教育年報1975年(S50)-300/303page

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2 設    備

(1) 一般設備

  ○ 空気調和設備=冷暖房、換気設備

  ○ 給排水衛生設備=給水、排水、ガス、一般屋内油化設

  備、スプリンクラー及びドレンチャー設備、炭酸ガス消火

  設備(歴史資料館)浄化槽

  ○ エレベーター設備=乗用 (11人乗)荷物専用(積載荷

  重4トン)

  ○ 電気設備=一般照明(蛍光灯、白熱灯)電話(自動交

  換)ITV設備、TV中継設備、館内放送設備、火災報

  知機、自家発電設備 (100KVA)電気時計

舞台設備

 ○ 舞台照明設備 (大ホール)

    フットライト (68灯) ボーダーライト (3列225灯)

  サスペンションライト (4列84台) ホリゾンライト (上

  下各72灯) シーリングライト (22灯) 各種スポットライ

   ト、調光装置など。

 ○ 舞台音響設備 (大ホール)

   主調整卓 (マイク入力24回路、ライン入力(5回路)

  マイクロフォン32台 (ワイヤレス5台含む)レコードプ

  レーヤー (2連)テープレコーダー(2台)マイクエレ

  ーター装置 (3台)各種スピーカー等。

(3) その他の舞台設備 (大ホール)

  緞帳2枚、絞り緞帳1枚、各種幕類、所作台、能舞台、

 音響反射板、迫あげ装置 (大迫り、小迫り、オーケスト

 ラ迫り、花道スッポン)グランドピアノ2台、吊物16本、

 その他大道具類

(4) 映写設備

 16mm映写機2台、映写用張込みスクリーン舞台設備につ

いては、大ホールの設備の概略を記載したが、小ホールに

も規模は小さいが照明、音響、映写等の設備が整っている。

 大都市は別として、地方の中小都市においては、この種

のホールはほとんど多目的ホールとして式典、大会、会議

等から、音楽、演劇、舞踊などの舞台芸術まで幅広い要求

に応えられるように設計、建設されており、それだけに舞

台機構は複雑化している。

 現在のところ文化センターの諸設備は県内では最も整備

されたものといえるが、これらの設備も年数がたつにつれ

て老朽化は免れることができず、部分的に多額の経費を要

する設備更新の問題に直面している。

第3節 事業の状況

昭和50年度の福島県文化センター事業の概要は次のとおりである。

1 文化会館

事業名 文化講座 映画教室 演劇教室 親子劇場 三曲演奏会
実施期日 50年4月〜51年3月 一般対象50年5月
〜51年3月
児童対象夏休み期間中
50年6月16日〜50年6月20日 50年7月27日 50年9月28日
目的 生がい教育の一環として程度
の高い講座を実施し成人の学
習の場を提供する。
映画を通じて県民の文化セン
ターとして気軽に利用しても
らうことをねらいとして実施。
よい演劇を鑑賞することによ
って児童の情操教育に資する。
幼児に対して演劇鑑賞の楽し
さと美しい夢を与え、母親と
共通の話題をもつ機会として
もらうことを目的とした。
開館5周年記念事業として県
民による芸能発表の場を提供
するとともに、邦楽の振興を
図る目的で実施。
対象 一般 一般及び児童 小学校児童 幼児と母親 一般
内容 NHK教育テレビ大学講座を
利用し文化センターで月1回
スクーリングを行う方式をと
り下記三科目を実施。
・法学(憲法と人権) 
3月〜9月
・経済学(現代社会と経済学)
10月〜3月 各6回
・近代文学(日本の近代文学)
4月〜3月 12回
県視聴覚ライブラリー所有
フィルム及び日本映画教育協
会所有の国際短編映画祭出品
作品を借り受け文化映画会と
して実施、児童対象としては
夏休み期間中週一回、児童向
の教育映画、漫画映画等を上
映した。
劇団・演目
劇団仲間「乞食と王子」
開催地・参加校
白河市4校
二本松市3校
福島市13校
相馬市3校
5日間にわたり7公演実施
劇団・演目
劇団ファミリー劇場飛行船
「親指姫の不思議な旅」
文化センターにおいて
午前・午後2回公演
県三曲連盟との共催により、
琴、尺八、三絃による演奏会
を実施。
9月28日午後1公演
出演
・出品者等
講師
〔法学〕 樋口陽一 菅野喜八郎
〔経済学〕 西川俊作 中村嘉太郎
〔文学〕 橋浦兵一 蒲生芳郎
    の各氏ほか
  劇団仲間一行34名 ファミリー劇場一行32名 福島県三曲連盟会員
福島グリークラブ員
総員200名
共催
・後援等
NHK福島放送局、県教委 県教委 県教委、開催地市教委 県教委、
福島市教委福島民報社
福島県三曲連盟、県教委
地元報道6社
入場人員 参加人員 230人 延 1,100人 23校 7,589人 4,000人 1,500人

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