教育年報1978年（S53）-056/372page

2　不利益処分審査請求事件の概要及び進行状況等

番号	事　　件　　名	事　　　　件　　　　の　　　　概　　　　要	進　　行　　状　　況　　等
1	懲戒処分取消請求事	訴訟事件の1と同内容のものであって、審査請求前置主義の建	同一事件が訴訟事件として福島地裁に
	件(白岩正吉)	て前から昭和33年12月28日県人事委員会に対し、不利益処分審査	係属している関係からその推移にまつこ
		請求をなしたものである。	ととし、現在審査は行われていない。
2	懲戒処分取消請求事	訴訟事件の2と同内容のものであって、審査請求前置主義の建	同　　　　　上
	件(白岩正吉)	て前から昭和35年1月26日県人事委員会に対し、不利益処分審査
		請求をなしたものである。
3	懲戒処分取消請求事	生徒の進路指導につき行き過ぎがあり、その結果憲法の保障す	答弁書提出後期日未定
	件(松崎孝也)	る職業選択の自由を侵したものとして県立川口高校教諭松崎孝也
		に対し懲戒処分を行ったところ、学校における正常な進路指導に
		対してなされた不当かつ不利益な懲戒処分であるとしてこの審査
		を請求したものである。
4	懲戒処分取消請求事	昭和47年5月19日、給与の大幅引き上げ等を目的とする日教組	期　日　未　定
	件(5.19事案)	のストライキに際し、上司の許可なく無断て職場を離脱した高校
		教職員に対し服務義務違反を理由に懲戒処分に付した。
		この懲戒処分を不服として県人事委員会にその取り消しを求め
		たものである。
5	懲戒処分取消請求事	昭和48年4月27日の日教組統一行動に際し、上司の許可なく職	期　日　未　定
	件(4.27事案)	場を放棄した公立学校教職員に対して懲戒処分に付したところそ
		の取り消しを求めるもの。
6	懲戒処分取消請求事	昭和49年4月11日、4月13日の日教組統一行動に際し、上司の	期　日　未　定
	件(4.11、4.13	許可なく職場を放棄した公立学校教職員に対して懲戒処分に付し
	事案)	たところその取り消しを求めるもの。
7	懲戒処分取消請求事	昭和50年12月10日、51年3月9日、51年4月20日の日教組統一	期　日　未　定
	件(12.10、3.9	行動に際し、上司の許可なく職場を放棄した公立学校教職員に対
	4.20事案)	して懲戒処分に付したところその取り消しを求めたもの。

第12節　公益法人の設立及び監督

　　　　　の状況について

昭和54年3月31日現在、県教育委員会の所管に属する民法第

34条の公益法人の数は、65件である。(別表参照)

　今年度新たに設立許可をした法人は3件である。

別表　県教育委員会所管民法第34条公益法人一覧

54.3　31現在

名　　　　　称	事　務　所　の　所　在　地	代表者名	事業の種類	設立許可年月日	所　管　課
(財)会津育英会	会津若松市東栄町3-46 会津若松市役所内	二瓶泰	育　英　奨　学	明34.3.13	教　総
(財)会津弔霊義会	会津若松市東栄町3-46 会津若松市役所内	和田晋	飯盛山等墳 墓建造祭典	大6.3.29	教　総
(財)見弥山義会	耶麻郡猪苗代町見弥山3　土津神社内		休　　眠	大9.2.5	教　総
(財)磐城育英会	いわき市平字高月7　県立磐城高校内		休　　眠	大14.10.16	教　総
(財)信夫文知摺保勝会	福島市山口字寺前5	横山玄邦	文知摺観音 堂維持保存	昭6.3.10	教　総
(財)新町組	東白川都棚倉町大字棚倉字新町77	小倉清	地域社会教育事業	昭12.2.8	教　総
(財)松江奨学会	会津若松市徒之町1-37 県立会津工業高校内	早川喜代治	育　英　奨　学	昭17.3.31	教　総
(財)石島一徳社	いわき市平字白銀町3-1	馬目長雄	石島公民館運営	昭29.11.24	教　総
(財)福島県学校給食会	福島市松川町平舘16番地の2	辺見栄之助	学校給食供給 及び附帯事業	昭29.12.27	教　総