教育年報1973年(S48)-207/273page
9.学校体育指導委員
(1)設置目的
各教育事務所保健体育担当指導主事の指導活動に協力
し、小・中学校における保健体育の学習指導の向上を図る。
(2)委員数 10名
(3)任 務
指導主事の協力者として、学校体育に関する専門的事
項についての指導助言に当たる。
(4)活動の概要
各教育事務所保健体育担当指導主事の計画にもとづき、
研究指定校や、学校訪問、各種研究会などに積極的に参
加し、学校体育発展のため、活発に活動した。
(5)委員会名簿
昭和48年度学校体育指導委員名
管内 教委名 勤 務 先 職名 氏 名 年令 県北 梁川町 栗野中学校 教諭 阿部修 45 二本松市 二本松第一中学校 教諭 安斉惇平 38 県中 古殿町 大原小学校 教諭 添田初美 43 岩瀬村 岩瀬中学校 教諭 高橋道保 37 滝根町 滝根小学校 教諭 鈴木恒夫 43 県南 白河市 五箇中学校 教諭 稲垣知安 41 会津 喜多方市 第二中学校 教諭 佐藤定雄 34 新鶴村 新鶴中学校 教諭 阿部 制 41 南会津 下郷町 下郷中学校 教諭 室井恒男 40 相双 楢葉町 楢葉中学校 教諭 猪狩司 46
第3節 社会体育
1.社会体育各種指導者講習会
(1)社会体育ゼミナール
1)期日
昭和48年5月19日(土)20日(日)1泊2日
2)会場
南会津野外活動センター
3)参加対象
ア 地教委社会体育担当者・体育指導委員
イ 保健体育課のある教育委員会は保健体育課長
各1名
4) 内 容
ア 説明事項
(ア)保健体育審議会の答申「体育・スポーツの普及振
興に関する基本方策」について
(イ) 昭和48年度社会体育関係行事計画について
(ウ) その他
イ 研究協議
保健体育審議会の答申を中心に次の事項について研
究協議する。
(ア)体育・スポーツ施設の整備充実について
(イ)体育・スポーツヘの参加の推進について
(ウ) 指導者の養成確保と指導体制の確立についで
(エ)学校体育と社会体育の関連について
(オ)県および地方公共団体の協力体制の確立について
三分科会にわかれ共通協議題で行った。
5) 講 師
東京教育大学体育学部助教授 長谷川純三
東京都立大学理学部助教授 影山健
福島県営福島体育館長 高崎剛
福島大学教育学部助教授 鈴木勝衛
6) 概 況
国および県の施策を明確にし、各市町村に社会体育振
興の指針をあたえるというねらいで開設したセミナーであ
るだけに研究協議の三分科会はいづれも熱気があり振興の
方向をみいだして参加者は散会した。
(2)体育施設管理指導者講習会
1) 期 日
昭和48年6月7日(木)
2) 会 場
原町市立原町第一小学校
3) 参加対象
ア 市町村教育委員会、公民館職員
イ 体育施設関係者
ウ 小学校・中学校・高等学校関係職員
工 体育指導委員、スポーツ指導員
4) 内 容
ア 講義および実習
(ア) プールの構造と浄化装置について
(イ)プールの消毒と衛生について
(ウ) 塩素滅菌装置の操作について
(エ)救助法・応急手当の理論と実習
イ 施設見学
学校開放の夜間照明(原町第一小学校)
5) 講 師
前橋工業短期大学講師 青木栄
日本赤十字社福島県支社救急指導員 鈴木広好
福島県学校薬剤師会郡山支部長 横田伊太郎
6) 概 況
プールの合理的な運営管理を徹底するため、管理法お
よび水泳救助法について理論と実技の研修を行った。講
師陣の安全管理を強調した指導内容は、前年度プール事
故が2・3件あった時でもあり時宜に合ったもので盛会
であった。
(3)野外活動指導者(オリエンテーリング公認3級指導員一
次養成)講習会
1) 期 日
昭和48年7月3日〜5日(2泊3日)
2)会 場
南会津野外活動センター
3)参加対象
市町村教育委員会社会体育担当者、公民館職員、体育
指導委員、青少年団体指導者、職場スポーツ・レクリ
エ一ション指導者の中から50名とする。