教育年報1976年(S51)-229/309page
10 学校体育指導委員
(1) 設置目的
各教育事務所保健体育担当指導主事の指導活動に協力
し、小・中学校における、保健体育の学習指導の向上を図
る。
高等学校の指導委員は、保健体育課高等学校体育担当指
導主事の指導活動に協力し、高等学校における保健体育の
学習指導の向上を図る。
(2) 委 員 数
小・中学校 10人 高等学校 5人
(3) 任 務
指導主事の協力者として、学校体育に関する専門的事項
についての指導助言に当たる。
(4) 活動の概要
教育事務所保健体育指導主事の計画に基づき、研究指定
校や、学校訪問、各種研究会等に積極的に参加し、学校体
育発展のために活動した。
高等学校の指導委員は、学校訪問、教育課程研究集会等
に参加し、積極的な活動により、学校体育指導の充実につ
くした。
(5) 昭和51年度委員名
氏名 職名 年齢 勤 務 校 吉田尊夫 教諭 39 保原町立保原中学校 鈴木正宏 教諭 40 二本松市立二本松第二中学校 阿部幸治 教諭 39 須賀川市立大東中学校 菊地隆夫 教諭 45 石川町立石川中学校 柳沼照栄 教諭 36 常葉町立常葉小学校 田村賢一郎 教諭 42 棚倉町立棚倉中学校 兼子四郎 教諭 44 塩川町立塩川中学校 矢沢喜八 教諭 43 会津坂下町立第二中学校 大竹磯夫 教諭 45 田島町立針生小学校 草野重政 教諭 41 原町市立原町第一中学校 大槻博 教諭 44 福島県立福島女子高等学校 増子孝 教諭 38 福島県立郡山工業高等学校 高橋信夫 教諭 41 福島県立喜多方高等学校 藁谷斉 教諭 44 福島県立磐城女子高等学校 塙満 教諭 44 福島県立浪江高等学校
第3節 社会体育
1 社会体育関係各種指導者講習会
(1) 野外活動(サイクリング)指導者講習会
1) 期 日 昭和51年11月6日〜7日 (1泊2日)
2) 会 場 福島県自転車会館
(郡山市)
福島県少年自然の家
3) 参加対象
県内各市町村教育委員会社会体育担当職員、公民館職
員、体育指導委員、スポーツ指導員、スポーツ少年団指
導者、野外活動指導者、ユースホステル指導者
4) 講習内容及び講師
ア 講 義
(ア) 地図のよみ方、コースの選び方
福島大学助教授 佐藤克巳
(イ) サイクリングの基礎知識
福島県サイクリング協会事務局長 伊藤栄太郎
(ウ) 自転車の機能と組立・調整
日本サイクリング協会嘱託講師 明石悠久
(エ) 実走上必要な交通ルール
日本サイクリング協会嘱託講師 佐藤勝彦
イ 実走・映画・研究協議
上記4講師のほか
福島県サイクリング協会専務理事 加藤宏
ウ 資格認定試験
5) 概 況
県内13の市町村から29名の参加があったが、参加者は
終始熱心に研修に取り組み、資格認定試験にも全員が好
成績で合格するなど大きな成果を収めた。本県のサイク
リング指導者は1119名となった。
(2) 野外活動(スケート)指導者講習会
1) 期 日 昭和51年12月7日〜9日 (2泊3日)
2) 会 場 福島スポーツセンター
(福島市)
福島体育館附属合宿所
3) 参加対象
県内各市町村における社会体育関係指導者
4) 講習内容及び講師
ア 講 義
スケートの効果的指導法
日本スケート連盟普及部理事 富田隆祐
イ 実 技
(ア) スケートの基礎技術
(イ) 対象の特性に応じた技術指導
日本スケート連盟普及部理事 富田隆祐
県立福島工業高等学校教諭 佐藤沢弥
県教育庁保健体育課指導主事 佐藤暹
同 鈴木清
5) 概 況
県内14市町村から27名の参加があった。初心者層が比
較的多かったが意欲的受講態度で、技術的にもかなりの
上達をみせた。
(3) 野外活動(スキー)指導者講習会
1) 期 日 昭和52年1月5日〜7日 (2泊3日)
2) 会 場 沼尻スキー場
(猪苗代町)
ひいらぎ旅館
3) 参加対象
県内各市町村における社会体育関係指導者
4) 講習内容及び講師
ア 講 義
(ア) スキーの効果的指導法