教育年報1972年（S47）-181/285page

　1)　講師

　　県北会場　　元県社会教育課長　　　　　　今井豊蔵

　　県中〃　　　同上　　　　　　　　　　　　同　上

　　県南〃　　　郡山市立片平小学校長　　　　石塚忠光

　　会津会場　　会津坂下町立第二中学校長　　五十嵐光威

　　南会津会場　只見町立只見小学校長　　　　赤塚尹輔

　　相双会場　　いわき市立錦小学校長　　　　江尻泰

　　いわき会場　いわき市立植田小学校長　　　大谷健

　2)助言者

　　県教育庁社会教育課員・高校教育課員・

　　教育事務所社会教育担当者・学識経験者

(6)研究内容および方法

　1)研究主題

　　望ましいPTAの組織、運営はどのようにすればよいか

　2)選択テーマ

　　ア、会員の教養を高める活動について

　　イ、児童・生徒の校外生活指導に関する活動について

　　ウ、地域環境の改善に関する活動について

3)方法

　　ア、研究発表(研究PTA)

　　イ、分科会による研究協議

　　ウ、全体会

　　エ、まとめ指導

　　オ、講義

　　　「PTAの本質的活動をすすめるには」

(7)日　程

9：30	10：00	10：40	10：50	12：00	12：50	14：20		16：20	17：00
受付	開会式	オリエンテーション	研究発表	昼食	分科会(研究協議)	全体会	指導	講義	閉会式

(8)経　費

　　参加に要する経費は参加者負担とする。

(9)効　果

　　小・中・高PTA幹部指導者の参加を得て、分科会を構

　成し、具体的事例を通して研究協議し、方策が検討された

　が、指導者としての理解と自覚が深められたので、PTA

　の地域活動の助長に大きく貢献したものと思われる。

3.PTA研究調査活動

(1)目　的

　　県下14のPTAに研究を委嘱し、PTAの本質的活動を

　すすめるための実践的研究を深める。

(2)研究PTA

　　〇　前年度よりの継続研究PTA

　　　　本宮町立本宮小学校　PTA

　　　　天栄村立広戸小学校　〃

　　　　いわき市立大野第一小学校　〃

　 〇　本年度新たな研究PTA

　　　　福島市立北信中学校PTA

　　　　常葉町立常葉中学校　〃

　　　　泉崎村立泉崎第一小学校　〃

　　　　鮫川村立鮫川中学校　〃

　　　　会津若松市立日新小学校　〃

　　　　喜多方市立喜多方第二中学校　〃

　　　　館岩村立館岩小学校　　　　　〃

　　　　田島町立田島中学校　　　　　〃

　　　　浪江町立浪江小学校　　　　　〃

　　　　鹿島町立鹿島中学校　　　　　〃

　　　　いわき市立泉中学校　　　　　〃

(3)研究テーマ

　2)共通テーマ

　　「PTAの望ましい組織・運営はどのようにすればよい

　　か」

　2)選択テーマ

　　ア、会員の教養を高めるための活動

　　イ、児童・生徒の校外生活指導の活動

　　ウ、地域社会における環境の浄化・改善運動

(4)効　果

　　研究PTAにおいては、それぞれ地域の特性、PTAの

　特色を明らかにし、組織・運営・活動上の現状と問題点を

　分析して研究計画をたて、父母と教師が一体となって真剣

　に実践的研究を進めてきた。

　　1年目の計画段階、2年目の成果段階とそれぞれ発表会

　を開き波及をはかったが、多大の成果をおさめた。

　4.PTA運営研究協議会

(1)目　的

　　研究PTAの計画発表をもとにして、PTAの組織運営

　活動について研究協議し、PTAの本質的活動の助長をは

　かる。

(2)主　催

　　福島県教育委員会

(3)期日・会場・参加者

　　6月9日　本宮町立本宮小学校　　　　　　120名

　　6月28日　天栄村立広戸小学校　　　　　　180〃

　　7月8日　鮫川村立鮫川中学校　　　　　　　100〃

　　7月10日　喜多方市立喜多方第二中学校　　100〃

　　7月14日　館岩村立館岩小学校　　　　　　120〃

　　8月29日　いわき市立大野第一小学校　　　100〃

　　8月30日　鹿島町立鹿島中学校　　　　　　100〃

(4)参加対象

　　研究PTA会員

(5)講師、助言者

　　県教育庁社会教育課員・教育事務所社会教育主事

(6)協議内容

　1)　研究計画の検討

　2)　PTAに関する研究協議

(7)効　果

　　具体的な研究計画により研究協議されたので、事後の運

　営に益するところが大であった。

5.婦人団体指導者研修会

(1)趣　旨

　　進展する社会の中で、婦人団体のもつ役割を検討し、の

　ぞましい運営と活動のありかたについて考え、指導者の資