教育年報1972年(S47)-160/285page

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 4) 必修クラブについて

 5) 校舎の改築について

 6) 青少年のつどいについて

 7) 改訂教育課程について

 8) 長期研修について

 9) 父兄負担の軽減について

 10) 教職員による日宿直廃止について

 3.県立学校教科別訪問

(1)目 的

 県立学校を教科別に訪問し、学習指導要領および学習指導

法等について、各教科担当指導主事を中心として各校各教科

担当教師と研究協議をするとともに、必要に応じて指導助言

を行ない、学習指導の充実強化をはかることを目的とする。

(2)対象教科等

 国語、社会、数学、理科、音楽・美術・英語・家庭・農業・

工業、商業の11教科および特殊教育とする。

(3)訪問校

 教科ごとにそれぞれ1〜2校を選定実施する。実施校は別

表のとおりである。

(4)訪問日程

 1)日程打合わせ(30分)

   当該教科主任、研究協議の司会・記録者等による。こ

  の際、教務関係努力目標、教育課程、学習指導計画等の

  関係表簿を閲覧する。

 2) 授業参観(50分)

   当該教科担任全員参加を原則とし、うち1名(農業、

  工業などは小学科各1名)が授業を行なう。

 3) 授業研究(50分)

   当該教科担任全員が参加し、研究授業を中心に授業研

  究を行なった。

 4) 研究協議(100分)

   教頭、教務部長および当該教科担任全員が参加し、学

習指導要領ならびに学習指導法、各校提出の研究協議題

  等の研究協議を行なった。

(5)提出資料

 当日の日程表、教務関係努力目標、研究協議題、授業案。

(6)訪問校ならびに訪問者

教科名 期日 訪問校  
職名 氏名
国語 12 6 小野 主任指導主事 飯島護
2 9 湖南
社会 11 10 会津 指導主事 福羽天伯
1 24 保原
        学校教育指導委員 古田清二
数学 11 14 石川 指導主事 芳賀広
11 16 喜多方
理科 11 14 石川 佐藤寿男
11 15 梁川
音楽 10 30 川口 皆川郁夫
英語 11 16 喜多方 早川俊一
家庭 11 24 富岡 菅野栄子
農業 11 24 耶麻農業 星勇弥
工業 11 27 塙工業 小松原格
1 23 郡山工業
商業 11 18 小名浜 森修一
特殊教育 1 16 郡山養護 舟山昇

 4.  教科別学習指導法現代化研究協議会

(1)目 的

 高校への進学率の上昇に伴い、生徒の能力、適性の多様化

により、この能力の発見と開発を進めるための個別指導の充

実、強化が高校教育における緊急な課題である。この課題に

こたえるために県立学校教員を対象として研究協議会を開催

し、各教科の特性に応じた学習指導法の質的な改善をはかる

ことを目的とする。

(2)昭和47年度研究課題

 個別指導を徹底するにはどうすればよいか。

(3)協議会日程

 参加者は個別指導実権試案を持参して、授業参観(50分)、

研究授業(50分)、研究協議(100分)など、司会者のもとに

教育機器の利用等について、協議会を実施した。

(4)会場ならびに指導者

教科 期日 会 場 参加者学校名 指 導 者
職 名 氏 名
社会 11 16 磐城女子 磐城、磐城女子 指導主事 福羽天伯
平工、平商 学校教育指導委員 吉田伊勢吉
美術 11 16 磐城女子 磐城、内郷、湯本 指導主事 鈴木琢磨
理科 11 27 喜多方女子 喜多方,喜多方女子、喜多方商喜多方工、
耶麻農、西会津、坂下、会津農、会津農西山
指導主事 佐藤寿男
教育センター指導主事 佐久間善克

第14節 教科書採択と管理運営

 1.昭和48年度使用教科書の採択

 小・中学校用教科書の採択は、「義務教育諸学校の教科用

図書の無償措置に関する法律」にもとづいて行なわれた。

 本年度は、小学校も中学校も継続採択となった。


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