教育年報1975年(S50)-150/303page

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  2) 昼間定時制課程において、第3学年次で大部分の教

   科・科目を履修する場合、第4学年次の学習形態につ

   いて問題を解明し、効果的な学習指導方法について研

   究協議した。

  3) 通信制における集団生活面接指導運営上の問題点と

   添削指導における評価の問題点及び各教科以外の教育

   活動への参加について研究協議した。

  4) 通信制における聴講生的な取り扱い (単位不認定)

   をする生徒を、特科生として受講させることができる

   か等、特科生の範囲と取り扱い上の種々の問題点につ

   いて研究協議した。

 第2部会

  1) 各教科・科目の授業時間数の確保のなかで、学校行

   事の精選やもち方について研究協議した。

  2) クラブ活動の効果的な指導方法と指導過程のなかで

   評価をどのようにしたらよいか研究協議した。

 2 第24回東北地区高等学校定時制

   ・通信制教育振興会総会並びに第

  27回東北地区高等学校定時制・通

  信制教育研究協議会

(1) 趣   旨

  高等学校定時制・通信制教育について、東北各県相互の

 理解を深め、現状及び将来における種々の問題について研

 究協議を重ね、今後の振興を図る。

(2) 期   日 昭和50年7月10日(木)〜12日(土)

(3) 会   場 秋田県大館市「秋北ホテル」

(4) 参加人員  約350名

(5) 部会及び分科会

 1) 管理運営部会 (第1分科会)

 2) 学習指導部会 (第2分科会)

 3) 生徒指導部会 (第3分科会)

 4) 各教科以外の教育活動部会(第4分科会)

 5) 通信制部会 (第5分科会)

   なお、本県における定通教育の現況について、高等学

  校教育課指導主事鈴木利明が説明を行い、また次のとお

  り研究発表を行った。

  「中・高の関連を重視しつつ、学習意欲を高め、基礎学

  力を定着させるための効果的指導方法について」福島工

  業高等学校教諭成田光義、「学校行事のあり方について」

  安積第二高等学校教諭大越勝忠がそれぞれ研究発表をし

  た。

 3 全国高等学校定時制・通信制教育

  研究協議会

(1) 目   的

  高等学校の定時制通信制教育の今後の在り方、教育内容

 ・教育方法等について研究協議を行い、もって今後の勤労

 青少年教育の振興に資する。

(2) 主   催 文部省

(3) 期   日 昭和50年9月11日(木)〜12日(金)

(4) 会   場 国立教育会館

(5) 部会及び研究協議題・出席者

 行政部会

   定通教育の今後の在り方につき主に次の点について研

  究協議を行った。

  1) 高校教育の中における定通教育の役割について

  2) 定通生徒の修学条件の改善について

  3) 能力・適性等の多様な生徒の入学について

  4) 単位制・学年制について

  5) 修業年限について

   高等学校教育課指導主事     鈴木利明

 教育内容部会

   能力・適性等の多様な生徒の実態に即した定通教育の

  教育内容・教育方法等の在り方につき主に次の点につい

  て研究協議を行った。

  1) 教育内容の精選について

  2) 卒業に必要な単位数について

  3) 修業年限について

  4) 技能連携の在り方について

  5) 勤労体験の評価について

    福島県立保原高等学校教頭    佐藤政夫

 4 第30回東北・北海道地区高等学校

  通信制教育研究総会並びに研究協議

  会

(1) 趣   旨

  高等学校通信教育について東北・北海道地区の実施校相

 互の理解と認識を深め、現在及び将来における種々の問題

 について研究協議を行い今後の発展の一助とする。

(2) 主   催

  東北・北海道地区高等学校通信制教育研究会

  宮城県教育委員会

(3) 期   日 昭和50年10月2日(木)〜3日(金)

(4) 会   場 勾当台会館及び阿部菊旅館 (仙台市)

(5) 部   会

  第1分科会 (教 務)

  第2分科会 (生徒指導)

  第3分科会 (国 語)

  第4分科会 (数 学)

  第5分科会 (事 務)

  なお、第1分科会において福島県立会津中央高等学校教諭

 小林一郎が「通信制における学校行事のあり方について」

 第3分科会において福島県立福島中央高等学校教諭菊地嘉治

が「基礎学力向上のために一サブノートの検討一」第4

 分科会において福島県立福島中央高等学校教諭斎藤真策が

 「行列」についてそれぞれ研究発表を行い、また、第1分

 科会において福島県立会津中央高等学校教頭金川孝が司会者

 を、高等学校教育課指導主事鈴木利明が助言者をそれぞれ

 努めた。


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