教育年報1971年(S46)-174/255page

[検索] [目次] [PDF] [前][次]

   公立 郡山市立図書館

    〃 須賀川市立図書館

    〃 白河市立図書館

    〃 会津若松市立図書館

    〃 いわき市立平図書館

    〃   〃  磐城図書館

    〃   〃  常磐図書館

    〃   〃  内郷図書館

    〃 喜多方市立中央図書館

    〃 古殿町図書館

   県立 福島県立図書館

    〃 同上分館 郡山市立図書館内

    〃   〃   会津若松市立図書館内

    〃   〃   田島公民館内

    〃   〃   白河市立図書館内

    〃   〃   いわき市立平図書館内

    〃   〃   相馬市公民館内

   〃 福島県立点字図書館

(3) 青年の家

  公立 福島市青少年の家

  〃  相馬市青年の家

  県立 積慶寮(類似施設)

(4) 少年の家

  〃  会津若松市少年の家

  公立 いわき市立少年の家

(5) 児童文化施設

  公立 郡山児童文化会館

  〃 福島市児童館


 6 福島県少年自然の家の建設

 少年たちを大自然のなかで伸び伸びと活動させ、科学心や

情操を養い、たくましい身心をつちかうとともに、規律ある

集団宿泊生活をとおして、学校や家庭では経験しにくい自律

・協同・友愛・奉仕等の大切さを体験的に学習したり、人間

的なふれあいを深めさせる教育施設として下記により建設す

ることになった。

(1) 事業年度 昭和46・47年度継続事業

(2) 事業概要  1)建設地

             郡山市逢瀬町多田野字中丸山

          2)敷地面積

             330,000m2(10万坪)

          3)昭和46年度事業

        ア、本館建築

         (ア)鉄筋コンクリート造二階建

          延面積 1,578.67m2

         (イ)工期 昭和46年10月17日着工

            昭和47年3月31日竣工

         (ウ)工費 55,434,000円

         (エ)施設内容

         1階(ホール、研修室(2)、事務室、食堂、

         厨房、医務室、浴室(2)、機械室、便所、

         所長室、宿直室),

        2階(宿泊室〈14室・164人収容〉リーダ

         一室<1室5人>、洗面所、便所

       4) 昭和47年度事業計画

        ア、体育館建築(鉄骨造平屋建 588m2

        イ、環境整備(備品、棚、標識等)


 7.県文化センターの事業

 福島県文化センターは、文化会館、美術博物館、歴史資料

館によって構成されているが、当センターが昭和46年度に実

施した事業の主なものは次の通りである。

(1) 文化会館

 1) 国立ブルガリア男声合唱団公演(46・4・28 大ホー

  ル 入場人員1,450人)

   ブルガリアとロシアを中心としたスラブ系の民謡、

  モーツアルト、ヴェルディ、ウエーバー、シューベルト、

  ブラームス等のオペラの合唱など。

   指揮は、1965年以来ブルガリア音楽家協会の会長であ

  る名誉芸術教授のジミートル・ルスコフ氏が担当。

 2) 地球展(46・5・16〜5・303階展示室入場人員

  19,709名)

   いわき市平で最近発堀されたフタバスズキリュウ

  (首長竜)やニッポノザウルスの化石など珍らしい恐竜の化石

 などを はじめ、氷の秘密、極地の気象、氷の世界、

  両極の地質、大陸は移動する、むかし栄えた生物たち、

  両極の生物、地球の未来などのパネルとスライドによる展

  示。

 3) 文化講座(視聴覚室を中心として46・6〜8月毎週

  土曜日夜6:00から8:00、8月のみ連続4日間夜6:30〜

  8:30、受講人員延594名)

   6月は福島大学教育学部教授小林清治氏の古代から現

  代までの「日本の歴史」、7月は同大教授鈴木久氏の

  「日本文学の諸問題」、8月は、同大教授武藤重典氏の

  「美術と生活」

 4) 日本フィルハーモニー交響楽団公演(46・9・4後

  6:30から 大ホール 入場人員903名)

   山田一雄指揮で、(ア)スメタナ作典交響詩「モルダウ」

 5) グリーグ作曲ピアノ協奏曲イ短調作品16◎

  チャイコフスキー作曲交響曲第4番へ短調作品36の3曲の演奏。

 6) 福島の先覚者展(46・9・1〜9・30第一・第二展

  示室 入場人員1,189名)

   明治百年記念に県が顕彰した福島の先覚者30人の遺品

  や遺作を一堂に展示した展示会。

 7) 文芸講演会(46・10・31後3時 小ホール 100名)

   直木賞作家の伊藤桂一先生の「私の小説作法」という

  演題で《文学に於ける虚構》についての講演。

 8) 新劇「夕鶴」公演(46・11・9)大ホール 入場人員

   996名)

   女優山本安英の定評ある演技で知やれる木下順二作

  「夕鶴」の公演。つうの相手役を狂言のすぐれた演者、

  無形文化財である茂山千之丞が演じた。

(2) 美術博物館

 1) 通常展

   県出身一流著名作家の県内をテーマにした作品等の展

  示会、川端竜子、石井柏亭、前田青邨、鳥海青児等、彫


[検索] [目次] [PDF] [前][次]

Copyright (C) 2000-2001 Fukushima Prefectural Board of Education All rights reserved.
掲載情報の著作権は福島県教育委員会に帰属します。