教育年報1972年(S47)-217/285page

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   参加し、所期の目的を達成して無事終了することがで

   きた。特に、中央講師のレベルの高い指導力に接し、

   数多く参加した本県関係者にとっては、多大の成果を

   あげることができた。

10.学校体育指導委員

(1)設置目的

  教育事務所保健体育担当指導主事の指導活動に協力し、

 小・中学校における体育の学習指導の向上を図る。

(2)委員数   指導委員数は、10名

(3)任務

  指導主事の協力者として、学校体育に関する専門的事項

 について指導助言にあたる。

(4)活動の概要

  各教育事務所の計画に基づき、研究指定校や、学校訪問、

 各種研究会などに参加し積極的に活動し、学校体育指導の

 充実につとめた。

(5)委員名簿

      昭和47年度学校体育指導委員名簿

管内 教委名 勤 務 校 職名 氏名 年齢 現  住  所
県北 国見町 県北中学校 教諭 阿部弘 38 福島市瀬上町字東町二丁目2-15
県北 二本松市 第一中学校 教諭 安斎惇平 37 二本松市郭内2-420
県中 須賀川市 第一小学校 教諭 渡辺昭三 43 郡山市富久山町久保田上野
県中 浅川町 浅川中学校 教諭 鈴木美夫 36 石川郡浅川町字■陣場
県中 大越町 上大越小学校 教諭 柳沼照栄 32 田村郡船引町北元町 5
県南 白河市 中央中学校 教諭 佐藤雄喜 40 西白河郡表郷村梁森字関岡
会津 喜多方市 慶徳小学校 教諭 教頭 原市英 43 耶麻郡熱塩加納村大字宮川字山田前
会津 会津坂下町 第二中学校 教諭 渋川和美 38 大沼郡会津高田町外川原甲
南会津 下郷村 下郷中学校 教諭 室井恒男 39 南会津郡下郷町大字豊成白下毛
相双 楢葉町 楢葉中学校 教諭 猪狩司 45 双葉郡楢葉町山田園字駅内66

  第3節、社会体育

1.社会体育各種指導者講習会

 社会体育ゼミナール

1)期日

  昭和47年4月28日(金)・29日(土)1泊2日

2)会場

  あづま荘福島市飯坂町中の内1の1

3)講師

  オリンピック記念青少年総合センター常任理事

              松島茂善

  東京教育大学体育学部助教授 長谷川純三

  東京都立大学助教授     影山健

4) 対象  (参加者87名)

 1)市町村教育委員会社会体育担当者

 2)市町村体育指導委員

5)内容

 1)体育・スポーツの普及振興に関する基本方策につ

   いて

  2)社会体育振興の具体策について

   ア.施設の整備と運営

   イ.指導体制のあり方とその養成

   ウ.組識の育成

6)概況

   年度始めに、国および県の方策を明確にし、各市町

  村での活動に具体的な目標をもたせるというねらいが

  達成できた会であった。「体力づくり」「職場スポー

  ツ」 「学校開放(夜間照明・クラブハウス)」 「スポ

  ーツグループの育成(少年団)」「村の体協の現況と

  課題」「県体協法人化にともなう今後の課題」等につ

  いて事例発表があり、活発な協議がなされ、それぞれ

  地域の実態にあった振興策はどうあればよいかといっ

  た糸口をつかんで閉会となった。初の試みとしては効

  果があったものと思われる。

(2)スポーツ活動指導者・体育指導委員県内中央講習会

 1) 期日

   昭和47年5月12日(金)〜14日(日)2泊3日

 2) 会場

   福島県営体育館   (家庭バレーボール)

   福島市庭球場    (軟式テニス)

   福島県立福島中央高校(ソフトボール)

 3) 講師

   東京大学助教授      江橋慎四郎

   日本レクリェーション協会指導部長

                  斎藤保夫

   福島大学助教授     青田峰雄

      〃           鈴木勝衛

      〃           細川健

   福島県教育庁保健体育課長 大木昭一郎 

   福島県県民室次長       佐藤福司

   福島県立福島中央高等学校教諭 斎藤宏

   学校法人福島第一高等学校教諭 大伍茂

   福島市立北信中学校教諭    島貫広

 4) 対象

   (参加者 121名)

  1)ブロック講習会の講師に予定される者で、各教育

   事務所から推薦された青少年スポーツ活動指導者

          各ブロック 3名

  2)各市町村教育委員会から推薦された体育指導委員

       市から 2名  町村から 1名

 5) 内容

  1)講演

   「情報化社会とスポーツレクリェーション」

  2)講義

   ア.施設を中心としたスポーツクラブの育成

   イ.青少年の発達段階に応じた体力づくりの推進

  3)研究協議

   第1分科会 体力づくりの日常化をどのように進め

         たらよいか。

   第2分科会 スポーツグループを通しての青少年の


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