教育年報1974年(S49)-296/303page
に休憩所がある。
(4)体力づくりサーキットコース
持久力、巧ち性、瞬発力、平衡性などを培う目的で、自
然の家の起伏に富んだ敷地をフルに活用しての体力づくり
コースが設定されている。コース内には、主な種目として、
ロープを使ったがけ登り、重量挙げ、竹棒登り、丸太渡り、
ターザン遊びなどがある。
5 主なる備品
(1)体育的備品
1)屋 外
○ソフトボール用具一式 ○軟式野球用具一式
○サッカー用具一式 ○バレーボール用具一式
○スノーボート(50台)
2)屋 内
○卓球台(7台) ○卓球用具(7セット)
○バスケット用具一式 ○ポートボール用具一式
○バドミントン用具一式 ○セーフティマット(2。)
○踏み切り板(2)
3)野 営
○テント(6人用30張) ○炊飯用具一式
○寝具類
(2)学芸的備品
1)視聴覚器材
○16m/m映写機 ○ポータブルプレーヤー ○ OHP
○ワイヤレスアンプ・マイクロフォン
○スクリーン(2台) ○テープレコーダー(2台)
○カセットレコーダー(2台) 04chステレオ
○スライド映写機 ○鑑賞用・レク用レコード
○ピアノ ○エレクトーン ○アコーディオン(2台)
○トランシーバー(2台) ○ハンドスピーカー(2台)
○ギター(2台)
2)その他
○大工道具セット(7個) ○図書多数
6 職員組織
職名 所長 次長 主事 指導主事 主任保険技師 用務員兼
運転手計 人員 1 1 2 4 1 1 10
第3節利用状況
少年自然の家の利用は、1)学校教育の一環として利用する
場合 2)少年団体等社会教育関係団体が利用する場合 3)少
年団体指導者養成のため市町村教育委員会等が利用する場合
4)県並びに少年自然の家の主催事業に参加する場合等に大別
される。
本年度の利用総人員は234団体(前年度は171団体)、研
修実人員19,312人(前年度は14,728人)、延べ研修人員は
47,157人(前年度は35,882人)であったが、その詳細な利用
状況は、次のとおりである。
1 学校が利用したもの
利用した学校、学年、研修人員並びに研修内容は表1のと
おりである。
2 社会教育関係団体等が利用したもの
利用団体、研修人員並びにその研修内容は表2のとおりで
ある。
3 少年団体指導者養成のため
利用したもの
主催団体、研修内容、参加対象並びに研修人員は表3のと
おりである。
4 少年自然の家の主催事業
(1)親子キャンプ登山の集い
1) 目 的
キャンプ及び登山を通じ、大自然に親しみながら、親
子の心の交流と、参加者相互の親睦、健康の増進を図る。
2) 期日・会場・参加者数
ア、期 日 昭和49年8月2日〜4日
イ、会 場 福島県少年自然の家
ウ、参加者 親子又は地域のグループ(原則として子供
5人に成人1人の6人グループ編成)単位で
参加 132名
3)研修内容
○御霊櫃峠登山 ○キャンプファイヤー
○野営訓練 ○炊飯コンクール
○ハイキング ○レクリエーション、交歓会
(2)親子の集い
1) 目 的
親子での共同宿泊生活を通じ、福島県少年自然の家周
辺の紅葉を鑑賞しながら、野外レクリエーションなどに
楽しい一時を送って、親子の交流を深め合うことに役立
てる。
2) 期日・会場・参加者数
ア、期 日 昭和49年10月19日〜20日
イ、会 場 福島県少年自然の家
ウ、参加者 県内の小学生とその親 120名
3)研修内容
○親子オリエンテーリング。
○親子レクリエーション大会。
○親子レクダンスの集い。
(3)少年自然の家利用連絡協議会
1) 目 的
昭和50年度利用予定学校の代表者による利用に際して
の申込み手続き、教育課程編成上の手続き、及び研修内
容等についての研究協議をし、少年自然の家の効率的な
運営を図ることを目的とする。
2) 期日・会場・参加者数
ア、期 日 昭和50年1月30日〜31日