教育年報1972年(S47)-183/285page

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     う

      (相双)双葉町山田婦人学級

    ○テレビを利用した商店街における家庭教育学習

      (いわき)植田婦人学級

  ウ、他県婦人学級視察報告

  エ、レクリエーション、歌唱、ゲーム

  オ、まとめ・展示

(5)効 果

  白河市教委の協力により、盛大に実施され、特に

 白河市婦人学級生と婦人団体の連けいによる自主的な大会運営は

 県下の参加者に深い感銘を与えた。

  放送利用学習の方法に焦点をあてた部会の研究協議は、

 情報化時代における学習方法をきりひらく上で、今後の学

 習に新鮮な刺激をさそい効果があった。

8.婦人教育指導者研修会

(1)趣 旨

  県内婦人教育活動の各分野にわたり、自発的な学習を促

 進援助するための、中心的役割をはたす民間の有志指導者

 の養成と確保をはかる。

(2)期日・会場

 1)期日 前期 昭和47年7月4日〜8日(4泊5日)

     後期 昭和47年11月28日〜12月1日(3泊4日)

 2)会場 猪苗代町 国立磐梯青年の家

(3)参加者 90名

 1) 市町村における社会教育、とくに婦人教育指導員たり

   うる者

 2) 地域における婦人教育活動のリーダー

 3) 婦人学級、婦人団体、社会教育施設、職場等における

   婦人教育活動のリーダー

  上記1)〜3)のいずれかに該当する年齢満55才未満(原則

  として)の婦人で、婦人有志指導者としての資質を有し

  、市町村教育委員会が推薦するもの。

(4)内容・時間

 1) 基本研修………30時間

  ○変ぼうする社会と婦人教育問題に関すること

  ○婦人教育の内容・形態・方法に関すること

  ○ボランティア活動の意義と役割、実践に関すること

  ○リーダーの資質、技術の向上に関すること

  ○体育・レクリエーションに関すること

 2)専門研修…20時間

  Aコース……婦人学級リーダー育成コース

  Bコース……婦人団体リーダー育成コース

  Cコース……ボランティアリーダー育成コース

  3)研修方法

  ア、講義 ○ボランティア活動の意義と役割

       ○ボランティア精神の育成と活動の促進

       ○婦人団体活動の意義と役割

       ○グループ育成とリーダーの役割

       ○グループワークの原理とグループ学習

       ○放送利用による婦人の学習について

       ○視聴グループの育成と婦人の学習

  イ、演習 ○あたらしい婦人学級の運営について

    討議 ○婦人団体と地域づくり活動

       ○ボランティア活動の問題点と今後の課題

       ○放送利用学習の実践と問題点

 ウ、実技研修○視聴覚教育機器の活用について

       ○キャンドルのつどい

       ○フォークダンスの指導方法

  エ、コース別研修

  オ、全体協議

    協議題「研修の反省と地域における実践活動」

  カ、レクリェーション 交歓会

  キ、ホームワーク

   ○必須課題(その1)

    ●婦人学級の放送利用学習を促進するために、どん

     なくふうを試みたか

    ●婦人団体の育成・助長をはかるための試案につい

     て(方策と実践活動の記録)

    ●婦人ボランティア活動をすすめるために、婦人学

     級(団体)における学習計画(実践活動)の中に

     、これをどうもりこみ、ボランティア精神を高め

     たか。

   ○自由課題(その2)

    ●いきいきした地域の婦人教育活動をもりあげるた

    めに、地域別にグループをつくり、研究テーマを

     たて、具体的な調査・研究・実践をすすめる。

  ク、地域別研修(管内ブロックごと)

(5)効 果

  新規事業でもあり、県下のトップリーダーが集まり、研

 修内容、研修意欲ともにきわめてすぐれ、恵まれた講師陣

 を得て、きびしさの中に充実度の高い成果を収めた。今後

 地域の核となり、自発的な活動促進のための中心的役割を

 果たす意欲がみなぎっていることは、まことに喜ばしく、

 婦人有志指導者としての活躍が期待される。

9,婦人学級の状況

年度  県委託補助 市町村教委 公民館 婦人団体 教委団体共催 婦人有志開設 その他
47 600 7 111 327 88 46 6 15

10.文部省委嘱・県研究婦人学級

(1)目 的

  婦人教育の学習の機会の拡大と学習内容、方法の充実

 を期するため、婦人学級の開設、運営について研究を委託

 した。

(2)学級名

  1) 文部省委嘱事業  婦人ボランティア促進方策

        予算 803,000円 (全国6市)

    会津若松市婦人ボランティア講座

  2)県研究婦人学級(県費2万円)

    霊山町テレビ婦人スクール放送利用学習の方法

    平田村若妻婦人学級        〃

    西郷村川谷婦人学級        〃

    柳津町研究婦人学級        〃


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