教育年報1974年(S49)-128/303page

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(4)委  員

  委員は県立学校の校長、教頭、教諭の中から委嘱した。

 委員は次のとおりである。

研究会議委員名簿
氏名 職名 勤務校 教科名
赤津千町 校長 県立福島女子高校 総括
田崎宗寿 教頭 県立福島北高校 総括
佐藤政夫 教頭 県立保原高校 芸術(音楽)
西間木俊夫 教諭 県立安積高校 国語
竹岡惇 教諭 県立磐城女子高校 社会(地理)
満田修 教諭 県立大沼高校 社会(政経)
鈴木仁一 教諭 県立安積高校 数学
上川洋行 教諭 県立福島高校 数学
一宍戸俊哉 教諭 県立福島高校 理科(物理)
小野孝雄 教諭 県立保原高校 理科(化学)
柳沼定雄 教諭 県立白河女子高校 芸術(美術)
境野周一 教諭 県立郡山女子高校 国語
大河原博美 教諭 県立郡山工業高校 英語
大槻博 教諭 県立福島女子高校 保健体育
早川光子 教諭 県立相馬農業高校 家庭
坂内健次郎 教諭 県立会津農林高校 農業
赤城良一 教諭 県立会津工業高校 工業
清水明 教諭 県立須賀川高校 商業
佐藤英昭 教諭 県立福島高校 教科外
佐藤哲郎 教諭 県立須賀川女子高校 教科外
佐瀬一夫 教諭 県立福島盲学校 特殊教育

(5)実施状況

  第一回研究会議  6月24日(月)

   1) 研究会議の趣旨、日程等の説明

   2) 研究事項の分担、及び検討

  第二回研究会議  7月17日(水)

   研究事項の検討

  第三回研究会議  10月15日(火)

   研究事項の検討、資料の整理

  第四回研究会議  11月22日(金)

   研究成果の集約及び答申

第4節学力向上対策

〔義務教育課〕

 学力向上を重点目標として、教育諸条件の整備に努めると

ともに、研究学校の指定等による学習指導の改善・充実に努

力した。

 その内容は次のとおりである。

 1 教材研究協議会

(1)目  的

  現代科学の発達による社会情勢の変化に伴い、教育面に

も内容、方法、その他について、新しい社会の要請にこた

 えるべく学習指導の改善が求められている。

  このような情勢下にあって、本県児童・生徒の学力向上

 を図るため、教科の本質に即した教材研究のあり方につい

 て研究協議し、学習指導の改善充実を図ろうとするもので

 ある。

(2)主  催  福島県教育委員会

(3)期  間  2日間

(4)期日・会場
管内 地区 期日 教科 会場
県中 郡山 5月28・29日 音楽 金透小
田村 11月27・28日 国語 三春小・中
県南 西白 11月20・22日 社会 白河三小・中央中
会津 耶麻 11月20・21日 音楽 喜多方一小
南会津 5月28・29日 図画工作 伊南小
相双 相馬 11月26・27日 図画工作 原町一小
いわき 11月27・28日 家庭 平二小

(5)主な研修内容

 1) 講   義

  ○ 教材研究の進め方

  ○ 学習指導法

 2) 演習・実技

  ○ 授業研究

  ○ 教材研究

  ○ 実技研修

 2 各種研究指定校(地区)の委嘱

 本県児童・生徒の学力向上と豊かな人間形成に資するため、

本年度も教育課程研究指定校(9校)地域教育研究開発地区

(2地区)を指定し、その研究を深めることに努力した。

(1)教育課程研究指定校

 1) 目  的

   本県児童・生徒の学力向上を図るため、小学校・中学

  校の教育内容・方法について研究し、その成果を県下各

  学校に普及し、活用させる。

 2)運   営

  ア、過去における学習指導研究指定校の研究成果を十分

   に取り入れ、効率的な運営に努める。

  イ、学校経営全般にわたって診断を行い、問題点のは握

   と改善に努め、学力向上の成果をあげる。

  ウ、研究計画の立案に当たっては、学校の実情、児童・

   生徒の実態をよくは握し、具体的な研究主題を設定す

   る。

  エ、年度末には研究報告書を作成する。発表会を行った

   学校は、研究集録をもってこれに代える。


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