教育年報1971年(S46)-196/255page
育・スポーツ施設管理関係者、スポーツグループ指導者、
学校教職員
(5) 参加者 144名
(6) 内 容
1) 特別講演
体育の振興と施設の果たす役割
2) 講義及び研究協議
ア.体育施設の管理運営について
イ.学校体育施設使用の手びきの解説について
(7) 概 況
管理者と利用者が、それぞれの立場をよく理解して学校
開放の促進を図ろうとする機運が盛りあがった有意義な講
習会であった。
5.巡回スポーツ指導
(1) 期 日
昭和46年10月
(2) 会 場
西郷村・三島町・いわき市・伊達町
(3) 講 師
福島大学助教授 青田峰雄
同 上 鈴木勝衛
福島県営体育館長 松山六郎
いわき市教育委員会保健体育課長 高崎剛
会津教育事務所指導主事 武藤昭夫
県南教育事務所指導主事 野中儀一
(4) 対 象
体育指導委員、市町村教育委員会職員、公民館職員、スポーツ活動指導者
(5) 参加者延 170名
(6) 内 容
1) 講 義
ア.社会体育の考え方について
イ.学校体育施設の利用について
2) 研究協議
ア.スポーツ教室とスポーツクラブについて
イ.各種スポーツ行事の計画と運営について
ウ.スポーツテスト・体力テストの実施について
3) 実 技
ア.簡易スポーツ・ゲーム
イ.壮年体力テスト
(7) 概 況
会場地はスポーツ振興指定市町村1年目であるが、それ
ぞれの地域のモデルだけあって意欲的にとりくんで優れた
実績をおさめつつある。
本講習会の研究討議は、参集した受講者の平素の活動に
よる具体的問題が数多く出され、今後の活動に大きな成果
が期待できるものと思われる。
6.職場スポーツ普及講習会
(1) 期 日
昭和46年9月28日
(2) 会 場
福島県文化センター
(3) 講 師
日本体育大学学長 栗本義彦
福島県教育庁保健体育課長 大木昭一郎
郡山市教育委員会保健体育課長 鈴木正一
保土谷化学(株)郡山工場 中村静夫
呉羽化学勤労部厚生課 加藤正武
(4) 対 象
各事業所体育・ズポーツ担当者および労務・厚生担当者、
同業者組合・商工会等のスポーツ・レクリェーション労務
・厚生担当者、市町村教育委員会職員・公民館職員・
体育指導委員、
(5) 参加者 107名
(6) 内 容
1) 特別講演
ア.変わり行く社会とスポーツ
2) 講 義
ア.職場スポーツをめぐる問題について
3) 研究発表
ア.職場スポーツの現状について
4) 研究協議
ア.職場スポーツの具体的な振興策について
イ.福島県の職場スポーツの組織づくりについて
(7) 概 況
本講習会の開催は第一回目である。参集した受講者は平
素の活動の具体的な問題を出しあい、適切な助言のもとに
これからの職場スポーツ振興の方向を定めるに極めて有意
義な講習会であった。
第4節 スポーツの振興
本県スポーツ振興のため、スポーツ人口の増加をはかると
ともに、スポーツ技術水準の向上につとめているが、特に本
年は、県体育協会の法人格取得・県下全市町村の体育協会設
立、県総合体育大会スポーツ少年団の初参加、第29回国民体
育大会冬季大会スキー競技会の猪苗代開催の正式決定、夏の
甲子園全国高校野球選手権大会における磐城高校の準優勝、
国民体育大会秋季大会自転車競技の初優勝等、本県スポーツ
史に特記される事項が多く、県民のスポーツに対する関心も
著るしく高まった。このようななかで、次の事業を実施し、
じゅうぶんな成果をあげ所期の目的を達成した。
1.第24回福島県総合体育大会
第24回福島県総合体育大会は、昭和46年8月19日より4日
間、県北地区を中心に1万余名の選手が参加して開催された。
特に、本大会よりスポーツ少年団の部を実施し、県民総スポ
ーツのための歩前進した。