教育年報1973年(S48)-111/273page

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      国立磐梯青年家所長     浅川淑彦

    新採用教育に望む

      県立若松女子高等学校長   中川幸意

    私の教師観

      県立田村高等学校長     高橋哲夫

  イ、講義ならびに研修題

    新採用教員に望む、高校教師としての心構え、教育

   課程と学習指導要項、効果的な授業のあり方、学力か

   らみた指導の実際、生徒指導について、県立学校の概

   要、県立学校の管理・運営に関する規則、教職員の福

   利厚生、高校教育の使命、教育評価について、教師の

   身分について、教師の職務と職務命令、学校事故と教

   師の責任、教師の研修について、勤務時間その他の勤

   務条件、特殊教育について、教科書制度と教材利用に

   ついて、生徒指導について、教職員の人事管理につい

   て、教育の質の向上について、進路指導について、

   教育機器の活用について、教科指導について

  ウ、その他

    県内5方部の特殊教育諸学校要視察(第三次研修)

(15)高等学校数学教育現代化講座

 1) 目  的

   高等学校の数学担当教員に対し、数学教育の現代化の

  考え方を理解させるとともに、それに基づく指導内容お

  よび指導法について研修させることを目的とする。

 2)主催 文部省、福島県教育委員会

 3)期日、会場、参加者数

   7月26、27日 県北地区福島女子高 31名

   8月8、9日 相双地区 原町高 29名

   8月10、11日 会津地区 会津女子高 50名

 4)講  師

   東京教育大学教授理学博士   小西勇雄(県北)

   東京教育大学教授理学博士   尾野功(相双)

   東京教育大学助教授理学博士  中川良祐(会津)

   福島県教育センター指導主事   津田俊晴

   高等学校教育課指導主事     芳賀広

 5) 内  容

   解析学(小西勇雄、尾野功、中川良祐)

   確率・統計(津田俊晴) 指導法と評価(芳賀広)

 6)対  象

   県北地区(数学担当教員の3分の1)

   会津・相双地区(数学担当教員の2分の1)

 4.教職員研究奨励

(1)小・中学校教職員研究論文募集

  県下小・中学校教職員より教育実践に関する研究論文を

 募集し、教職員の自主的な研修を推奨することによって、

 研修意欲の高揚や専門性の向上に資し、もって本県教育の

 振興を図る。

(2)主 催  福島県教育委員会

(3)応募資格  福島県公立小・中学校教職員

(4)応募方法

 1) 題名は自由とする。

 2)学校(学級)経営、学習指導、生徒指導、特殊教育、

 へき地教育等について、日常実践研究した内容を記述す

 ること。

5)応募数 78編

6)審査員

 東北福祉大学教授      安田初雄

 福島大学教育学部教授    蜂谷剛

 郡山女子大学短期大学教授  長谷川寿郎

 県立福島女子高等学校校長  栗原喜蔵

7)入選者

 ア、特選者

氏名 学校名・職名
佐藤邦英 本宮町立本宮小学校教諭
石塚達郎 郡山市立行健中学校教諭
山の内ワクリ 会津若松市立第三中学校教諭
斎藤唐康一 下郷町立下郷中学校

 イ、佳作者

氏名 学校名・職名
中野英二 郡山市立小原田小学校教諭
先崎久義 大越町立上大越小学校教諭
太田勝弘 原町市立原町第一小学校教諭
岡田常雄 浪江町立大堀小学校教諭
岩沢豊 下郷町立下郷中学校教諭
宮内寿雄 いわき市立三阪中学校教頭
斎藤ケイ 相馬市立養護学校教諭

8)表  彰

  西庁舎会議室において、表彰式を挙行し、賞状ならび

 に記念品を授与した。

第3節教育課程

 教育課程は、小・中・高等学校とも完全に実施され、新学

習指導要領の趣旨についても、その徹底が図られた。

 なお、その実施に伴う指導上の諸問題を研究し、その解明

を図って教職員の指導力の向上に資するため、小・中学校で

は教育研究協議会を実施した。

〔義務教育課〕

  1.小学校教育研究協議会

(1)目  的

  小学校教育において当面する教育課程実施上の諸問題を

 研究協議し、本県小学校教育の充実を図るとともに、教職

 員の指導力の向上を図る。

(2)主  催

  福島県教育委員会、福島県小学校教育研究会、関係市町

 村教育委員会

(3)期  日

 1) 地区研究協議会 7月25日〜26日


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