教育年報1977年(S52)-242/357page

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会の三本の柱とし、18,383名の参加を得た。初めての県民ス

ポーツ大会は、家庭、バレーボール他3種目を実施したが、

今後、広報活動と巡回スポーツ指導等を通じ大会の普及発展

を図る必要がある。

 第4回東北総合体育大会は、東北各県より6千余名の選手

監督を迎え、本県内13市町村を会場とし29種目の競技会が展開

された。本県は、946名の選手が参加し、ハンドボール他4種

目において総合優勝した。

 第32回国民体育大会(夏季、秋季、冬季)は青森県下にお

いて開催された。本県は548名の選手団を派遣し、ソフトボ

ール少年女子(県選抜)漕艇少年女子(喜多方女高)の優勝

馬術少年男子障害飛越(菅野雅敏、福商高)自転車少年男子

10,000mポイントレース(小川信明、白農工高)レスリング

少年男子グレコ65kg(渡部徳一郎、田島高)ウエイトリフテ

ング成年男子100kg(後藤良一、後藤組)等の個人優勝の成

績をあげた。少年男女の活躍がめざましく,昭和53年度全国

高等学校総合体育大会に向けて選手強化の実績が実りつつあ

るものと期待される。

 さらに、国際的大会に、6名の選手を派遣し、また、日独

スポーツ少年団同時交流等、本県スポーツの発展と、国際親

善に努めた。その他体育・スポーツ関係団体においても、そ

れぞれの計画にもとづいて充実した活動が展開され、本県社

会体育の振興を図った。

 1 体 育 関 係

(1)昭和52年度春の叙勲
氏名・住所 役    職    名 主    な    功    績
海野篤之 財団法人福島県体育協会副会長・福島 第七回国体の誘致・信夫丘野球場の建設・県体育協会の法人化。
福島市 県野球盟、福島県野球審判協会会長・ 県野球連盟・審判協会の設立・本県野球、東北野球の発展と社会
  東北野球連盟会長 体育の振興に尽力。

(2)文部大臣表形体育功労者(52年10月7日)
氏名・住所 役    職    名 主    な    功    績
木ノ戸徳重 財団法人福島県体育協会副会長・福島 白河市の体育施設の整備、市民体育・スポーツの発展に尽力。県
白河市 県自転車競技連盟会長・福島県剣道連 自転車連盟の再建と発展に努力、優秀な選手の育成と、自転車競
  盟会長 技の普及振興に尽力。

(3)福島県教育委員会表彰(52年11月3日)

 1)体育功労賞
氏名・住所 役    職    名 主    な    功    績
遠藤久雄 喜多方市体育協会理事長・耶麻地区体 永年にわたり会津地区の柔道界の指導、体育指導委員として社会
喜多方市 育指導委員連絡協議会会長 体育振興に貢献、地区のリーダーとして組織の充実に尽力。
大島正夫 県自転車競技連盟理事長・(財)日本ア 県自転車競技連盟の再建、優秀選手の育成、全国大会の優勝など
白河市 マチュア自転車競技連盟理事・全国高 斯道普及発展と国際的大会へ参加し、その活躍は極めて大である。
  体連自転車競技副部長  
斎藤義男 県軟式庭球連盟理事長 国体通算25回出場、選手・監督として活躍し本県軟式庭球の普及
いわき市   発展に尽力。連盟理事長として組織運営の充実発展に尽力。
荒井覚広 学校保健協会西白河支部支部長・白河 学校保健協会役員として、協会組織運営の充実、管内学校保健活
西郷村 市立白河第二中学校長 動充実のため尽力。関係教職員の研修、保健重視の学校経営
堀内鉄雄 元郡山市教育委員会教育長 本県学校給食の基礎をつくる。特に農山村地域の完全給食推進に
郡山市   尽力。郡山、三穂田給食センターの整備、中学校の給食実現尽力。

 7 体育施設の整備

 県総合運動公園建設事業は、取り付け道路改良工事、農業

水路付け替え工事、テニスコート建設工事、簡易水道工事、

排水樋門新設工事等が進められ完成した。

 県営萩野漕艇場は、昭和53年度全国高等学校総合体育大会

漕艇競技会場となることを踏まえ、年次的に整備してきた。

さん橋新増設、ランドマークポール増設、艇庫前舗装工事、

艇の購入を行い大会準備の万全を期した。

 野外活動センターについては、キャンプ場屋外便所の新設

放送設備の改良、テントの購入を行った。

 スキーセンター関連として、リフトロープの交換、ジャン

プ台緑化工事、ジャンプ競技審判塔の補修工事を行った。

 県営スケート場は既設防護さくの修繕を行った。

 市町村の体育施設整備は、体育施設整備費補助を得て、運

動場3か所、体育館3か所、柔剣道場1か所、小型ジャンプ

台1か所、市町村立小・中学校水泳プール24か所が新設された。

 第2節 保健体育関係表彰

 本県における体育、保健・安全、給食の各分野で、特に貢献のあ

ったかたがた及び団体に対し、叙勲、文部大臣、県教育委員会、各関

係団体等より表彰された、受賞者及び団体は、次のとおりである。


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