教育年報1975年(S50)-022/303page
ウ 利用状況
昭和49年度間に県内図書館の利用状況で、利用者総
数は851,180人、図書の貸出総冊数(延冊数)は760,386
冊、それに利用登録者総数は47,753人となっている。
更に利用の形態をみると、館内閲覧が62.7%、館外
閲覧(帯出者)は37.3%となり、図書館の利用形態も
館内利用から館外利用に変化してきている。(図4)
図4 利用形態の推移
4) 博物館
ア 設置状況
博物館法第2条及び同法第29条に規定する博物館ま
たは博物館相当施設の県内における設置数は5館であ
る。種類別では、「歴史博物術」3館(うち相当施設
1)、「美術博物館」2館(うち相当施設1)であり
その他の種類の博物館は設置されていない。
現に設置されている施設を設置者別にみると、公立
2館(県立1、市立1)、私立3館(法人立=「民法
34条」2、その他立1)である。
一方職員は総数19人(専任のみ)で、職務内容別で
は、「館長」5人、学芸員補2人、事務職員12人であ
る。いずれの博物館にも専門的職員である「学芸員」
は置かれていない現状である。
イ 利用状況
昭和49年度間に県内の博物館(5館)を利用した者
は図5に示すとおりである。
図5 利用者数
5) 青少年教育施設
ア 設置状況と職員数
この施設の範囲には、「少年自然の家」、「青年の
家」、「児童文化センター」等があり、これら施設で
公立(県・市町村教育委員会所管のもの)のものの総
数は16施設で、その種類別等については表12のとおり
である。
表12 青少年教育施設数と職員数
区分 施設数計 設置者別内訳 職員数 県 市 町 村 少年自然の家 4 1 2 1 - 26 青年の家(宿泊型) 4 1 3 - - 13 青年の家(非宿泊型) 2 - 2 - - 12 児童文化センター 3 - 3 - - 16 その他 3 - 2 1 - 5 計 16 2 12 2 - 72
※ 職員数は専任・兼任の合計である。
イ 事業実施状況
昭和49年度間に青少年教育施設が主催した事業実施
状況は表13のとおりである。
ウ 利用状況
昭和49年度間に県内16の青少年教育施設を利用した
団体数及び団体利用者数並びに個人利用者数をみると
表14のとおりである。
表13 青少年教育施設事業実施状況
区分 青少年の学級・教室等 青少年団体研修 指導者研修 その他の講演会・
講習会・実習会等計(延数) 実施施
設数件数 参加
者数実施施
設数件数 参加
者数実施施
設数件数 参加
者数実施施
設数件数 参加
者数実施延
施設数件数 参加
者数県内16施設
において1日研修 5 51 2,442 4 13 529 2 2 146 4 58 8,511 15 124 11,628 宿泊研修 3 10 552 2 13 543 5 6 462 2 2 153 12 31 1,710 計 8 61 2,994 6 26 1,072 7 8 608 6 60 8,664 27 155 13,338