教育年報1977年(S52)-302/357page
(2)住宅貸付について
住宅貸し付けの使途別貸し付け状況は、下表のとおりで
ある。
昭和52年度使途別住宅貸付状況一覧表
(単位 千円)
自由別 新 築 敷地購入 増 築 改 築 修 理 土地付き
住宅購入住宅購入 合 計 件数・金額 件数 金 額 件数 金 額 件数 金 額 件数 金 額 件数 金 額 件数 金 額 件数 金 額 件数 金 額 418 1,779,900 198 809,500 279 1,037,750 66 280,100 78 150,400 91 397,700 6 17,950 1,136 4,493,300 割 合 40.06% 18.01% 23.09% 6.24% 3.34% 8.86% 0.40% 100% 2 互 助 会
昭和52年度における互助会貸付事業の実施状況は、次のと
おりである。
1 一般貸付
貸付区分 貸付件数 貸付金額 生活資金貸付金 579件 166,000,000円 大学入学準備金 35 7,000,000 海外研修旅行費用 14 4,200,000 物資購入資金 24 4,000,000 合 計 652 181,200,000 2 奨学資金貸付
貸付区分 貸付件数 貸付金額 大 学 140件 16,800,000円 短期大学 32 3,840,000 合 計 172 20,640,000 なお、52年度末における貸付総件数は760件、総貸付金
額は238,820,000円となっている。
3 融資貸付
貸付区分 貸付件数 貸付金額 融資貸付 1件 2,000,000円 合 計 1 2,000,000 4 住宅ローン貸付
貸付区分 貸付件数 貸付金額 住宅ローン貸付 33件 82,500,000円 合 計 33 82,500,000 なお、52年度末における貸付件数は、109件、貸付金総
額は246,500,000円となっている。
第7節 宿泊・保養施設
1 飯坂保養所
公立学校共済組合飯坂保養所(あづま荘)は、新設オープ
ン以来満8年を経過し、日ごろ組合員等が快適に利用出来得
るよう施設の面でも人の面でもサービスの向上に努めている
ところであるが、昭和52年度においては、特に景気沈滞の影
響が顕著であった。すなわち宿泊利用者において、前年度に
比して年間延べ人数において6%の減少、宿泊外利用延べ人
数において11%の減少、更に結婚式組数において僅かに14組
で50%の減少である。一方支出の面では逆に固定経費の増加
特に人件費の延べが対前年で11%、営業費において8%と増
加し、収支差し引き18,397千円の赤字経営となり、開所以来
の大幅赤字額の発生を見た。
赤字発生の直接原因は、なんといっても不景気の影響が大
きかったと思われるが、その他にも大なり小なりの影響があ
ったと思われる。一般的に旅館(ホテル)を選定する基準と
して何に求めるかを見ると全体的傾向として最も大きな要素
は環境である。次いで交通の便、設備の内容、料金という順
で、環境が全体の50〜60%を占めている。
このことは、男女の別、世代別に若干の差異はあるが順位
に変わりはない。従っていかに環境が重要であるかがうかが
われる。自然環境については止むを得ないところではあるが
施設環境にういては最大の努力を傾けて利用者の要望すると
ころに近づけるよういっそうの努力をつづけていきたい。
(1)利用状況
1)宿 泊
ア 年間宿泊可能人員 35,700人 イ 年間宿泊実人員 21,450人 内訳{ 組合員 16,234人 〃 外 5,216人 ウ 宿泊利用率 60.08% 2)宿泊外(会議、宴会、婚礼、休憩等)
ア 年間利用可能人員 93,891人 イ 年間利用実人員 15,319人 ウ 宿泊外利用率 16.32% エ 婚礼利用組数 14組 (2)決算状況
1) 収 入 159,175,924円
内 訳 ア 施設収入 144,623,618円 イ 商品仕入れ 12,504,675円 ウ 利息及び配当金 1,690,444円 エ 賃貸料 149,000円 オ 雑収入 208,187円