教育年報1977年(S52)-248/357page
である。
各参加者の経験年数及び有段者等を考慮し、能力別の
指導法を重点的に、初心者並びに上級者に対する指導法
の研修を行い、指導者の資質向上を図った。
(5)体育クラブ活動指導者講習会
1) 目 的
中学校・高等学校における体育クラブ活動指導担当教
諭の養成と資質の向上を図る。
2) 期日・会場・参加者・講師
期 日 5月9〜10日 5月17〜18日 合 計 会 場 小高工業高校 白河高校 種目 軟式テニス 11 19 30 ハンドボール 8 9 17 サ ッ カ ー 13 12 25 合 計 32 40 72
講 師 名 小高会場 白河会場 ア 県立相馬女子高等学校教諭 菊地清人 ○ イ 〃富岡高等学校〃 横田教子 ○ ウ 〃福島工業高等学校〃 三瓶昌久 ○ ○ エ 〃 遠藤雄 ○ オ 〃相馬農業高等学校〃 渡辺正昭 ○ カ 〃小高高等学校〃 松本望 ○ キ 〃相馬高等学校〃 橋本宗明 ○ ク 原町市立原町第二中学校〃 佐藤幸雄 ○ ケ 鹿島町立鹿島中学校〃 梅田英雄 ○ コ 郡山市立郡山第二中学校〃 安達隆 ○ サ 西郷村立西郷第一中学校〃 福田喜利 ○ シ 県立本宮高等学校〃 安藤徹 ○ ス 〃田村高等学校〃 門沢寛 ○ セ 〃岩瀬農業高等学校〃 佐藤雄次 ○ ソ 〃郡山北工業高等学校〃 仲本武司 ○ タ 〃安積高等学校〃 落合宏昌 ○ 3) 概 要
参加者が体育担当教諭以外のクラブ担当者のため第1
日目は、初歩的な実技指導法を中心に実施した。第2日
目は、応用技能及び審判法について研修を行い有意義な
講習会であった。
(6)学校スキー指導者講習会
1) 目 的
冬季学校体育の充実を図るため、小学校・中学校・高
等学校の指導者に対し、スキーの実技を中心とする研修
を行い、その指導力の向上に資する。
2) 会 場 猪苗代町教育委員会
3) 期 日 昭和53年1月5日(木)、6日(金)
4) 内 容
ア 滑 降
イ 回 転
5) 参加者 75名(1班15名とし5班編成の限定)
6) 講 師 スキー連盟関係者3名、指導主事2名、県教
育庁会津教育事務所 指導主事 原市英
会津若松市教育委員会 指導主事 原康之
全日本スキー連盟指導員 磯谷茂
〃 諏訪俊英
全会津スキー連盟指導員 夏井安市
7) 概 要
技能別に班を編成し実技指導を中心に実施した。受講
者全員真剣に取り組み、非常に有意義な講習会であった。
(7)公認体力テスト員養成講習会
1) 目 的
体力テストの実施を奨励するために、その内容につい
て理解を深めるとともに、実施方法や結果の処理及び、
それに基づく体力診断と運動処方等について研究し、体
力テスト員を養成する。
2) 期日・会場・参加者・講師
ア 期 日 7月5日・7月7日
イ 会 場 会津若松市・須賀川市
ウ 参加者 140名 110名 計 250名
エ 講 師
(ア)会津若松市
(ア) 県教育庁保健体育課指導主事 関川正道
(イ) 〃 主 事 結城勝夫
(ウ) 〃 会津教育事務所指導主事 原市英
(エ) 会津若松市教育委員会スポーツ主事 堀金良臣
(オ) 県スポーツ小年団事務局長 菅原重次郎
(イ)須賀川市
(ア) 県教育庁保健体育課指導主事 関川正道
(イ) 〃 主事 結城勝夫
(ウ) 〃 県中教育事務所指導主事 添田初美
(エ) 須賀川市教育委員会スポーツ主事 小野韶芳
(オ) 県スポーツ少年団事務局長 菅原重次郎
3) 概 要
前半は体力テスト員の資格取得に関する改正点につい
ての説明と、テスト結果の集計方法及びその処理並びに
診断処方についての講義を行い、後半は参加者全員によ
る体力テストの実技の実施と測定法について研修を行っ
た。
なお、参加者全員に、日本体育協会公認の判定員の資
格認定証が授与された。
2 体力つくり推進校の指定(文部省)
(1)趣 旨
児童・生徒の体位に相応した体力の向上を図るため、学
校教育活動全体及び地域社会との関係を通して、児童・生
徒の体力つくりを促進し、合わせて環境に応じた体力つく
りの具体的な方法を研究実践する。
(2)研究実践内容
1) 体育・スポーツ活動からの体力の増進
2) 保健・給食面からの体力の増進
3) 家庭及び地域社会におけるスポーツ活動を通しての体