教育年報1977年(S52)-218/357page
第2節 芸術文化の振興
1 文化振興のための条件整備
(1)文化行政の推進
1) 市町村文化行政担当者会議
ア 日 時 昭和52年5月10日 11時〜16時
イ 会 場 県文化センター会議室
ウ 参加者 92名
エ 内 容
(ア)文化行政重点施策の概要
(イ)文化課及び県文化センター事業説明
(ウ)講演「これからの文化行政」
講師 文化庁庶務課課長補佐
草場宗春
2) 芸術文化懇談会
本県文化の将来への発展のために出席者より、提言を
求め、県民文化の振興並びに県文化行政推進の参考とし
た。
ア 演劇部門 懇談会
(ア)日 時 昭和53年2月22日
(イ)会 場 県文化センター
(ウ)懇談事項
主題「参加する芸術文化活動の推進のために」
(エ)内 容
(1)出席者の意見発表
テーマ
「各部門、各地域における県民参加の現況と今
後の抱負」
(2)研究・懇談
テーマ
「今後の推進のために」団体の役割、行政の役
割
(オ)出席者
三浦芳勝、湯浅公平、正木ミチル、山口恒雄、
荒明信子、野村守、上石政雄、今井徳年、斎藤洗旦、
丹野清栄、川村重和、田口孝之、花田勇
県 側
小畠哲(教育次長) 阿部信市(文化課長)
折笠常弘(文化課主幹)
イ 文学部門 懇談会
(ア)日 時 昭和53年2月24日
(イ)会 場 県文化センター
(ウ)懇談事項 内容については前演劇部門と同じ。
(エ)出席者
小宅幸一、鈴村満、菊地啓二、小村金次郎、
高橋康雄、安斎哲、猪狩哲郎、伊藤松風、鈴木勝吉、
薮内喜一郎、佐藤浩、三橋正雄、丹野清栄
県 側
阿部信市(文化課長)
折笠常弘(文化課主幹)
3) 北海道・東北地区著作権講習会
46年度開催以来の本県開催で有意義な講習会となった。
(ア)期 日 9月6日〜7日
(イ)会 場 県文化センター
(ウ)主 催 文化庁、県教育委員会
(エ)内 容 第一日目 講義
「著作権制度の概要」
「著作権制度と著作権の実務」
第2日目 質疑応答及び自由討議
・講 師 田原昭之(文化庁文化音階作権課課長補佐)
黒沢節男(同 調査係長)
矢沢章二(日本民間放送連盟著作権部副部
長)
(オ)参加者 各県関係者 県内36名、県外46名、計76名
(2)指導者、後継者の育成
1) 芸術セミナー
積極的に芸術文化活動を行っている中堅実作者の技術
の向上と地域文化活動を推進する指導者としての資質の
向上をはかるため、研修の場を提供し、もって本県文化
の振興をはかることを目的として、昨年度までの「青少
年芸術文化リーダーの集い」と「伝統工芸指導者講習会」
を統合拡充して実施したもので、芸術7部門にわたって
地区別に開催した。
ア 期日、会場、参加者等
部門 期 日 会 場 参加者等 文学 5月19日 〜 5月21日 いわき市文化センター 27 舞踊 6月30日 〜 7月2日 浪江町体育館 48 美術 7月15日 〜 7月17日 石川町中央公民館 37 彫塑 8月4日 〜 8月6日 福島女子高校 28 演劇 8月18日 〜 8月20日 柳津町つきみが丘町民センター 10 工芸 9月27日 〜 9月29日 田島町中央公民館 40 合唱 11月18日 〜 11月19日 白河市中央公民館 49 イ 内 容
(ア)講義及び実技・製作指導
(イ)モデル演奏・演技を基にしての研修
(ウ)地域の文化活動に関する研究協議
(エ)作品発表・展示とその批評検討
ウ 講 師
(ア)文 学
小説 草野比佐男
詩 相田謙三(日本現代詩人会会員)
短歌 白木英尾(現代歌人協会会員)
俳句 鈴木正治(日本ペンクラブ会員)
講話 北篤(日本ペンクラブ会員)
(イ)舞 踊
長沢トシエ(福島県民踊指導者連絡協議会幹事長)
鈴木武子(福島県民踊指導者連絡協議会副会長)
篠田年子(若松商業高校教諭)
(ウ)美 術
日本画 桝田隆一
油 絵 松田松雄