教育年報1971年(S46)-128/255page

[検索] [目次] [PDF] [前][次]

川内村立川内中学校  黒木昭清

(3) 会津大会

 1) 期日 昭和46年10月20日

 2) 場所  耶麻郡西会津町立黒沢小・中学校

 3) 研究主題

   へき地の特色を生かした学習指導の研究

  小 学 校

    複式授業において、間接指導の充実をはかるにはど

   うしたらよいか

  中 学 校

    少人数学級において、学習の集団化をはかるにはど

   うしたらよいか

 4) 講師・指導助言者

    県教育庁会津教育事務所指導課長 上野仁平

           〃        指導主事 折笠和男

           〃               新田宣雄

 5) 研究内容

  小学部会小学校部会

   ○算数科を中核として研究主題にせまった。

  中学校部会

   ○国語、社会、理科、英語の教科を中心にして研究主

    題にせまった。


 3.へき地教育研究指定校

(1) 趣 旨

  本県へき地学校における学力向上を図るため、へき地に

 おける小学校および中学校において、へき地教育に関する

 重要な課題を研究し、へき地教育の改善とその振興に資す

 るため研究学校を指定し、その地域の研修センターの役割

 をもち、その研究の成果を各へき地学校に普及活用させる

(2) 指定校・研究主題

 1) 田村郡都路村立古道小学校

    研究主題

   「ひとりひとりの能力を伸ばす指導はどうずればよい

  か」

 2) 東白川郡鮫川村立青生野小学校

    研究主題

   「感性をたかめるための効果的指導法はどのようにし

  たらよいか」

 3) 相馬郡飯舘村立飯樋小学校

    研究主題

   「児童ひとりひとりを生かす学習指導はどうあるべき

  か」


 4.シート式磁気録音機の購入補助

 複式学習指導の効率化を図るために、本年度は県教育委員

会において、シート式磁気録音機の購入費のうち、3万円を

限度として購入額の2分の1補助がなされ20組分の配分がな

された。


 5.昭和46年度へき地教育研修派遣

(1) 東日本へき地教育指導者講座

  へき地学校における重要な課題を研究協議し、指導者と

しての指導力を高め、へき地教育の改善に資する。

○期日 昭和46年9月21日〜23日

○会場 静岡県下 5会場

派遣者名 教育事務所 勤務校 部会 研 究 主 題
佐瀬千代子 南会 南小学校 国語 複式学級における国語の効果的指導について
吉田政雄 相双 川内第二小
佐藤周孝 南会 喰丸小学校 社会 複式学級における杜会科年間指導計画と効果的指導法について      
花見詮 南会 明和小学校
鈴木広義 県中 古道小学校 算数 新学習指導要領のねらいを達するための複式学級における指導の
あり方と教育機器の効果的な利用のしかたについて
長谷川浩一 会津 川口小学校
高山胤能 県南 青生野小 理科 新学習指導要領のねらいを達成するための複式学級における指導
計画と教育機器の効果的な利用のしかたについて
蛭田早苗 いわき 中三坂小
喜古亮 県北 大波小(上染屋分) 特別活動 小規模学校におけるクラブ活動の効果的な運営について

(2) 全国へき地教育研究大会

  へき地における小学校および中学校の学校経営、学習指

 導および生徒指導上の諸問題について研究協議をするとと

 もに、全国各地におけるへき地教育の状況について理解を

 深め研究成果を交換することによって、へき地教育の振興

 をはかる。

 ○期日  昭和46年10月12日〜14日

 ○会場 新潟県下15会場

       本県からは6部会に派遣した。

派遣者名 教育事務所 勤務校 部会 研 究 主 題
石幡久剛 相双 飯樋小学校 算数 主体的な学習態度の育成をめさす効果的な指導のすすめ方
高野一 県北 木幡第二小(水舟分)
高山友子 県南 那倉小学校 図画工作 ひとりひとりの感動を高め、創造性をのはす描画指導
中目貞夫 県中 山上小学校 体育 ひとりひとりの体力や技能の程度に応じて自発的に運動する
能力を高める指導
松本光雄 会津 奥川小学校(弥平四郎)
若林淳 南会 只見小学校 道徳 ひとりひとりの道徳的判断力を育てる指導過程の研究


(3) へき地教育先進校視察派遣

 1) 趣 旨

   へき地校に勤務する教員を、国内におけるへき地教育

  先進県に派遣し,その教育内容、方法等を視察させ、本


[検索] [目次] [PDF] [前][次]

Copyright (C) 2000-2001 Fukushima Prefectural Board of Education All rights reserved.
掲載情報の著作権は福島県教育委員会に帰属します。