教育年報1975年(S50)-035/303page
いて十分検討して適正な配置をし、その具体的施策を推進す
るに当たっては、県と市町村が緊密な連携をとってすすめる
べきである。
なお、心身障害児教育は、一般社会の理解と認識を得るこ
とが必要であるので、今後ともいっそう積極的に広報活動を
すすめるとともに、幼児・児童・生徒の段階から福祉の心を
育てる教育をすすめ、社会教育においても心身障害児に関す
る学習の機会を設け、啓発活動に努力しなければならない。
2 福島県産業教育審議会
(1) 福島県産業教育審議会委員
氏名 公職名 委嘱期間 備考 大野正一 福島県議会議員 50.7. 〜52.3.31 規則2条1項委員 倉島一郎 福島商工会議所副会頭 50.7. 〜52.3.31 〃 斎藤初四郎 福島県農協五連会長 49.4.1〜51.3.31 〃 油井賢太郎 福島県産業教育振興会理事長 49.4.1〜51.3.31 〃 鈴木健三郎 県立福島農蚕高等学校長 50.7. 〜51.3.31 〃 根元虎雄 県立福島工業高等学校長 50.7. 〜52.3.31 〃 高橋健郎 県立福島商業高等学校長 50.7. 〜52.3.31 〃 高橋キヨ子 福島大学教育学部教授 49.4.1〜51.3.31 〃 佐藤正一 福島県高教組執行委員長 49.4.1〜51.3.31 〃 和田敬久 福島県労働組合協議会議長 50.7. 〜52.3.31 〃 立沢甫昭 福島県総務部長 規則2条2項委員 平山正秋 福島県教育庁教育次長 〃
(2) 会 議
第1回会議
1) 期 日 昭和50年7月31日
2) 会 場 福島県庁西庁舎11階会議室
3) 出席委員 7名
大野、油井、鈴木、根元、高橋(健)、佐藤、立沢
4) 新任委員紹介
大野正一、鈴木健三郎委員
5) 会長・副会長選出
会長 油井賢太郎 副会長 根元虎雄
6) 報告事項
昭和49年度福島県産業教育審議会経過報告
昭和50年度産業教育関係予算について
昭和50年度産業教育関係研修事業について
7) 審議事項
○ 諮問「本県における産業教育のあり方について」に
対する答申について
○ 昨年の審議に引き続き、課題として残されておっ
た「産業教育振興のための教育諸条件の整備充実につ
いて」を検討し答申する。
○ 専門調査委員会の設置について。
第2回会議
1) 期 日 昭和51年1月28日
2) 会 場 福島県庁西庁舎11階第4会議室
3) 出席委員 9名
大野、倉島、油井、鈴木、根元、高橋(健)、高橋(キ)
佐藤、和田
4) 審議事項
○ 専門調査委員会経過報告
○ 専門調査委員会報告書の検討
第3回会議
1) 期 日 昭和51年2月16日
2) 会 場 福島県庁西庁舎5階会議室
3) 出席委員 9名
倉島、油井、鈴木、根元、高橋(健)、高橋(キ)、佐藤
和田、平山
4) 審議事項
○ 答申原案審議
○ 答申の手続きについて
答 申
昭和51年2月28日、会長・副会長より教育委員会教育
長に答申した。
「本県における産業教育のあり方について」
答申のおもな内容
生徒一人一人の能力を開発し、個性の伸長を図り
専門性の高い職業教育を行うため次の諸点に十分配慮す
る必要がある。
ア、 現在設置されている学科の教育内容について検討し
充実を図る必要がある。
イ、 実験、実習を充実させるため、施設・設備等の充実
と近代化を図る必要がある。
ウ、 教員の資質の向上を図るため、研修を強化充実する
必要がある。
エ、 1学級当たりの生徒数を現在の基準より低くする必
要がある。
オ、 各学科独自に配慮すべき事項
カ、 普通科における職業教育
キ、 その他の関連事項
3 福島県スポーツ振興審議会