教育年報1977年(S52)-123/357page

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(3)学科転換
学  校  名 課 程 学 科 名 学級数 年   度
会津農林高等学校 全日制 農業→園芸 1学級 昭和53年度
小高高等学校 家政→商業・家庭 2 〃

(4)分校の独立
学  校  名 課 程 学科名 学級数 年   度
須賀川高校・長沼分校→長沼高校 全日制 普 通 3学級 昭和53年度

 4 県立盲、聾、養護学校、地域教育相

  談室の設置・廃止

(1)学校の設置
学  校  名 設置学部 所在地 開校年度
猪苗代養護学校 小学部・中学部 猪苗代町 昭和53年度
富岡養護学校 小学部・中学部 富岡町 昭和53年度

(2)分校の設置
学  校  名 設置学部 所在地 開校年度
平養護学校翠ヶ丘分校 小学部・中学部 いわき市 昭和53年度
須賀川養護学校郡山分校 郡山市
須賀川養護学校竹田分校 会津若松市

(3)分校の廃止
学  校  名 設置学部 所在地 年  度
盲学校郡山分校 小 学 部 郡 山 市 昭和52年度
〃   会津分校 会津若松市
〃   平分校 いわき市

(4)地域教育相談室の設置
相談室名 所  在  地 開所年度
郡山養護教育相談室 郡山市 聾学校 昭和53年度
郡山分校内
会津養護教育相談室 会津若松市
会津分校内
いわき養護教育相談室 いわき市
平分校内

  第5節 学 校 防 火

 学校火災は公有財産を焼失するばかりでなく、児童・生徒

の学習の場を失うことになり、加えて精神的打撃を与え、学

校教育の質的低下をまねき、教育行政を停滞させるなど、社

会におよぼす物心両面の影響はまことに大きい。

 昭和52年度においては、学校火災による焼失事故は一件の

発生もみなかったが、これは、市町村教育委員会並びに学校

当局の努力によるものである。

 本年度の学校防火対策は次のとおりである。

  1 学校防火査察の実施と指導

(1)県教育委員会の実施要項

 1) 学校が行う学校防火診断の実施の徹底と指導をする。

 2) 無人校をなくすよう宿日直代行員の設置促進を指導す

  る。

 3) 木造校舎めうち、小学校39校、中学校20校、計59校を

  対象として、県教育庁義務教育課管理主事、消防署員が

  中心となって学校防火査察を行い、代行員の設置、査察

  結果の改善事項について市町村に要請する。

 4) 防火に関する広報活動を強化し、防火思想の高揚を図

  る。

 2 学校防火診断の実施

(1)学校防火診断実施のねらい

  各学校ごとに防火に関する自己診断を行い、防火体制、

 消防計画及び施設・設備等の点検を行い、問題点の発見に

 努めるとともに、これが対策を講ずることによって平常の

 防火管理の強化を図り、学校火災発生の絶無を期す。

  学校防火の年間における定期診断中は5月1日、12月1

 日とすゆ。

(2)防火診断の内容

 1) 防火体制

  ア 消防計画が適正に作成されているか。

  イ 通報・伝達の方策が確立され、避難訓練が定期に実

   施されているか。

  ウ 日々の防火管理は適切に行われているか。

  エ 防火に関する指導は適宜なされているか。

 2) 宿日直(警備・代行)員の勤務状況

  ア 防火のための巡視は規定どおり実施されているか。

  イ 教職員と代行者の引き継ぎ上空白時間はないか。

  ウ 巡視の記録は確実に記載されているか。

 3) 火気関係設備及び取り扱い状況

  ア 煙突、煙道に防火上の問題はないか。

  イ ストーブ、火ばち、こんろの配置、使用は適切か。

  ウ 燃焼施設と可燃物との距離は適切か。また、燃料の

   保管状況は良好か。

  エ 都市ガス、プロパンガスの配管、燃焼器具の整備は

   良好か。

  オ 焼却炉等は完全か、また、その使用は適切か。

    たばこの吸いがらの処理は適切か。


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