教育年報1976年(S51)-130/309page
2 高等学校教育課程研究発表大会
(1) 目 的
昭和51年度、高等学校教育課程都道府県研究集会の研究
成果を発表交換し、高等学校の教育課程の実施に伴う指導
上の諸問題を、全国的規模において研究協議し、学習指導
の改善に資する。
(2) 主 催 文部省
(3) 期 日 昭和51年12月1日(水)〜12月3日(金)
(4) 参加者資格
昭和51年度高等学校教育課程都道府県研究集会の参加者
(指導助言者を含む)のうち、各都道府県教育委員会の推
薦する者
(5) 本県からの参加者は次のとおりである。
部会名 参加者氏名 勤 務 先 国語 根本正紀 福島高校 社会(世界史) 五十嵐リウ子 福島北高校 社会(地理) 草野清一 原町高校 数学 安原滋 福島高校 (研究発表) 理科(化学) 近藤博 白河高校 理科(生物) 遠藤孝 会津高校 保健体育 増子孝 郡山工業高校 (研究発表) 芸術(美術) 田中四郎 磐城高校 芸術(書道) 阿部晴男 磐城女子高校 外国語 岩越銀三 南会津高校 家庭 高橋博子 白河女子高校 (研究発表) 農業 佐藤助市 岩瀬農業高校 工業 村越保寿 福島工業高校 商業 家久来芳夫 郡山商業高校 (研究発表) 水産 浜口保夫 小名浜水産高校 各教科以外 の教育活動 小林暢夫 須賀川女子高校
3 高等学校教育課程研究会議
(1) 目 的
昭和46年度以来、高等学校教育課程研究会議は、教育課
程に関する諸問題を種々の面から検討してきたところであ
るが、これらの研究成果をふまえ、さらに研究を発表させ
高等学校教育の適正な運営を図るため、今年度の高等学校
教育課程研究会議を設置する。
(2) 任 務
研究会議は、次の任務を行う。
1) 高等学校教育課程に関する諸調査並びに資料の収集
2) 高等学校教育課程実施上の諸問題の研究
(3) 本年度の研究
1) 研究テーマ
生徒の能力・適性に即した学習指導のあり方と実際
2) 研究テーマ設定の趣旨
現在の高等学校か、青少年のほとんどを教育する国民教
育機関としての性格を強めている現状から、教育課程の
実施と、学習指導の改善についての研究は、いっそう推
進される必要がある。特に、一人一人の生徒の能力・適
性に応じた学習指導を進めるため、教育の実際の場にお
ける指導のあり方を研究し、今後の指導改善の一助とす
る。
(4) 委 員
委員は、県立学校の校長、教頭、教論、及び県教育セン
ター指導主事の中から、次のとおり委嘱した。
氏名 職名 勤務校 高橋哲夫 校長 福島女子高等学校 早川俊一 教頭 安達高等学校 大貫由雄 教諭 福島高等学校 相楽達 〃 〃 蓬田道郎 〃 〃 甲野藤ノブ 〃 福島西女子高等学校 大槻忠 〃 川俣高等学校 菅野五郎 〃 保原高等学校 吉田伊勢吉 〃 安達高等学校 古川文雄 〃 二本松工業高等学校 阿曾秀雄 〃 郡山商業高等学校 橋本悌次郎 〃 須賀川高等学校 小林暢夫 〃 須賀川女子高等学校 佐竹重雄 〃 会津高等学校 大竹寅八郎 〃 会津農林高等学校 氏家仁 指導主事 福島県教育センター 古関斎 〃 〃 佐藤守男 〃 〃
(5) 実施状況
第1回 7月14日(水)
趣旨日程の説明、研究事項の協議、分担
第2回 10月4日(月)
研究事項の検討、資料の整理
第3回 2月15日(火)
研究事項の検討、まとめ
第4節 学力向上対策
〔義務教育課〕
学力向上を重点目標として、教育条件の整備に努めるとと
もに、研究学校の指定による学習指導の改善・充実に努力し
た。