教育年報1973年(S48)-095/273page

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 教職員の宿直、日直の勤務を軽減することにより、教職員

本来の教育活動に専念できる体制をつくることは、望ましい

ことであり、国としても昭和43年以来補助を行い、無人化の

施策を進めてきている。

 本県においても昭和42年度以来宿日直代行員の制度を採用

し、そのため必要経費の補助を行ない、教職員の勤務の軽減

と勤務条件の改善に努力している。

 昭和48年度の概況は次のとおりである。

小・中学校における宿日直の状況

昭和48年5月調査

調査事項\区分 宿直 日直
小学校 中学校 小学校 中学校
学校総数 709 282    
教職員が宿日直を行っている学校 55 46 66 45
内訳 毎回教職員のみが行っている 2 3 2 1
毎回教職員と用務員とで行っている 1 0 0 0
教職員が行っている日もあるが他の人が行っている日もある 45 39 57 40
教職員のみが行っている日もあるか無人の日もある 7 4 7 4
教職員が宿日直を行っていない学校 654 236 643 237
内訳 校内に人がいない 200 61 216 76
宿日直を行っていないが校内に学校職員の住居がある 166 51 226 69
警備員が宿日直を行っている 4 4 0 0
用務員が宿日直を行っている 22 13 31 17
警備員・用務員が宿日直を行っている 0 3 0 0
個人に宿日直を委託している 143 52 84 28
宿日直を行っていないが警備員が各学校を見廻っている 2 1 0 0
宿日直を行ってはいないが民間会社に各学校の見廻りを委託している 28 20 19 14
宿日直を行ってはいないが個人に各学校の見廻りを委託している 58 19 31 15
その他 31 12 36 18

※ 分校も1校として計上

県立学校

 昭和48年度

  教職員の勤務負担をいっそう軽減化するため、教職員

 による日宿直を全廃し、警備員によって行うようにした。

  宿直
月〜土 (298回) 日・休日 (65回) 日直 (67回) 半日直 (48回)
高等学校 全日制本校 (77校) 夜間警備員 2名 夜間警備員 2名 昼間警備員 1名 昼間警備員 1名
定通本校 (4校) 同上 同上 同上 同上
安達東高校 (3校舎) 1名 1名 1名 1名
分校 (15校) 同上 1名 同上 1名 同上 1名 同上 1名
特殊学校 (11校) 同上 1名 同上 1名 同上 1名 同上 1名

第6節 へき地対策

 1.へき地学校の状況

(1)人事委員会指定へき地校

1)級別

級地\小中別\項\区分 小学校 中学校
学校数 児童数 学級数 教職員数 学校数 生徒数 学級数 教職員数
本校 分校 本校 分校 本校 分校 本校 分校 本校 分校 本校 分校 本校 分校 本校 分校
5級地   1 1   12 12   2 2   2 2                        
4 〃   11 11   167 167   23 23   24 24   1 1     9   2 2   4 4
3 〃 4 22 26 234 284 523 16 42 58 25 45 70 2 1 3 68 29 97 8 3 11 14 6 20
2 〃 11 26 37 655 392 1,047 43 45 88 68 49 117 4   4 282   282 13   13 28   28
1 〃 68 59 127 7,708 1,097 8,805 384 108 492 552 121 673 34 1 35 5,129 35 5,164 181 3 184 362 6 368
準1級地 9 5 14 1,269 122 1,391 54 10 64 76 11 87 6   6 1,048   1,048 34   34 65   65
特地 14 6 20 2,254 207 2,461 88 29 117 131 28 159 6   6 1,098   1,098 35   35 68   68
合計 106 130 236 12,120 2,286 14,406 585 259 844 852 280 1,152 52 3 55 7,625 73 7,698 271 8 279 537 16 553


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