教育年報1973年(S48)-218/273page
(4)講 演
1)演題 行動と安全
2)講師 東北大学文学部助教授 丸山欣哉
(5)シンポジウム
1) テーマ 学校における安全管理の効果的な進め方
2) 司会者 県教育庁いわき教育事務所
指導課長 宇田哲雄
3) 講 師 日本学校安全会福島県支部
事務部長 加藤潤ほか4名
(6)分科会
分科会は、小学校部会・中学校部会・高等学校部会の3
分科会で次の協議題で行った。
1) 協議題
・ 学校の安全管理と組織活動
・ 体育活動時における安全管理
2) 司会・助言者
県教育庁会津教育事務所 指導主事 小沼隆ほか5名
3) 研究発表者
双葉郡富岡町立富岡第一小学校 教諭 吉田政雄
ほか6名
(7)全体会
分科会の報告に基づいての研究協議。
(8)参加者 463名
3.学校保健・安全関係各種講習会
(1)交通安全指導講習会
交通事故を防止するため、各学校における効果的な指導
のあり方について担当教員に講義、協議の内容で講習会を
開催し、交通安全指導の強化充実を図った。
1) 期日および会場
昭和48年5月8日 若松市合同庁舎
5月9日 郡山市公会堂
5月10日 双葉町体育館
2) 講 師
県教育庁指導主事 伊藤二郎
会津教育事務所指導主事 小沼隆
県中教育事務所指導主事 薄葉林司
相双教育事務所指導主事 本多四郎
3) 内 容
学校における交通事故防止について、特に自転車の安
全な乗り方と、安全点検実施の実際の発表、問題提起等
を中心に研究討議を行ったが、学校自体の交通安全指導
の効果をあげるためには、各関係機関、団体等の協力を
得、さらに各家庭とめ連携を保つことの必要性が確認さ
れた。
また、学校行事、学級指導の特設時間の運用とともに
毎日、朝、かえりの短い時間の継続的な指導のすすめ方
について研究協議を行った。
4) 参加者 700名
(2)高校生バイク運転リーダー講習会
人命の尊重、遵法の精神を基盤とし、バイクの安全運転
の基本や、運転者としての心構え、さらに校内リーダーと
しての資質の向上を図った。
1) 期日および会場
昭和48年6月16日 相馬農業高校
6月18日 郡山安全運転学校
6月22日 喜多方自動車学校
6月28日 白河農工高等学校
2) 講 師
福島県警察本部 交通企画課員
〃 機動隊員
福島県二輪車安全運転推進委員会指導員
3) 内 容
各地区の高校生による交通事故の概況と、バイク運転
の基本的なものについての講義のあと、実技として車輌
点検要領、乗車姿勢、発進、制動、コーナリング、狭路
走行の実践的な実地訓練で、校内のリーダーとしての心
構えや基本技術を身につけた。
4) 参加者 300名
(3)学校保健・安全資質向上地方講習会
小学校・中学校の教員に対し、学習指導要領の教科およ
び特別活動における保健・安全の指導内容等について研修
を行い、指導力の向上につとめた。
1) 期日および会場
昭和48年8月17日 白河合同庁舎
8月22日 郡山市芳山小学校
8月30日 福島市第二小学校
2) 講 師
県南教育事務所指導主事 増田三郎
猪苗代中学校 教頭 斎藤玄良
県中教育事務所指導主事 薄葉林司
須賀川市第一小学校教諭 渡辺昭三
福島市第二小学校 教頭 根本義治
福島市岳陽中学校 教頭 村田吉三
県教育庁 指導主事 伊藤二郎
3) 内 容
学校保健・安全の諸問題として、保健体育審議の答申、
それにともなっての学校保健法、施行令等の改定による
健康診断の項目、方法。また、県内の保健・安全の動向
についての講義のあと、小学校,中学校と分科会をもち、
保健学習の指導計画と指導法や特別活動における保健・
安全指導のすすめ方の講義のあと、それぞれの問題につ
いて研究討議を行った。
4) 参加者 400名
(4)養護教諭講習会
養護教諭の職務の重要性にかんがみその実務に必要な内
容について研修を行い、資質の向上を図った。
1) 期日および会場
昭和48年7月10白12日 県教育センター
2) 講 師
文部省保健体育課専門職員 吉田■一郎
県教育庁保健体育課保健係長 猪狩福秀
日本赤十字社福島県支部事業課長 清野美雄
学校安全会福島県支部主任 古川忠信
県立三春病院長 大川知之
県衛生検査協会検査部長 安原耿児