教育年報1977年(S52)-232/357page
3) 国指定文化財名称変更
米山寺経塚群(旧米山寺経塚) 52.7.25
4) 国選択重要無形民俗文化財
津島の田植踊 52.12.9
5) 文化財の指定解除
ア 県指定文化財
重要文化財(建造物)
名称 所在地 解除月日 備考 旧馬場家住宅 会津若松市 52.9.2 52.1.28 国指定となったため 旧伊達郡役所 伊達郡桑折町 〃 52.6.27 国指定となったため 安積高等学校旧本館 郡山市 〃 〃 イ 国指定文化財
国指定文化財についての解除は、なかった。
(4)文化財の普及公開
1) 県民俗芸能大会
ア 目 的
県内に遺存する民俗芸能のうち、価値の高いものを
広く公開し、民俗芸能に対する一般の理解を深めると
ともに、公開芸能の記録保存を行った。
イ 主 催
県教育委員会、西会津町、西会津町教育委員会、
福島民友新聞社。
ウ 期 日
昭和52年11月6日(日)
エ 会 場
西会津町立野沢小学校体育館
オ 出演芸能
野沢の祭り磯子、屋敷の万歳、黒沢の早乙女踊、
野沢の甚句踊・草刈踊(西会津町)、高坂の獅子舞
(いわき市)、本揃の田植踊(大玉村)、高柴の七福神
(郡山市)、下柴の彼岸獅子舞(喜多方市)
カ 観 覧 者
1,000名以上
2) 北海道、東北ブロック民俗芸能大会
昭和52年8月21日(日)山形県県民会館で開催された。
本県からは、会津大念仏踊(喜多方市)が出演し、好評
を準した。
3) 文化財研修バス
ア 目 的
県民が直接文化財に接することにより、文化財に対
する理解を深めるとともに、文化財の保存活用の推進
を図る。
イ 内 容
各教育事務所が主催し、研修生50名を募り、バス1
台を運行した。
ウ 対 象
主として、婦人層を対象に公募。
昭和52年度文化財研修バス実施概要
区分 月日 地域 講師 見学対象 備考 県北 10月7日 会津 秋山政一 勝常寺(湯川)―恵隆寺(坂下)―法用寺(高回) 市文化財調査委員 ―松平氏庭園(若松市) 県中 9月6日 会津 田中正能 ―恵日寺(磐梯町)―願成寺(喜多方)―熊野神 県文化財審議委員 社(喜多方)―恵隆寺(坂下)―勝常寺(湯川) ―会津松平氏庭園(若松市)― 県南 9月2日 いわき 田中正能 ―大畑貝塚―中田横穴古墳―弁天沼うなぎ―八 県文化財審議委員 鈴木重美 幡横穴古墳群―いわき市文化センター―白水阿弥陀 いわき市社教係長 鈴木孝 堂― いわき教育事務所 会津 9月28日 いわき 石川佐中 ―いわき市文化センター―飯野八幡宮―願成寺 いわき市社教課長 長尾修 (白水阿弥陀堂)― 県文財保指員 南会津 9月18日 会津 室井康弘 ―竜興寺(高田)―恵隆寺・旧五十嵐家住宅(坂下) 田島町公民館長 ―熊野神社長床―願成寺(喜多方)―勝常寺― 相双 9月29日 県 中 田中正能 高柴デコ屋敷(郡山)―日和田史料館(郡山)―蛇 県文化財審議委員 骨地蔵尊(郡山)―西方寺(郡山)―如宝寺(郡山) ―一里塚(須賀川)―須賀川市立博物館 いわき 9月27日 県南 田中正能 ―白河関跡―境明神―南湖公園―感忠銘碑― 県文化財審議委員 橋間博 泉崎古墳―磨崖供養塔婆群(泉崎)― 泉崎社教主事