教育年報1977年(S52)-209/357page
件などを考え、日常生活圏施設、広域圏施設のいずれである
かを留意し、体系的整備計画を図る必要があり、次の点をあ
げ、その設置促進並びに運営の効率化を図った。
1) 生がい教育研究協議会、公民館訪問等により、理事者
をはじめ、教育行政関係者に社会教育施設についての理
解を深め、社会教育施設の設置促進を図った。
2) 公民館については「基準」による市町村における配置
計画の樹立をはじめ塾増築等をすすめた。本年度は公民
館10館(中央公民館3館地区館7館)を新増築した。ま
た、公民館の職員の適正配置などを検討し、その増員を
図るよう助言指導した。公民館236館中の職員数は昭和
52年10月1日現在専任、兼任、非常勤を含めて、799人
で1館当たり3人強となったが、専任化を図る必要がある。
3) 公民館管理運営研究協議会、公民館職員研修会をはじ
め、県公連関係の研修会を通じ公民館運営の効率化をす
すめた。
4) 県少年自然の家の食堂の増築を図り、県海浜青年の家
の公舎を新築し、また、集いの広場の舗装などその整備
を図った。
5) 国立那須甲子少年自然の家の建設のための協力事業を
すすめ、昭和53年7月事業開始となった。
6) 図書館、博物館については計画的な設置の促進を図る
よう助言、指導した。
2 公民館数、職員数
教育事務所別
公民館の設置状況 (52.10.1現在)
管内別 区分
市町村数学校数
(公立本校)公 民 館 数 類似施設
(部落館・集会場等)本館(中央館・地区館)・分館の施設内容 本 館 分館 合計 基準以上のもの
(建物延面積330m2以上)基 準 以 下 の も の 小学校 中学校 中央館 地区館 計 中 央 館 地 区 館 分館 中 央 館 地 区 館 分館 独 立 併置 計 独 立 併置 計 独 立 併置 計 独 立 併置 計 新築 転用 新築 転用 新築 転用 新築 転用 50年度 90 565 262 88 136 224 222 446 1,899 59 10 14 83 54 16 13 83 26 ― 1 4 5 7 19 27 53 196 51年度 90 567 261 88 141 229 218 447 2,070 60 9 14 83 59 12 15 86 28 ― 1 4 5 8 25 22 55 190 52年度 90 562 254 89 147 236 214 450 2,173 59 10 16 85 65 16 15 96 25 ― 1 3 4 9 25 17 51 189 県 北 17 123 43 16 38 54 59 113 613 8 4 4 16 14 5 8 27 10 ― ― ― ― 2 2 7 11 49 県 中 18 143 63 18 34 52 83 135 351 17 1 ― 18 30 3 ― 33 5 ― ― ― ― ― 1 ― 1 78 県 南 12 52 18 12 1 13 27 40 198 10 1 1 12 ― ― ― ― 5 ― ― ― ― 1 ― ― 1 22 会 津 21 100 51 21 27 48 21 69 412 15 2 3 20 3 4 3 10 1 ― ― 1 1 ― 13 4 17 20 南会津 7 20 12 7 5 12 ― 12 128 3 2 2 7 4 ― ― 4 ― ― ― ― ― ― ― 1 1 ― 相 双 14 54 27 14 7 21 24 45 271 6 ― 5 11 3 3 1 7 4 ― 1 2 3 ― ― ― ― 20 いわき 1 70 40 1 35 36 ― 36 200 ― ― 1 1 11 1 3 15 ― ― ― ― ― 6 9 5 20 ―