教育年報1975年(S50)-301/303page

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2 美術博物館
事業名 画業50年記念山川忠義展 院展 高校美術展 美術三選展
実施期日 昭和50年6月28日
〜7月6日
10月15日〜10月27日 9月24日〜9月28日 11月23日〜12月7日
目的 美術博物館収蔵作品の骨幹を
形成する主要作家の一人、山
川忠義の画業を県民に広く紹
介する。
院展は日本画画壇の中でも最
もすぐれた展覧会といわれて
いるが、この展覧会の福島巡
回展を過去4回続けて実施、
今年も中心行事として計画し
た。
49年に第1回展を開催、参加
校48校、出品点数380点余と
なり好評であった。
今年も引き続き本県美術界の
底辺の拡大をめざし、計画し
た。
県出身彫塑界の第一人者の太
田良平、洋画界の重鎮吉井忠
併せて竹久夢二の素描を展示
し、芸術性の高い作品群鑑賞
の場を提供する。
対象 一般 一般 高校生及び一般 一般
内容 山川忠義氏自選の作品130点
を展観。
画業50年のあゆみをこれらの
作品群によって理解。
日展、一水会展などの出品画
入賞作品及びスケッチ風小品
など。
再興60回記念展の作品の中か
ら同人作品、受賞作品、本県
出身者入選作品など大作67点
を展示。
県内の高校生の作品(学校推
せんを受けたもの)
出品校48校
出品作品数422点
(内訳)洋画367点
デザイン35点、
彫塑20点
太田良平自選作品31点
吉井忠自選作品70点
竹久夢二滞欧素描作品144点
出品者 山川忠義氏ほか 日本美術院同人ほか 県内高校生徒 太田良平氏、吉井忠氏他
共催 ・
後援等
県教委、文化センター 県、県教委、文化センター

日本美術院

県教委、文化センター
県高教研美工部会
県教委、文化センター
(後援)愛宕山画廊
入場人員 4,000人 5,200人 1,310人 2,200人

3 歴史資料館
事業名 歴史資料館常設展 開館5周年記念
福島の仏像展
福島の考古資料展 福島市史完成記念
福島市史編さん資料展
古文書研究講習会 古文書研究講習会
実施期日 4月1日〜5月31日 6月18日〜8月31日 10月4日〜10月31日 11月20日〜12月25日 2月3日〜3月31日 7月31日〜8月1日 3月9日〜3月10日
開催場所 文化センター歴史資料館 文化センター歴史資料館 文化センター歴史資料館 文化センター歴史資料館 喜多方市立図書館 文化センター歴史資料館
内容 歴史資料館に収蔵されて
いる考古資料(縄文・弥
生・七師・順恵などの土
器及び偕宿、腰浜などか
ら出土した古瓦)歴史資
料(江戸時代の絵図、絵
馬、古文書)などを展示
善光寺式三尊仏、仏師乗
円の作とされている仏像
を一堂に展示した。 また
併せて記念講演「福島県
の善光寺式三尊仏につい
て」を早稲田大学教授加
藤言享先生によって行われ
た。
福島市教育委員会、県考
古学会との共催で、福島
市を中心とした信達地方
の遺跡から出土した石器
土器、土偶、古瓦などを
遺跡別に写真パネルと図
解した資料とあわせて展
示した。
県都福島市が市制60周年
記念事業として去る昭和
42年から福島市史の編さ
んを開始し今年度で全13
巻を刊行して完了する。
これを記念して福島市史
編さんのあゆみと、市史
に収録された貴重な資料
のうち代表的なものを展
示した。
地方史研究の基礎となる
古文書の研究講習会
近世資料の取り扱い方   
庄司吉之助
市町村における歴史資料
の収集と、保存   
誉田宏
「小沼組の研究」   
塩川町中地茂男
証文類の解読と分析   
庄司吉之助
福島市史編さんをかえり
みて   
大村三良 中世から近世初期の伊達
郡の郷村について   
菊池利雄
異国船にたいするいわき
の各藩   小野佳香
県内地方史研究の動向   
誉田宏
共催・
後援等
      福島市教委   県史学会、喜多方市教委
入場・
参加人員
3,200人 4,800人 1,600人 1,500人 120人 145人

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