教育年報1974年(S49)-247/303page
6 本県出身選手の国外派遣
昭和49年度日本代表として国際試合等に出場した各選手に
対し、県教育委員会から補助金を出して激励した。遠往先等
は次のとおりである。
大会名 氏名 所属 遠征先 期間 備考 第4回日韓社会人女子ハンドボール交流 遠藤昌子 東北ムネカタ 韓国 5.17〜26 4,000m追抜
団体優勝 10,000ポイント
個人優勝 4,000m追抜
個人・団体優勝アルペンチームアルゼンチン国際競技会 佐藤孝二 猪苗代高 アルセンチン 8.2〜26 第7回アジア競技大会 杉田典夫 日本大学 イラン 8.24〜9.18 〃 町島洋一 中央大学 〃 〃 第41回世界射撃選手権大会(トラップ) 梅津亮 梅津銃砲店 イラン 9.21〜27 第6回女子ハンドボール世界選手権大会 有賀もと子 東北ムネカタ 韓国 50/1.16〜25
7 体育関係の表彰
本県社会体育の振興に特に貢献のあったかたがた及び団体
に対し、文部大臣は、昭和49年10月9日、県教育委員会は、
11月3日表彰を行った。受賞考及び団体は次のとおりである。
(1)文部大臣表彰体育功労者・社会体育優良団体
氏名・団体名 住所等 役職名 主な功績 白石義夫
福島市・67歳福島不忘スキークラブ会長 1 職場スポーツの普及振興に努めた。 2 不忘スキークラブ会長としてスポーツクラブの振興に努めた。 県スポーツ振興審議会委員 3 県スポーツ振興審議会委員として、県のスポーツ振興に尽力した功績が大きい。 福島県自転車競技連盟
会長 木ノ戸徳重1 自転車競技技術の向上に努め、幾多の優秀選手を育成した。 設立昭和23年4月 2 各地区に自転車スポーソ少年団を育成するなど、自転車競技人口の増加に努めた。 日東紡績株式会社富久山工場 女子バレーボール部
代表 西川正男1 国民体育大会一般女子バレーボール東北地区予選会、都市対抗バレーボール東北・北海道予選会に昭和43年から連勝 設立昭和41年3月 2 社内や地域におけるバレーボールの普及振興に積極的に協力し貢献している。
(2)県教育委員会表彰体育功労者・社会体育優良団体
氏名・団体名住所等 役職名 主な功績 小野尚 会津若松市・60歳 県漕艇協会 理事長 県の漕艇競技の普及振興に努め、第7回国体漕艇競技の優勝等は、氏の努力によるものである。 小林七之助 猪苗代町・67歳 前県スキー連盟会長 県スキー連盟会長として連盟会員を一致協力 させて猪苗代スキー国体を成功させたのは、 氏の日ごろの努力の成果である。 三島町体育協会
会長 五十嵐英次
設立 昭和46年4月町総合体育大会をはじめ、各種のスポーツ行事を年間にわたり開催し、スポーツによる健康で明るい町民づくりに努め実績をあげている。
8 選手の強化
本県選手の強化のために、次の事業を実施した。
(1)スポーツ強化指定校の指定と強化費補助
国民体育大会、全国高校総合体育大会等で優秀な成績をお
さめ得る学校を強化指定校に指定し、選手強化に努めた。
(2)選手強化合宿費の補助
(財)県体育協会加盟団体に選手強化合宿費を補助し、選手
の強化に努めた。
なお、各種大会の成績から見て、東北・全国における種目
競技団体のランクは、次のように思料される。