教育年報1972年(S47)-184/285page
田島町生活婦人学級 〃
双葉町山田婦人学級 〃
いわき市植田婦人学級 〃
(3)効 果
婦人教育の先導的事業として全国6市に委嘱された婦人
奉仕活動の促進方策を、2か年にわたり継続研究してきた
会津若松市の実践の歩みが、婦人教育開拓の役割をはたす
ものとして全国に発表された。
さらに県研究婦人学級は、情報化時代における学習方法
の研究として、放送利用による学習方法の研究を委嘱し成
果をあげた。
11.県研究婦人学級研究協議会
(1) 目 的
婦人教育の学習の機会の拡大と学習内容、方法の充実を
期するため、婦人学級の開設運営について、県研究婦人学
級に研究を委託し、波及効果をはかっているが、その学級
が適正に実施されるよう、学習のすすめ方、事務の扱い方
について研究協議する。
(2)期日・会場
1)期日 昭和47年5月31日(水)
2)会場 福島市・県庁西庁舎11階会議室
(3)参加者
研究婦人学級事務担当者 7名
(4)内 容
1)講義
「放送利用による学習のすすめ方について」
NHK福島放送局 斎藤洋一氏
2)研究協議
「委託にともなう学習のすすめ方、ならびに学級の運営」
3)事務連絡
「委嘱にともなう事務について」
「委嘱にともなう経理事務について」
(5)効 果
事務担当者により、具体的な事項について研究協議され
たので、事後の運営、事務が適正・敏速に行なわれた。
12. 婦人教育指導員の設置
(1)趣 旨
婦人教育の重要性にかんがみ、県教育庁教育事務所に婦
人教育指導員を置き、婦人教育全般の振興をはかる。
(2)昭和47年度婦人教育指導員
管内 氏名 住所 県北 阿部美野子 福島市泉字大下5-43 〃 遠藤千代 伊達郡霊山町大字石田字大小22 〃 菊地キミ 安達郡本宮町大字高木字石崎87 県中 国分妙 郡山市西ノ内一丁目15の5 〃 深谷常子 須賀川市大字松塚字田中65 〃 五十嵐クラ子 石川郡石川町北町86の3 〃 佐藤エキ 田村郡小野町大字小野新町字中通り 県南 高野美智 白河市字田町130 〃 金沢貞 東白川郡矢祭町東館字上野内38 会津 秋山タケヨ 会津若松市一箕町大字鶴賀字船森西 〃 今泉英 喜多方市上三宮町字吉川反田4113 〃 月本ハル子 河沼郡柳津町大字柳津字諏訪町甲124 南会津 五十嵐ウメ子 南会津郡南郷村大字和泉田字久保田2211 相双 渋佐洋子 原町市本町3の72 〃 鈴木タイ 双葉郡双葉町新山字広町3 いわき 菅波ミノル いわき市平旧城跡32の5
13.協力して行なった他の婦人関係事業
(1)第24回福島県婦人大会
1)趣旨
政治、産業、教育、社会福祉等あらゆる分野におこる社
会問題に対し、視野を広くし、多くの立場の人々と共に考
えあい、協力しあいながら明るく健康な社会づくりをする。
2)期日 昭和47年11月8日
3)会場 相馬市市民会館
4)参加者 1300名
5)内容
ア、講演 フジテレビ解説員 藤田義郎氏
「日本列島改造論とその論評」
イ、郷土芸能鑑賞
ウ、大会宣言
(2)健康なくらしの研究協議会
1)趣 旨
進展する社会の中で、婦人団体のもつ役割はまことに大
きい。あらゆる面からこれを検討し、反省し、健康な心と
体を育てるための、よりよい婦人団体、の運営と活発な活動
をはかり、会員相互の向上と明るい家庭・社会づくりに役
立てたい。
2) 期 日 昭和47年6月25日〜6月26日1泊2日
3) 場 所 猪苗代町 国立磐梯青年の家
4) 参加者 県下各単位会の会長 430名
5) 研究内容
◎健康な心と体を育てるための婦人団体の運営について
○婦人活動を活発にし、会員増強をはかるには
○婦人活動を阻害しているものは何か
○婦人団体とグループ活動の関係
○婦人団体における人間関係
○婦人教育指導員との関係
○社会教育関係、公民館など関係機関との提携
○他団体との交流
6)研究方法
ア、分科会
10分科会 共通テーマによって協議する。
イ、全体発表討議
各分科会より代表(報告者)がでて発表する。
(3)県婦人団体連合会会長研究協議会
1)趣旨
単位婦人会長の資質")向上をはかり、団体活動を推進し、
明るくしあわせな家庭と社会づくりをする。
2) 期日 昭和47年6月25日
3) 場所 猪苗代町国立磐梯青年の家
4) 内容
研究主題 婦人団体の運営のありかた
(4)婦人会館女性教室・寿教室
1)趣 旨
生涯を通じた学習・婦人のライフサイクルなどの面か