教育年報1972年(S47)-219/285page
1)講義 ア.スキー教室の開設と運営について
イ.スキーの効果的な指導法について
ウ.スキーの安全管理について
2)研究協議
第1分科会(教育委員会体育指導委員関係)
協議題 ア.スキー教室の計画とその実施に
ついて
イ.スキー教室指導者の養成・確保
について
2)研究協議
第2分科会(団体関係)
協議題 ア.スキーの大衆化とスキーグルー
プの今後のあり方について
第3分科会(スポーツ少年団)
協議題 ア.スポーツ少年団の日常活動につ
いて
3)班別実習
6)概況
スキーが大衆化の傾向をたどっている現在、スキー
を始める人々をどのように引きこんでいくかを理論と
研究協議で学び、実技をとおして安全なスキー技術の
指導と効果的な指導法を研究し、指導者の資質の向上
を図った。
(6)体育施設管理者講習会
1) 期日
昭和47年5月27日(土)
2) 会場
福島県立会津工業高等学校
3) 講師および助言者
国立競技場理事 西田恭介
県教育庁保健体育課長 大木昭一郎
福島県営体育館長 松山六郎
〃 業務係長 高橋政利
会津若松市教育委員会保健体育課長 鈴木仁
県教育庁会津教育事務所指導主事 小沼隆
4)対象
(参加者 76名)
ア.体育施設関係者 イ.教育委員会関係者
ウ.学校関係者 エ.体育指導委員
オ.スポーツ指導員
5) 内容
ア.特別講演「体育施設の管理運営について」
イ.講義 県営体育施設の無料開放について
ウ.研究発表 体育館の床構造と塗装について・いわ
き市の学校体育施設開放について
白沢村における体育館の運営について
エ.研究協議 体育施設を効果的に活用するには、ど
うすればよいか。
6)概況
1日で終了することは、内容が豊富であり無理があ
ったように思われた。各市町村に公共の体育施設が着
々できつつあるので参加者は、積極的な研究姿勢での
ぞんでいたのが印象的であった。それに加えて、講師
陣の適切な指導が大きな効果をおさめた。
(7)巡回スポーツ指導
1) 期日および会場
昭和47年5月17日(水)いわき市いわき陸上競技場
〃 6月15日(木)三島町三島町公民館
〃 6月20日(火)伊達町伊達中学校
〃 6月22日(木)西郷村生活改善センター
2)講師および助言者
ア.いわき会場
福島大学助教授 鈴木勝衛
いわき市教育委員会保健体育係長 高崎剛
県教育庁保健体育課指導主事 佐久間貞良
イ.三島会場
福島大学助教授 青田峰雄
県教育庁保健体育課体育係長 箱崎和雄
県教育庁会津教育事務所指導主事 小沼隆
ウ.伊達会場
福島大学助教授 佐藤克己
県教育庁保健体育課体育係長 箱崎和雄
県教育庁県北教育事務所指導主事 丹治和一
エ.西郷会場
福島大学助教授 鈴木勝衛
県教育庁保健体育課体育係長 箱崎和雄
県教育庁県南教育事務所指導主事野中儀一
3) 参加者
いわき会場 67名
伊達 会場 53名
西郷 会場 52名
三島 会場 38名
4) 内容
1)講義
ア.施設を中心としたスポーツグループの育成につ
いて
イ.市町村体育協会の現況と今後の課題について
2)研究協議
ア.スポーツ教室参加者のグループづくりについて
イ.壮年体力テストの実施について
3)実技
ア.家庭バレーボール イ.ソフトボール
ウ.軟式テニス エ.壮年体力テスト
5) 概況
会場地は、スポーツ振興指定市町村2年目であるの
で、それぞれの地域のモデル地区として誇りをもって
社会体育振興のためにとりくんでおり、すぐれた実績
をおさめている。
本講習会における研究協議は、参集した受講者の、
平素の活動に基づく具体的問題が数多く出され、今後
の活動に大きな成果が期待できるものと思われる。
2.県営南会津野外活動センターの開設
(1)期間
昭和47年8月12日〜10月31日(8月12日 開所式)