北 信夫 9月13日〜14日 音楽 福島第二中学校
伊達 6月2日〜3日 国語 梁川小学校
安達 5月31日〜6月1日 社会 二本松南小学校
県中 郡山 9月8日〜9日 社会 金透小学校
岩瀬 5月31日〜6月1日 国語 須賀川第一小学校
石川 6月30日〜7月1日 国語 石川小学校
田村 6月2日〜3日 図工・美術 三春小学校
県南 西白河 6月2日〜3日 社会 白河第一小学校
東白川 9月8日〜9日 家庭 近津小学校
会津 北会津 5月26日〜27日 国語 謹教小学校
耶麻 9月22日〜23日 社会 喜多方第二小学校
両沼 6月28日〜29日 社会 坂下小学校
南会津 6月2日〜3日 音楽 田島小学校
相双 相馬 6月28目〜29日 国語 桜丘小学校
双葉 5月26日〜27日 図工・美術 双葉南小学校
いわき 6月30日〜7月1日 社会 小名浜東小学校
9月13日〜14目 家庭 高坂小学校

(5) おもな講習内容

 1) 講議「学習指導の現代化」

  ○ 学習指導の現代化をはかる視点

  ○ 現代化をめさした学習指導政善の方向

  ○ 現代化をめさす学習指導を進めるにあたっての留意点

 2) 演習・実技

  ○ 授業研究

  ○ 実技研修


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