教育年報1977年(S52)-348/357page
第4節 海浜青年の家の主催事業
1 レクリエーションリーダー研修会
(1)趣 旨
現代社会において、レクリエーションの必要性がますま
す認識され、リーダーの養成が重要視されている。余暇を
有意義に活用し、学校、職場、グループ活動をより効果的
にするために新しい時代に対応できるレクリエーションの理
論と技術を学習し、そのリーダーの養成と振興を図る。
(2)期日、会場、参加者
1) 期 日 昭和52年5月13日〜15日 2泊3日
2) 会 場 福島県海浜青年の家
3) 参加者 学校教育関係者、社会教育関係者、青年団体
・婦人団体・その他地域・職場・グループ等の
関係者40名
(3)講 師
福島市吾妻公民館長
(福島県レクリェーション指導者クラブ理事)
笠原憲昭
郡山市教育委員会社会教育課社会教育主事
(福島県レクリエーション指導者クラブ事務局長)
土田功
福島県海浜青年の家 職 員
(4)研修内容
1) 講 義「現代社会とレクリエーション」
「レクリエーション運動とリーダーのあり方」
2) 実 技「つどいの演出」「ゲーム指導法」
「フォークダンスの指導法」
「クラフト」
3) 演 習「キャンドルサービスの持ち方」
2 野外活動リーダー研修会
(1)趣 旨
野外活動に必要な理論と実技について研修し、青少年に
自然に親しみ自然を愛する心を育てるためのリーダーの養
成と野外活動の振興を図る。
(2)期日・会場・参加者
1) 期 日 昭和52年6月9日〜11日 2泊3日
2) 会 場 福島県海浜青年の家
3) 参加者 学校・社会教育関係団体・企業・グループ等
のリーダー 41名
(3)講 師
福島大学助教授 佐藤克已
福島県教育庁社会教育課社会教育主事 菊地理夫
福島県海浜青年の家 職員
(4)研修内容
1) 講 義 「野外活動の意義」
「オリエンテーリングの理論と大会の企
画・運営」
「キャンプ生活について」
2) 実 技 「オリエンテーリング」
「キャンピング」 「野外クラフト」
「キャンプファイヤー」
3 親と子海浜のつどい
(1)趣 旨
親と子で大自然に親しみながら共同宿泊生活を通じ、海
浜でのレクリエーションなどに楽しいひとときをおくって
健康の増進と望ましい親子関係を深める。
(2)期日・会場・参加者
1) 期 日 昭和52年7月30日〜31日 1泊2日
2) 会 場 福島県海浜青年の家
3) 参加者 親と子(小・中学生)地域の子供のグルー
プ(成人1人と子供3人以内) 131名
(3)講師・助言者
福島県海浜青年の家 職員
(4)研修内容
○海 水 浴
○砂の芸術
○キャンプファイヤー
○レクリェーション交歓会
4 集団宿泊指導担当者研修会
(1)趣 旨
学校教育と社会教育の連携を具体的に推進し、児童・生
徒等の全人的な育成に資するため青年の家における集団宿
泊指導の効果的な運営・内容・方法について研修する。
(2)期日・会場・参加者
1) 期 日 昭和52年10月19日〜21日 2泊3日
2) 会 場 福島県海浜青年の家
3) 参加者 小学校・中学校・高等学校及び社会教育関係
団体の集団宿泊指導担当者 42名
(3)講師・助言者
国立岩手山青年の家所長 黄川田昌弘
福島県教育庁社会教育課社会教育主事 七島征
福島県海浜青年の家 職員
(4)事例発表者
いわき市立植田小学校教諭 佐藤敬一
伊達郡伊達町立伊達中学校教諭 佐藤玲子
福島県立須賀川高等学校長沼分校教諭 紺野光夫
福島県立小高工業高等学校教諭 井上精三
(5)研修内容
1) 講 義 「在学青少年と集団宿泊指導」
「青年の家における研修について」
○教育課程上の手続き
○利用申請の手続き
○研修プログラム例
2) 事例発表 「青年の家における集団宿泊指導につい
て」
3) 研究協議
ア 集団宿泊研修の意義
イ 集団宿泊研修の企画と展開
4) 理論と実技 「オリエンテーリング」
「ゲームとフォークダンス」