教育年報1978年(S53)-031/372page
分の1を限度として加算する額は、前年度と同額の
70000円であるが最高支給額は24,000円に引き上げら
れた。
エ 期末手当
12月支給に係る期末手当の支給割合が2.0月分が1.9
月分に0.1月減じられた。
オ 住居手当
家賃等を支払っている職員に対する手当額について
改定された。内容は諸手当一覧表を参照のこと。
カ 第三次教員給与改善後期分
(ア)義務教育等教員特別手当
前回の改定に引き続き行われ、支給限度額が15,200
円から20,200円に増額された。
(イ)教員特殊業務手当
部活動手当の支給に係る指導時間が5時間程度か
ら4時間程度に緩和された。(53年12月23日適用)
(ウ)管理職手当
次の規模の学校の校長及び教頭(2人以上の教頭
が置かれる学校にあっては、校長が第1位の順位の
職務代理者に指定した教頭)に対する管理職手当の
支給割合が、校長14%、教頭12%に引き上げられた。
(54年1月1日適用)
〔学校規模〕
小学校 25学級以上
中学校 16学級以上
高校・養護学校 12学級以上
盲・ろう学校 15学級以上
ク 給与水準の適正化等
(ア)昇給期間の延伸
54年3月31日に在職する教育職員以外の職員につ
いて、54年7月1日以降の最初の昇給が6月延伸さ
れた。
(イ)わたり昇格基準の一部廃止
係長相当職の3等級から2等級わたり昇格基準が
廃止された。1(54年4月1日適用)
上記のほか、舎監業務職員の手当及び宿日直手当が1回に
ついて100円増額された。
2 諸手当一覧表
給与の種類 支 給 条 件 支 給 日 備 考 支 給 対 象 者 支給率又は支給額 給料の調整額 特殊学校の教員(特殊免許状の有無に関係なし) 給料×8% 給料の支給日 教 職 調 整 額 義務教育諸学校等の教育職貝に対し、その職務 給料×4%(相当額) 同 上 48.1.1から と勤務状態の特殊性に基づいて支給される手当 1等級の者には給料として加算 であり、次の教育職員に支給する。 額支給 職務の等級が2等級、3等級の者 小・中学校 4,400円 →53.4.1から 高 校 等 4,400円 改 定 手当 1 給料の特別調整額 部 長 相 当 職 給料×20% (管理職手当) 課 長 相 当 職 給料×16% 課長補佐相当職(指定職に限る) 給料×12% 校 長 給料×12%
学校規模 小学校 25学級以上 中学校 16 〃 高等学校 12 〃 盲・ろう学校 15 〃 養護学校 12 〃 同 上 〔ただし次の 学校規模の →54 1.1 者は14%〕 教 頭 給料×10% (1等級にある者) 〔ただし次の →54.1.1 学校規模の 者は12%〕 教 頭(2等級にあるもの) 給料×8% 2 初任給調整手当 大学又は大学院修士課程修了後、4年以内、博 1年目 1,500円 同 上 54.4.1 士課程終了後、3年以内に採用された者で、高 2年目 1,000円 等学校又は工業実習の免許状を有して工業の教 3年目 500円 科を担当する教諭 3 扶養手当 他に生計のみちがなく、主として職員の扶養を 同 上 53.4.1から 受けている者で次に掲げる者 改 定 (1)配偶者(内縁を含む) →月額 9,000円 (2)配偶者以外の扶養親族のうち2人 →月額 各2,700円 (3)母子家庭の世帯主等配偶者のない →月額 5,500円 職員の扶養親族のうち1人