教育年報1975年（S50）-149/303page

教科	学校名	職名	氏名	派遣先	期間	研修内容
家庭	福島県立小高高等労校	教諭	鈴木道子	福島県衛生公害研究所	8月18日(月) 〜 8月23日(土)	食品衛生に関する 実験と講義
	〃田島高等学校	教諭	栗城幸子
	〃会津農林高等学校	教諭	小沢冨美	蛇ノ目ミシン工業株式会社	8月18日(日) 〜 8月23日(土)	被服縫製に関する 実験と実習
	〃田島高等学校	教諭	佐藤和子
	〃東白川農商高等学校	教諭	春日井節子
	〃猪苗代高等学校	教諭	戸嶋真紀子	ライオン油脂家庭科学研究所	8月4日(月) 〜 8月8日(金)	被服材料及び洗浄に 関する実験・実習
	〃安達東高等学校	教諭	花房元
	〃平商業高等学校	教諭	桑島チャウ
	〃本宮高等学校	教諭	菅野洋子

(2)　県主催の研修講座とその内容

　1)　昭和50年度産業教育現代化講習会

　　ア、　目　　的

　　　　本県産業教育の現状を分析し、将来の方向を見い出

　　　し、当面する諸問題について研究協義し、産業教育の

　　　現代化を図るとともに関係教員の指導力の向上に資す

　　　る。

　　イ、　期日・会場・参加人員

　　　　期　　日　昭和51年1月13日(月)〜1月14日(水)

　　　　会　　場　福島県教育センター

　　　　参加人員　農業　13人　工業　19人　商業　17人

　　　　　　　　　家庭　22人　　　計　71人

　　ウ、　研究主題

　　　　「実験実習的学習の管理と運営」　

　　オ、　講師、助言者

　　　　福島県教育センター指導主事　　　金沢義夫

　　　　〃　　　　〃　　　　　　　　　　桜井正一

　　　　〃　　　　〃　　　　　　　　　　佐藤清子

　　　　福島県立小野高等学校教諭　　　　渡辺勇

　　　　福島県立会津商業高等学校教諭　　赤城良一

　　　　福島県立平商業高等学校教諭　　　鈴木責

　　　　福島県立白河農工高等学校教諭　　斎藤祐希子

　　　　福島県教育庁高等学校教育課担当指導主事　　4名

2)　昭和50年度産業教育実習担当教員研修会

　　ア、　目　　的

　　　　農業、工業、商業における実習について、その指導

　　　内容や方法の研究とともに、技術、技能の実技研修を

　　　行い、担当教員の資質の向上を期する。

　　イ、　期日、会場、参加人員

部会	期日	会場	参加人員
工業	8月11日 〜 8月13日	福島県立二本松工業高等学校	47名
商業	51年1月8日 〜 1月10日	福島県教育センター	30名

　　ウ、　講師、助言者

工業

　　　　東北大学教授　工学博士　　　　　後藤幸正

　　　　東北大学教授　工学博士　　　　　尾坂芳夫

　　　　東北大学助教授　　　　　　　　　三浦尚

　　　商業

　　　　文部省教科書調査官　　　　　　　山口不二雄

　　　　福島県教育センター指導主事　　　桜井正一

　　　　外に工業、商業担当指導主事

第11節　定時制・通信制教育

　後期中等教育の機会を広く勤労青少年に与えるための定時

制・通信制教育は、近年そのあり方について検討・改善が加

えられつつある

　すなわち、全日制高校への進学率は毎年上昇しているが、

定時制への進学は減少の一途をたどっており、更に都市部の

夜間高校に集中する傾向が見られる。また、通信教育は、独

特の教育形態を持っているため、単に高等学校教育の領域か

らだけでなく、生がい教育の観点からも見直されつつある。

　このような実態をふまえ、ここに学ぶ必要のある勤労青少

年や成人のために、定通教育を担当する教員が教育内容や教

育方法を研究し、その資質の向上を図るため次の事業を行っ

た。

　1　高等学校定時制・通信制教育研修会

(1)　目　　　的

　　定時制・通信制教育の諸問題について研究協議を行い、

　担当教員の資質の向上を目指し、定通教育の充実を図る。

(2)　期　　　日　昭和50年5月27日(火）〜29日(木)

(3)　会　　　場　福島市飯坂町　あづま荘

(4)　講師・講演題

　　　「授業研究についての考察」

　　東北地区定時制・通信制高等学校長会長

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　遊佐恭平

(5)　部会・研究内容

　第1部会

　1)　学習意欲を高め基礎学力を定着させるためには、中

　　　・高の関連性を考慮することが極めて重要である。こ

　　　の点を考慮の上、教材の精選や基本的事項の選定等効

　　　果的な指導法について研究協議した。