教育年報1978年(S53)-167/372page
オ 研究主題
○農業
生徒の実態に即した教育内容の精選と指導法
「農業基礎」の指導について
特色ある学科づくりについて
○工業
「工業基礎」の内容及び取扱いの研究
「工業数理」の内容及び取扱いの研究
○商業
新指導要領と商業教育の新しい課題
現代企業会計制度について
実験実習等体験学習の指導について
特色ある学科づくりについて
○家庭
特色ある学科づくりについて
「家庭経営」における総合実習の指導
産振施設設備の基準と管理について
カ 講 師
経済企画庁経済研究所主任研究官 矢島不二男
福島婦人少年室長 加藤キミ
福島県教育センター指導主事 亀岡一俊
県立耶麻農業高等学校教諭 立川貞二
県立本宮高等学校教諭 阿住義久
2)学校家庭クラブ・学校農業クラブ指導者研修会
ア 目 的
本県における学校家庭クラブ・学校農業クラブの現
状を分析し、指導上の問題点について研究協議し、望
ましい指導のあり方を探求するとともに担当教員の指
導力の向上に資する。
イ 期 日 昭和54年2月19日(月)〜2月20日(火)
ウ 会 場 福島県教育センター
エ 参加者数
家庭クラブ指導者 52名
農業クラブ指導者 25名
オ 内 容
○ ホームプロジェクト・学校家庭クラブ・学校農業
クラブ活動の指導法と評価について
○ 学校家庭クラブ・学校農業クラブの組織と指導上
の諸問題
○ 新指導要領と家庭クラブ・農業クラブ
カ 講 師
富士写真フィルム株式会社仙台営業所
宇佐美等
川口屋写真機店係長 阿曽正寛
フジカラー指定福島現像所所長 三浦弘
第11節 定時制・通信制教育
1 高等学校定時制・通信制教育研修会
(1)目 的
定時制・通信制教育の諸問題について研究協議を行い担
当教員の資質の向上をめざし、定通教育の充実を図る。
(2)期 日 昭和53年5月11日(木)〜5月13日(土)
(3)会 場 福島県教育センター
(4)講師・講演題
「思春期の精神障害」
福島県精神衛生センター所長 上野文弥
(5)分科会・研究内容
下記のことについて協議研究した。
1)管理運営
ア 勤労にかかわる体験的学習について、教育課程の編
成上、その具体的取り扱い及び評価の方法をどのよう
に進めたらよいか。
イ 教育内容、修業年限、定通併修並びに生涯教育的観
点の導入等、定通教育の抜本的改善を図るにはどうす
ればよいか。
2)学習指導
ア 多様な生徒の実情に即して、学習意欲を高めるため
の教育課程を編成するにはどうすればよいか。
イ 生徒の実態に応じて、基礎学力を定着させるための
効果的な学習指導はどうすればよいか。
3)生徒指導
ア 中途脱落生徒を未然に防止し、その学習継続を維持
させるための指導はどうすればよいか。
イ 勤労生徒の事故防止対策と基本的生活習慣を育成す
るための指導はどのようにしたらよいか。
4) 各教科以外の教育活動
ア 学習指導や生徒指導に密着した各教科以外の教育活
動を有機的に推進するにはどうしたらよいか。
イ 定通修学指導事業の効果的な運営はどうしたらよい
か。
2 第27回東北地区高等学校定時制・
通信制教育振興会総会並びに第30回
東北地区高等学校定時制・通信制教
育研究協議会
(1)趣 旨
高等学校定時制・通信制教育における現状および将来の
諸問題について研究協議を重ね、東北各県相互の理解を深
めるとともに、今後の振興を図る。
(2)期 日 昭和53年6月28日(水)、29日(木)、30日(金)
(3)会 場 岩手県立杜陵高等学校(盛岡市)
(4)参加人員 約350名
(5)部会及び分科会
1) 管理運営部会(第1分科会)
2) 学習指導部会(第2分科会)
3) 生徒指導部会(第3分科会)
4) 各教科以外の教育活動部会(第4分科会)
3 定時制・通信制教育修学指導事業
(1)目 的
この事業は、勤労青少年教育の重要性にかんがみ、勤労
青少年に高等学校生活の意義を学ばせるとともに、生徒相
互問、教師と生徒間の人間的接触を深めさせ学習意欲の向