教育年報1975年（S50）-186/303page

　13　青少年教育実技指導者研修会

(1)　趣　　　旨

　　青少年教育における指導者としての専門的知識や技術・

　指導方法について研修し、実技指導者の養成確保を図ると

　ともに青少年教育の振興充実に資する。

(2)　期日・会場・参加者

　1)　期　日　昭和50年7月22日〜7月25日　(前期)

　　　　　　　昭和50年10月14日〜10月17日　(後期)

　2)　会　場　福島県海浜青年の家　(前期)

　　　　　　　福島県少年自然の家　(後期)

　3)　参加者

　　ア　県少年団体成人指導者研修会・県青年団体指導者研

　　　修会等の県主催研修会を修了し、3年以上の団体活動

　　　の経験を有する民間有志指導者

　　イ　市町村青少年教育行政担当者・社会教育施設職員・

　　　教職員等で市町村教育委員会教育長の推薦を受けたもの

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　63名

(3)　内　　　容

　1)　共通科目

　　　青少年団体活動・青少年教育行政・青少年団体指導者

　　・プログラムの編成・評価と記録

　2)　レクリエーション実技

　　　ダンス・ゲーム・軽スポーツ・クラフト・レクの理論

　　・ソング・つどいのもち方

　3)　野外活動実技

　　　野外活動の理論・キャンプ・サイクリング・OL・天

　　文・地質・救急法・大会の運営・自然保護の意義

(4)　講師・助言者等

　1)　講　　　師

前期		後期
全国子ども会連合会	矢萩操	国立赤城青年の家事業課長	儘田彦吉
県文化センター総務部長	丹野清栄	日本青年館企画部長	水野光四郎
日本レクリエーション協会	清水良隆	B・S日本連盟出版部長	西田徹
日本レクリエーション協会	中村恭子	日本レクリエーション協会	平野仁
日本レクリエーション協会	押塚登貴夫	日本レクリエーション協会	中村恭子
福島体育館長	三河正	郡山市教育委員会保健体育課	先崎幸雄
会津若松市図書館長	渡部宏	郡山市体育協会	鈴木博
郡山女子大学講師	国馬善郎	郡山市教育委員会社会教育主事	土田功
郡山市教育委員会社会教育主事	土田功	県レクリエーション協会	菊地賢太郎
猪苗代町公民館主事	星滋	福島大学助教授	佐藤克巳
福島大学教授	蜂谷剛	郡山女子大学講師	国馬善郎
福島大学助教授	佐藤克巳	福島地方気象台	茨城高
県農業短大教諭	鴫原弥	日赤救急指導員	浦住正恵
県立保原高等学校教諭	樋口利雄	県立会津高校教諭	大竹亮作
日本サイクリング協会	山本英雄

　2)　助　言　者

　　福島県教育庁社会教育課員

　　福島県教育庁教育事務所社会教育主事

　　福島県海浜青年の家所員

　　福島県少年自然の家所員

第3節　成人(婦人)教育

　1　概　　　　　要

近年における急激な社会の変化に適応していくため、生が

いにわたる学習の必要が叫ばれ、社会教育に期待されている

ところが大きい。

　なかでも、成人を対象とする学習の場の提供については、

社会教育行政の立場からも極めて重要な課題となっている。

　本年度は、家庭教育学級・家庭教育相談事業、婦人学級・

講座、高齢者教室における学習内容の改善と充実に力を入れ

更に、成人学校・学級・講座の開設促進、高等学校開放講座

の充実、社会通信教育の普及、PTA及び婦人団体の指導者

の養成等健全な活動の助長に重点をおき推進してきた。

　家庭教育学級については、関係者の理解を深め、開設の増

加を図るとともに自主開設学級の増加に努め、併せて学級運

営及び学習内容の改善に努めるとともに家庭教育の機能向

上に資するよう指導した。

　家庭教育相談事業については、事業の趣旨、内容を県内に

周知させ、巡回相談の会場の増設と受講生のグループ化の促

進を図った。

　成人学校・成人学級・講座については、市町村教育委員会