教育年報1977年(S52)-273/357page
第8節 社 会 体 育
1 社会体育関係各種指導者講習会
(1)野外活動(サイクリング)指導者講習会
1) 期 日 昭和52年10月22日〜23日(1泊2日)
2) 会 場 福島県自転車会館
福島県少年自然の家 (郡 山 市)
3) 参加対象
県内各市町村教育委員会社会体育担当職員、公民館職
員、体育指導委員、スポーツ指導員、スポーツ少年団指
導者、野外活動指導者、ユースホステル指導者
4) 講習内容及び講師
ア 講 義
(ア)サイクリングの基礎知識
福島県サイクリング協会事務局 伊藤栄太郎
(イ)自転車の機能と組み立て調整
日本サイクリング協会嘱託講師 明石悠久
(ウ)実走上必要な交通ルール
日本サイクリング協会嘱託講師 佐藤勝彦
イ 実走、映画、研究協議
上記3講師のほか
福島県サイクリング協会専務理事 加藤宏
ウ 資格認定試験
5) 概 況
県下16市町村から37名の参加があった。受講者全員熱
心に研修し、資格認定試験にも全員好成績で合格し、大
きな成果を収めた。本県サイクリング指導者は150名を
数え、本県サイクリング活動の普及発展に大きく寄与出
来るものと思われる。
(2)野外活動(スキー)指導者講習会
1) 期 日 昭和53年1月5日〜7日(2泊3日)
2) 会 場 沼尻スキー場
(猪苗代町)
田村屋旅館
3) 参加対象
県内各市町村における社会体育関係指導者
4) 講習内容及び講師
ア 講 義
(ア)スキーの効果的指導法
福島県体育協会事務局長 松山六郎
(イ)スキー事故の防止と救急法について
日本赤十字社救急指導員 渡部義健
イ 実 技
対象の特性に応じたスキー技術の指導法
全日本スキー連盟指導員 阿部庄司
〃 渡部勝利
〃 小沢新
全日本スキー連盟指導員 斉藤一
5) 概 況
県内29市町村から65名の参加があった。積雪に恵まれ
雪質天侯もよく、参加者全員事故もなく研修の目的を達
成することができた。講習会終了後に実施した技術検定
試験には2・3級に多数の合格者かあった。
(3)スポーツ活動指導者県内中央講習会
1) 期 日 昭和52年5月10日〜12日(2泊3日)
2) 会 場 福島体育館
県立福島工業高等学校庭球場
信夫ヶ丘野球場
福島体育館付属合宿所
3)参加対象
県内7地区で行う講習会の講師となる軟式庭球、バド
ミントン、家庭バレーボール、卓球・ソフトボールの指
導者42名(各教育事務所から6名)
4) 講習内容及び講師
ア 講 義
県民スポーツ大会について
県教育庁保健体育課主事 結城勝夫
イ 実技と審判法
(ア) A 群
(ア)軟式庭球
相双体育指導委員協議会長 高城繁雄
(イ)ソフトボール
県ソフトボール協会審判部長 島貫宏
(イ)B 群
(ア)バドミントン
県バドミントン協会理事長 須藤博
(イ)卓 球
郡山市卓球協会理事長 深谷秀三
(ウ)家庭バレーボール
福島大学助教授 細川健
(ウ) トランポリンの練習法について
県立福島商業高等学校教諭 佐久間喜孝
ウ 研究協議
地域の実態に応じたスポーツ行事の企画と運営
福島大学助教授 細川健
福島市教委社会教育主事 畑次男
県教育庁保健体育課指導主事 佐浦鉄吉
5) 概 況
県民スポーツ大会の実施予定種目をA群、B群に分け
実施する。また全受講者を対象にトランポリンの練習法
指導法も行ったが3日間を通し好天に恵まれ、受講生は
終始熱心に研修した。
(4)県内市町村巡回スポーツ指導
1) 期日、開催地、参加対象、参加者数、講習内容
ブロック 期 日 開催地 参加対象 参加人数 講 習 会 内 容 講 義 実 技 研究協議 県北 6月18日 川俣町 各地域における
社会体育関係
指導者80名 スポーツの
生活化への
提言家庭バレーボール、卓球、ソフトボール、
バトミントン、軟式テニス地域における
スポーツ活動の
すすめ方県中 6月28日 須賀川市 43名 〃 県南 6月17日 棚倉町 85名 〃 会津 6月22日 会津坂下町 86名 家庭バレーボール、卓球、ソフトボール 南会津 6月21日 伊南村 38名 家庭バレーボール、卓球、ソフトボール、
バトミントン、軟式テニス相双 6月14日 小高町 46名 〃 いわき 6月27日 いわき市 55名 卓球、軟式テニス