教育年報1974年(S49)-122/303page
上を図る。
2)主 催 福島県教育委員会
3)期日・会場
9月3日(火)〜9月7日(土) 国立磐梯青年の家
4)対 象 県立学校中堅教員 98名
5) 内 容
ア 講 演
わが回顧と反省
元会津女子高等学校長 小林貞治
青年問題の根本的な見方
国立磐梯青年の家所長 浅川淑彦
イ 講義並びに研修題
○ 中堅教員に望む
○ 教育行政上の諸問題
○ 学習指導の改善と工夫について
○ 生徒指導について
○ 教育委員会と学校
○ 職員団体と争議行為
○ 勤務時間管理と給特法
○ 学校事故と教員の責任
○ 現職教育において、中堅教員はいかなる役割を果
たすべきか
○ 新教育課程実施についての問題点及びその解決の
方途について
○ 学校の教育機能において、中堅教員の果たす役割
について
○ 職員会議の性格、持ち方、効果的運営について
(14) 県立学校新採用教員研修会
1) 目 的
県立学校新採用教員に対し、服務・教育課程及び生徒
指導等について研修を行い、教育公務員としての必要な
知識を得させる。
2) 主 催 文部省、福島県教育委員会
3) 期日、会場
第一次 4月3日(水)〜4月5日(金)
福島県教育センター
第二次 7月23日(火)〜7月26日(金)
国立磐梯青年の家
第三次 8月19日(月)〜8月21日(水)
県内5方部
第四次 12月17日(火)〜12月20日(金)
福島県教育センター
4)対 象
昭和49年度県立学校新採用教員全員 136名
5) 内 容
ア 講 演
私の教師遍歴
前県立会津女子高校校長 玉川春雄
最近の青年問題
国立磐梯青年の家所長 浅川淑彦
イ 講義並びに研修題
新採用教員に望む・高校教育の使命・県立学校の概
要・教職員の福利厚生・教職員の服務と勤務・教育課
程と学習指導要領・効果的な授業のあり方・生徒指導
について・高等学校教育上の諸問題・教育評価につい
て・特殊教育について・教科指導について・教師の勤
務時間とその他の勤務条件・教師の研修・学校事故と
教師の責任・進路指導について・教師の身分と職務・
教師と職員団体・政治的行為の制限について・兼職兼
業について・中学校教育から見て高等学校新採用教員
に望む・学業指導・教育財政・安全教育・教職員の人
事管理・教育機器の活用・各教科指導について
ウ その他
第三次研修では、県内5方部の特殊教育諸学校の視
察並びに関係教職員との懇談を行い、特殊教育に対す
る理解を深めた。
4 教職員研究奨励
(1)小・中学校教職員研究論文募集
県下小・中学校教職員から教育実践に関する研究論文を
募集し、教職員の自主的な研修を推奨することによって、
研修意欲の高揚や専門性の向上に資し、もって本県教育の
振興を図る。
(2)主催 福島県教育委員会
(3)応募資格 福島県公立小・中学校教職員
(4)応募方法
1) 題名は自由とする。
2) 学校(学級)経営、学習指導、特殊教育、へき地教育
等について、日常実践研究した内容を記述すること。
(5)応募数 62
(6)審査員
東北福祉大学教授 安田初雄
福島大学教育学部教授 蜂谷剛
郡山女子大学短期大学教授 長谷川寿郎
学法福島工業高等学校長 栗原喜蔵
(7)入選者
ア特選者
氏名 学校名・職名 山田恒人 伊達町立伊達中学校教諭 渡部俊朗 郡山市立行健中学校教諭
イ佳作者
氏名 学校名・職名 神野藤シゲ子 本宮町立本宮小学校教諭 渡部裕之 須賀川市立阿武隈小学校教諭 尾平孝次 白河市立白河第一小学校教諭 大堀重男 会津若松市立謹教小学校教諭 泉田俊 双葉町立双葉北小学校教諭 穂積邦明 二本松市立二本松第一中学校教諭 柳沼秀雄 郡山市立郡山第一中学校教諭 秦敬輔 喜多方市立喜多方第二中学校数諭
(8)表彰
西庁舎会議室において、表彰式を挙行し、賞状並びに記
念品を授与した。