教育年報1972年(S47)-249/285page
3)人間ドック(7年目)
成人病予防検診及びへき地巡回検診の結果“要精密検
査”と判定された者のうちから高年齢順等により280人
を選定し、2泊3日コースの人間ドックを実施した。
ア、実施病院と受診者数
病院名 入院決定者 受診者 受診率 人 人 % 公立学校共済組合東北中央病院 60 60 100 太田綜合病院 90 86 90 県立会津若松綜合病院 50 50 100 綜合磐城共立病院 50 49 98 公立岩瀬病院 30 30 100 計 280 27 98
イ、実施結果
項目 指導基準 A B C D 計 一般理学 151人
(70)%22人
(10)%41人
(19)%1人
(1)%215人 呼吸器系 210
(77)46
(17)5
(1)14
(5)275 循環器系 92
(33)46
(17)47
(17)90
(33)275 消化器系 90
(33)97
(35)27
(10)61
(22)275 賢機能 193
(71)47
(17)14
(5)20
(7)274 胆のう 150
(85)11
(6)15
(9)176 肝機能 219
(80)40
(14)8
(3)8
(3)275 糖尿病 168
(62)28
(10)56
(20)23
(8)275 血液系 228
(83)39
(15)4
(1)4
(1)275 眼科 141
(52)72
(26)37
(13)25
(9)275 外科 97
(43)95
(43)14
(6)19
(8)225 耳鼻科 44
(40)46
(42)3
(3)16
(15)109 歯科 16
(15)28
(26)11
(10)54
(49)109 婦人科 22
(67)4
(12)1
(3)6
(18)33
(注)指導基準の区分
A…………正常
B…………わずかに異常を認めるが日常生
活にさしつかえなし。
C…………日常生活上注意を要する。
D…………治療を要する。
(3)共済組合費による事業
1) へき地医療品配布
へき地学校に勤務する全職員に対して救急医薬品を配
布した。
配布数 2197個((α)2,500円)
2)保育補助(7年目)
年度内に出産または出産が予定される女子組合員の母
体の保護・強化または保育に要する経済的負担の軽減を
図るため保育用品を交付した。
交付品内容と件数
Aセット(ベスト安定水沈、炊事用手袋、小児用体温計、
オネショシーツ(縁付)乳児用爪切、
新プレナタール、トリゾン軟膏)
Bセット)毛布、タオルケット、バスタオル)132件
Cセット(バスタオル、ベスト安定水沈、ヘルスメーター、
乳幼児用爪切) 193件
Dセット(毛布、肌着類セット) 148件
計 518件
3)婦人科健康診断(4年目)
35才以上の女子組合員を対象として、福島県成人病予防協会
の検診車により県内19市町村を会場として巡回検診を実施した。
実施状況は次のとおりである。
該当者(A) 希望者(B) 受診者(C) 受診率 異常所見者 C/A C/B 人員(d) 率D/C 人 人 人 % % 人 % 県北 5,147 444 352 34 79 29 8 県中 492 464 94 24 5 県南 190 166 87 11 7 会津 334 283 85 25 9 南会津 32 27 84 0 0 相双 227 183 81 10 5 いわき 396 289 73 7 2 計 5,147 2,115 1,764 34 83 106 6
4) 隣接県史跡めぐり(新規)
隣接県の史跡・名勝等を共同見学し、研修と組合員相
互の親睦を図るため貸切バスを利用して次のとおり実施
した。
第1回(会津)8月4日〜6日新潟県佐渡方面
参加者 50人(希望者113人)
第2回(県北)10月9日〜10日岩手県平泉方面
参加者 50人(希望者131人)
5)銀婚式祝賀(10年目)
本年度内に銀婚式を迎えた組合員に記念品を贈呈して
祝賀するとともに、相双教育事務所管内の該当者につい
て双葉郡浪江町公民館において、合同銀婚祝賀会を12月
2日53組の夫婦参加のもとに行なった。
本年度の該当者は、昭和22年4月〜昭和23年3月まで
の間に結婚した組合員で346組(380人)であった。
6) 母子家庭招待(5年目)