教育年報1972年(S47)-282/285page
3)少年団体指導者養成のため市町村教育委員会等が利用する
場合、4)県ならびに所の主催事業に大別される。
その状況は次のとおりである。
1.学校が利用したもの
利用した学校、学年、研修人員ならびにその研修内容は
次のとおりである。→〔表1〕
2.社会教育関係団体が利用したもの
利用団体、研修人員ならびに研修内容は次のとおりであ
る。→〔表2〕
3.少年団体指導者養成のため利用したもの
主催団体、研修目的ならびに参加対象、研修人員は次の
とおりである→〔表3〕
4.所の主催事業
(1)、親と子のつどい
1) 目 的
親子での共同生活を通じ、福島県少年自然の家周辺
一帯の紅葉を鑑賞しながら、野外レクリエーションな
どに楽しいひとときをおくって、親子の親睦を深めあ
うことに役立てる。
2) 期日・会場・参加者数
ア、期 日 11月11日出〜12日(日)
イ、会 場 福島県少年自然の家
ウ、参加者数 県内の小・中学校児童生徒と、その親
100名
3) 講 師
○福島県教育庁社会教育課主幹
○福島県教育庁社会教育課社会教育主事
4)研修内容
○親子ゲーム大会
○フィルドワーク
○親子会議
親子関係の望ましい姿を見つめよう。
5)効 果
第1回の主催事業であり、参加者数などに心配はあ
ったが、県内各地より申込みが殺到し大盛況であり、
また親の態度が熱心であったので、少年自然の家を媒
体とした望ましい親子関係づくりの目的は、じゅうぶ
ん達成されたものと思われる。またこの施設のねらい
と、利用のし方がよく理解されたので、今後子ども会
等の活動が増加するものと期待がもたれる。
(2)少年指導研修会
1)目 的
当所の内容について理解を深めるとともに、当所の
利用にかなった指導者を養成し、所利用の効率化をは
かり、もって少年の健全育成に資する。
2) 期日・会場・参加者数
ア、期日 3月19日(月)
イ、会場 福島県少年自然の家
ウ、参加者 公民館主事50名
3)講師・助言者
ア、講 師
前東北大学教授 竹内利美
イ、助言者
教育事務所社会教育主事
4)研修内容
ア、講 演
○ 在学少年に対する宿泊指導の意義と、公民館主
事の役割
イ、研究協議
○ 少年団体の組織化について
○ 少年自然の家を利用しての少年団体の育成につ
いて
5)効 果
少年自然の家設置の趣旨、施設内容利用のし方等
について理解を深め、積極的に利用する態度もできた
ので、今後の活用に多くの期待がもたれる。
〔表1〕学校が利用したもの
期日 学校名 学年 研修人員 おもな研修内容 児童生徒数 引率教師数 計 フィールドワーク 遊歩道散策 ご霊櫃登山 そり遊び等 野外写生 労作活動 記念植樹 キャンドルファイヤー 室内ゲーム 室内球技 映画鑑賞 会議集会等 その他 10/3〜5 郡山市立御館中学校 5 150 7 157 ○ ○ ○ ○ ○ ○ 5〜6 郡山市立多田野小学校 2 74 5 79 ○ ○ ○ ○ ○ 11〜12 郡山市立行徳小学校 5・6 150 5 155 ○ ○ ○ ○ 12〜14 郡山立守山小学校 5 97 3 100 ○ ○ ○ ○ ○ ○ 12〜13 須賀川市立滑川小学校 5・6 38 3 41 ○ ○ ○ ○ ○ 17〜19 郡山市立小原田小学校 6-A 86 4 90 ○ ○ ○ ○ ○ 18〜19 郡山市幸河内中学校 2 55 4 59 ○ ○ ○ 19〜21 郡山市立小原田小学校 6-B 84 4 88 ○ ○ ○ ○ ○ ○ 19〜20 郡山市中野中学校 2 34 3 37 ○ ○ ○ ○ ○ 24〜25 郡山市立開成小学校 6-A 122 5 127 ○ ○ ○ ○ ○ 25〜26 郡山市立明成小学校 6-B 78 4 82 ○ ○ ○ ○ ○