教育年報1977年(S52)-006/357page
教育事務所 所長・次長名 課長名 職員数 課別の主な分掌 南会津教育事務所 所長 永沢電四郎 総務 湯田忠作 10 ○庶務文書・会計、各種振興法関係 指導管理 猪股宏平 ○小・中学校指導一般、小・中学校管理、教職員管理 相双教育事務所 所長 鈴木栄 総務 佐藤俊雄 17 ○庶務文書・会計、各種振興法関係 次長 園部淳 指導 寺島八郎 ○小・中学校指導一般 管理 遠藤裕 ○小・中学校管理、教職員管理 いわき教育事務所 所長 石井六郎 総務 宮川正平 20 ○庶務文書・会計、各種振興法関係 次長 金成栄久 指導 長谷川三雄 ○小・中学校指導一般 管理 折笠和男 ○小・中学校管理、教職員管理 第4節 企 画 調 整
1 教育行政の暫定見通し
昭和41年度に策定した第1次福島県長期総合教育計画の
計画期間が昭和51年度をもって終了したので、これに続く
第2次福島県長期総合教育計画を策定すべく検討作業を行
ってきたが、県の福島県長期総合計画との関連から、この
策定が昭和52年度に延期されることとなった。
そこで、県教育委員会としては、教育行政の総合性、計
画性を確保する見地から、今後3年間にわたる暫定的な見
通しを立て、本県教育行政の方向づけを行うため、昭和51
年度に「教育行政の暫定見通し」を策定した。
この「教育行政の暫定見通し」は、その性格上、基本構
想的要素と事業計画的要素とを一体化したものとなってい
るが、その内容はいずれも、昭和52年度に策定した第2次
福島県長期総合教育計画に引き継がれた。
「教育行政の暫定見通し」の概要は、次のとおりである。
教育行政の暫定見通し
1 性格
2 基本方針
3 暫定見通し期間中の重点施策
(1)高等学校教育の拡充
(2)養護学校義務制のための条件整備の推進
(3)教育内容の充実と指導方法の改善
(4)全国高等学校総合体育大会の開催
(5)社会教育の振興
(6)芸術文化の振興と文化財の保護
部門別暫定見通し
一 学校教育の充実
1 教育機会の拡充
(1)幼稚園教育の拡充
(2)障害児教育の拡充
(3)高等学校教育機会の拡充
2 教育水準の向上
(1)教育内容の充実と指導方法の改善
(2)教職員の資質の向上
(3)教職員組織の充実
(4)教職員処遇の維持改善
3 教育環境の整備
4 へき地における学校教育の充実
二 社会教育の振興
1 社会教育の機会の拡充
2 社会教育における内容の充実
3 社会教育施設の整備
4 社会教育指導体制の確立
5 社会教育団体の育成と団体活動の助長
三 体育・スポーツの振興
1 学校保健・体育の充実
2 全国高等学校総合体育大会の開催
3 社会体育の振興
四 芸術文化の振興と文化財の保護
1 芸術文化活動の普及と向上
2 文化財保護の充実
2 教育行政の暫定見通し(昭和52〜54
年度)における昭和52年度の実績評
価と今後の方向
「昭和52年度の実績評価と今後の方向」は、昭和51年度に
策定した「教育行政の暫定見通し」に対する実績評価と、「教
育行政の暫定見通し」の外、昭和52年度に策定した「第2次
福島県長期総合教育計画」、「同計画・第1期実施計画」及び
「昭和53年度重点施策及び一般施策」をも併せ、総合的見地
に立っての今後の方向とを示すものとして編集した。
その概要は、次のとおりである。
(1)実績評価の柱
1)学校教育の充実
2)社会教育の振興
3)体育・スポーツの振興
4)芸術文化の振興と文化財の保護
5)教育行政需要に対する的確な即応
(2)教育行政指標の主な項目
1)幼稚園教育
園数、組数、園児数
2)小学校教育
学校数、学級数、児童数、教職員数
3) 中学校教育
学校数、学級数、生徒数、教職員数
4)養護教育
学校数、学級数、幼児・児童生徒数、教職員数
5)高等学校教育