教育年報1973年(S48)-217/273page

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氏    名 現 住 所 生年月 日 職    業 他に兼務の役職 活動状況・主な功績
福島県自転車連盟 白河市番士小路50 昭・23・(設  立)     一昨年・昨年と国民体育大会において連続優勝を果たし県民の士気を鼓舞した。またその他の全国大会においても卓越した成績をあげている。オリンピック大会をはじめ、国際大会等にも日本を代表する選手を数多く送っている。連盟役員と会員が一体となっての努力の賜ものである。
いわきローンテニスクラブ いわき市平字研町16 昭・31・7・10(設  立)     同クラブは、いわき庭球協会の組織単位であるが、他の加盟団体よりも会員数が多く、しかもその大多数が社会人であるところに意義がある。現在は商店会の主人達や主婦の方達も加盟し、健康・体力づくりのため、早朝コートに集って雨の日を除いては、毎朝練習に励んでいる。市営コートの完成とともに、その活動も一段と活発になり、いわき市における社会体育振興の模範的存在である。


10.選手の強化

 本県選手の強化のために次の事業を実施した。

(1)スポーツ強化指定校の指定と強化費補助

  国民体育大会・全国高校総合体育大会等で優秀な成績を

 収め得る学校について強化指定校に指定し、選手強化につ

 とめた。

種目名 学 校 名 主な成績
自転車 白河農工 全国高校優勝
〃  白河高
ス キ 一 猪苗代高 国体準優勝
弓  道 福島女子高 国体優勝
バレーボール 保原高 全国大会出場
バドミントン 平商高 国体準優勝
野  球 双葉高 甲子園出場

(2)ヨットの購入

  ヨット競技の普及振興のため、フィン級艇1艇を購入し、

 県ヨット協会に管理を委託した。

(3)選手強化合宿費の補助

  県スキー連盟をはじめ、(財)県体育協会加盟団体に選手強

 化合宿費を補助し、選手の強化につとめた。

  なお、各種大会の成績からみて、東北・全国における種

 目競技団体のランクは、次のように思料される。

            (28回国体・同東北予選から)

  全     国 東    北
上位 自転車・馬術・弓道・高校野球・ボクシング・スキー 自転車・馬術・弓道・高校野球・庭球・蹴球・ハンドボール・水泳
中位 漕艇・蹴球・庭球・バレーボール・体操・ウエイトリフテング・ハンドボール・卓球・バドミントン ボクシング・バレーボール・体操・軟式野球・ラグビー・バドミントン

(4)その他の選手強化のための対策

  その他、選手強化のために、指導者の中央研修会派遣、

 県内の研修会の開催、強化用物品の購入等を実施している。

第5節 学校保健

 1.東北学校保健大会

(1)趣 旨

  急激な都市化の進行の中で、生きていくこどもたちの健

 康・安全をすすめるための諸問題について研究協議を行う。

(2)標 題

  都市化の進行とこどもの健康

(3)期 日

  昭和48年8月7日(火)・8日(水)

(4)会 場

  福島市 市民福祉会館  (福島市霞町)

(5)参加者  約 800名

(6)概 要

  東北6県から、多数の学校保健関係者の参加を得て、本

 県において開催。

  第1日は、開会式にひきつづき、文部省体育局学校保健

 課専門員の国崎弘先生が「児童・生徒等の健康の保持増進

 に関する施策について」のテーマで保健体育審議会の答申、

 それに伴う学校保健法施行令、規則の改正、学校保健の諸

 問題について講演された。

  午後は5領域、13班で、幼稚園、小学校、中学校、高等

 学校の校長、教員、養護教員、学校医、歯科医、眼科医、

 薬剤師、教育委員会等担当者およびPTA会員が、それぞ

 れのテーマで発表・討議が熱心に行われた。

  第2日目は、全体研究協議のあと、東洋大学教授磯村英一

先生が、「都市化の進行と健康生活」のテーマで、現在 

 の都市化が進行している状況から、われわれの健康を増進

 するには、どうずればよいかを数多くの事例とユーモアを

 まじえて講演された。

 2.福島県学校安全研究大会

(1)趣 旨

  児童・生徒の安全確保に関する管理上の具体的な諸問題

 について研究協議を行う。

(2)期 日

  昭和48年11月6日(火)・7日(水)

(3)会 場

  いわき市立好間第一小学校


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