教育年報1976年(S51)-263/309page
昭和51年度貸し付け実績一覧表 (単位 千円)
月別 /
件数・金額
/種類一 般 住 宅 大 学 災 害 医 療 合 計 件数 金 額 件 数 金 額 件数 金 額 件数 金 額 件数 金 額 件 数 金 額 4 51 14,310 99 322,600 69 20,700 - - - - 219 357,610 5 66 19,430 44 177,900 16 4,800 - - - - 126 202,130 6 63 18,140 63 205,900 20 5,950 - - - - 146 229,990 7 69 20,400 94 416,600 - - - - 2 800 165 437,800 8 49 14,000 82 354,200 1 300 - - - - 132 368,500 9 54 15,750 85 327,500 - - - - 1 400 1.40 343,650 10 96 27,950 105 378,600 - - - - - - 201 406,550 11 101 29,550 78 276,600 - - - - 1 400 180 306,550 12 52 15,400 80 308,800 1 300 - - - - 133 324,500 1 46 13,500 82 308,150 3 900 - - - - 131 322,550 2 88 25,300 165 611,550 9 2,700 2 1,000 - - 264 640,550 3 90 26,400 149 593,700 129 38,450 - - - - 368 658,550 合 計 825 240,130 1,126 4,282,100 248 74,100 2 1,000 4 1,600 2,205 4,598,930 割 合(%) 5.22 93.11 1.61 0.02 0.04 10.0
(2) 住宅貸し付けについて
住宅貸し付けの使用目的別貸し付け状況は、下表のとおりである。
昭和51年度目的別住宅貸し付け状況一覧表 (単位 千円)
割合(%)/
件数・金額
/事由別新 築 敷地購入 増・改 築 修 理 土地付き住宅購入 合 計 件数 金 額 件数 金 額 件数 金 額 件数 金 額 件数 金 額 件数 金 額 499 2,073,550 169 668,000 349 1,264,650 61 80,400 48 195,500 1,126 4,282,100 49.0% 16.0% 30.0% 0.2% 48% 100%
9 共済組合保養施設
公立学校共済組合飯坂保養所(あづま荘)は、新宿泊施設
として、オープン以来7年を経過するにいたった。従って、
当年度における管理運営については、施設設備の面で、更新
または修繕の必要が従来に比し多くなったほか、7月1日か
ら適用のビル管法の実施や、その他関係法令上から改善を要
することも発生し、これらの経費負担増と相俟って、経常経
費においても、光熱給水費特に、水道、ガス料金、重油代の
値上りなど、歳出面のより増大が余儀なくされた。その主な
る具体的事項は、まず営業面では、宿泊客室広縁のジュータ
ンの張替え、同室テーブル、布団等の更新を始め、ふすまの
張替え、畳の表替え、照明の改善、調理室の冷蔵庫の全面更
新、洗浄機の新設などの実施である。次にビル管理法施行に
ともない、建築物環境衛生管理者の設置、施設内こん虫駆除、
受水槽高架水槽の清掃のための専門会社への委託作業の実施、
その他の法令適用では、ボイラー室に煤煙濃度測定器の新設
及び道路上設置の気中高圧開閉器の当敷地内への移転工事、
法令外の整備としては、引湯用モーター、浴場関係配電盤、
同蒸気主管の更新、汚水排出管の修繕工事等、多大の条件整
備を図った。また屋外環境整備としては、庭園の整備を図っ
た。一方当所の利用者実績状況については県教育庁を始め県
内教育機関及び関係諸団体等の経費抑制による会議やこれに
伴う宴会などの利用が減少したうえ、組合員等一般について
も、鉄道賃や諸物価の値上がりなどによるインフレ不況ムー
ドは、旅行にブレーキがかかり、収入の主体である宿泊利用
率を低下させ、前年度より約4%も落ち込んだ実績となった。
加えて、福島市周辺の婚礼者数の減少が影響して、その利用
組数においても28組にとどまり、前年度に比して7組の減少
をみた。さらに、前年度黒字決算をみた実績から、宿泊利用
料金を始め、会議室利用料、休憩料等基本料金を据い置いた
ことや、団体の大型化利用が減少し、小グループ型利用とな
るほか、マイカー使用の利用客型に変ったためか、飲食等の
売り上げが減少する一方売店売り上げも伸びず、消費単価も
期待どおりゆかず、支出増に対して、収入額が比例せず、本
年度は終始苦しい経営を続け、収支決算においては、再度赤
字のやむない結果に終わった。その利用状況並びに収支決算
の概要を示せば、次のとおりである。
(1) 利用状況
1) 宿 泊
ア 年間宿泊可能人員 36,500人
イ 年間宿泊実人員 22,865人