教育年報1978年(S53)-148/372page
〔高等学校教育課〕
1 学習指導法現代化研究協議会
(1)目 的
教科の特性をふまえ、能力、適性の多様な生徒ひとりひ
とりに対応できる学習指導のあり方について研究する。
(2)研究主題
「学習指導の個別化を図るにはどうしたらよいか。」
(3)実施地区 期日、会場、該当教科
実施地区 期 日 会 場 該当教科 県中南 11月13日(月) 安積女子高等学校 社会・理科 会津 11月14日(火) 喜多方女子高等学校 音楽・家庭 いわき・相双 11月28日(火) 原町高等学校 国語・数学 (4)日程・内容
教科別分科会 9:00〜12:30研究授業・授業研究
全 体 会 13:30〜15:30講演
(5)研究授業対象科目及び授業実施者
社会 世 界 史 2年 県立安積女子高等学校 教諭 赤塚公生 理科 化 学 1年 〃 竹内謙介 音楽 音 楽 3 3年 県立喜多方女子高等学校 〃 五十嵐康雄 家庭 家庭一般 2年 〃 加藤トキ子 国語 古典1乙(漢文) 1年 県立原町高等学校 〃 遠藤時夫 数学 数学2B 2年 〃 佐々木克己 (6)参加人数
社会 29人 理科 33人 音楽 15人 家庭 22人
国語 30人 数学 30人 計 144人
(7)講 師
◎ 千葉大学教育学部教授
井上弘(安女・喜女会場)
◎ 郡山女子大学教授
長谷川寿郎(原町会場)
◎ 高等学校教育課各教科担当指導主事
2 各種研究指定校
(1)文部省指定
1)研究開発学校
○ 学 校 名 福島県立相馬女子高等学校
○ 指定期間 昭和51年度から54年度までの4か年間
○ 研究主題 高等学校において、生徒の多様な能力
・適性、進路志望等に対応した学習を
図るため、単位制の徹底と、履修方法
の弾力化を可能にする教育課程の研究
開発。
2)高等学校生徒指導研究推進校
○ 学校名 福島県立磐城農業高等学校
○ 研究期間 昭和52・53年度の2か年間
○ 研究主題 基本的行動様式を確立させるための指
導の展開
無気力、無関心な生徒や問題行動に走
りやすい傾向に対し、学校生活に親し
みを持たせ、学習意欲を高める指導は
どのようにしたらよいか。
(2)福島県教育委員会指定
1) 目 的
県立学校における教科の学習指導、生徒指導に関する
実践的な研究を行い、その成果をひろく県内各県立学校
等に普及させ、本県県立学校における教育活動の充実向
上に資することを目的とする。
研究分野 学 校 名 研 究 主 題 研究期間 全教科 福島県立田村高等学校 授業の効率を高めるため 52〜53年度 のくふう ―特に学習意欲向上の ための指導法― 生徒指導 福島県立福島高等学校 非社会的傾向にある生徒 52〜53年度 の指導 〔養護教育室〕
1 研究指定校
(1)文部省指定
○ 学 校 名 福島県立須賀川養護学校
○ 指定期間 昭和53年度・昭和54年度の2か年間
○ 研究主題
「病弱児(重心児を含む)の障害及び能力に応じた言
語の指導内容・方法に関する研究」
第5節 道徳教育・生徒指導
1 道 徳 教 育
各学校並びに関係機関の努力によって、学校の全教育活動
を通して行われる道徳教育及び道徳の時間の指導の充実のた
め、指導計画等の整備が進められている。
また、文部省指定道徳教育協同研究校の2年間にわたる研
究も一応終了し、それぞれ研究発表会がもたれた。
(1)小学校教育研究会道徳部会
1)研究主題
「内面化をはかる授業をどう展開したらよいか。」
道徳的実践力の育成をめざして
2)主 催
福島県教育委員会、福島県小学校教育研究会
関係市町村教育委員会
3)会 場
地区 各地区ごとに設定(16会場)
県 喜多方市立熊倉小学校
4)期 日
地区 各地区ごとに実施
県 昭和53年10月4日〜5日