教育年報1974年(S49)-137/303page
○ 福島県の特殊教育の現状と今後の方向
義務教育課指導主事 中丸良彦
○ これからの特殊教育
国立特殊教育総合研究所
精薄教育研究部長 松原隆三
〇 特殊教育に必要な精神医学的基礎知識
福島大学教授 尾野成治
イ、研究協議
○ 特殊学級設置・運営上の諸問題について
(2)特殊教育担当教員研修会
1) 趣旨
県内の特殊教育担当教員(新任担及び1〜2年の経験
者)を対象として、特殊教育に関する講義・演習を行い、
特殊教育に対する基礎的教養を高める。
2) 主催 福島県教育委員会
3) 期日 昭和49年8月6日〜8日 3日間
4) 会場 福島県教育センター
5) 講師
国立特殊教育総合研究所
重複障害研究部長 大坪明徳
東洋学園長 長沼幸一
6)参加者 110名
7) 内容
ア、講 義
○ 養護学校の義務制をめぐって
国立特殊教育総合研究所
1 重複障害研究部長 大坪明徳
○ 心身障害児の教育と福祉
東洋学園長 長沼幸一
〇 特殊教育上の諸問題
義務教育課主幹 渋谷靖十郎
○ 本県における特殊教育の現状と問題点
義務教育課指導主事 中丸良彦
○ 私の特殊教育
小・中・養護学校より依頼した助言者
イ、研究協議
○ 学習指導上の諸問題について
○ 学級経営上の諸問題について
(3)昭和49年度精神薄弱教育課程福島県集会
1) 目的
小学校及び中学校の精神薄弱特殊学級における教育課
程に関する指導上の問題点について、部会別に研究協議
し、その解明を図り、もって教職員の指導力向上と学習
指導の改善に資する。
2) 主催
文部省、福島県教育委員会郡山市教育委員会
3) 期日 昭和49年8月19日〜20日 2日間
4) 会場 郡山市芳山小学校
5) 講師
東京都立立川養護学校長 梅沢雄一
6) 参加者 120名
7) 内容
ア、課 題
児童・生徒の精神発育の遅滞の程度に応した教育課
程はどのように編成したらよいか。
イ、研究発表並びに研究協議
ウ、講師による指導講演
精神薄弱教育課程編成上の諸問題
東京都立立川養護学校長 梅沢雄一
(4)昭和49年度心身障害児判別・就学指導講習会
1)趣旨
県内において心身障害児の判別と就学指導等に従事し
ている者に対し、昭和49年度心身障害児判別・就学指導
研究協議会の成果を伝達するとともに、判別・就学指導
に必要な実技を研修し、その資質の向上を図り、もって
心身障害児の適正な判別と就学指導を期する。
2)主催 文部省、福島県教育委員会
3)期日及び会場
県北 福島県教育センター 11月11日・12日
県南 郡山市中央公民館 11月25日・26日
会津 会津若松市中央公民館 11月27日・28日
浜 原町市文化センター 1月22日・23日
4)講師 義務教育課担当管理主事
同 指導主事
関係教育事務所担当指導主事(4名)
児童相談所 心理判定員(4名)
実技担当講師(8名)
5)参加者 県北会場 115名
県南会場 147名
会津会場 123名
浜会場 95名 計480名
6) 内容
ア、講 議
○ 判別・就学指導の現状と今後の方向
○ 特殊学級の編制と就学について
イ、実 技
○ 保護者との教育相談の進め方
○ 行動観察法
○ 判別・就学指導に必要な諸検査法
・ 知能検査法 精神発達検査法
・社会生活能力検査 運動能力検査
ウ、研究協議
事例により総合判別
3 内地留学・長期研修派遣
(1)東京教育大学へ
1年間 難聴教育
河沼郡柳津町立柳津中学校教諭 山内宏裕
双葉郡浪江町立浪江小学校教諭 山尾利男
いわき市立田人第一小学校教諭 大平洋
1年間 弱視教育
福島市立吾妻中学校教諭 永林忠
郡山市立芳賀小学校教諭 渡辺広亀
(2)国立特殊教育総合研究所へ
1年間 中重度精神薄弱教育
福島市立福島養護学校教諭 石井満