教育年報1978年(S53)-338/372page

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表7 特許関係調査相談状況

(昭和53.4〜昭和54.3)
職業別
種 別
調  査  相  談  を  う  け  た  件  数 閲覧人員 (人) 複写件数
公務員 会社員 商  業 団体職員 自由業 農  業 計 (件)
特     許   90 20 3 4   117 193 75
実 用 新 案   45 20 4 5   74 107 38
意     匠   1 5 2     8 9 8
商     標   40 8 8     56 60 30
審     決                  
そ  の  他   6 6       12 16 8
  182 59 17 9   267 385 159

表8 相互貸借件数

          (昭和53.4〜昭和54.3)
  県   内 県   外
貸   出 10  件 3  件 13  件
(61 冊) (7  冊) (68 冊)
借   用 3  件 10  件 13  件
(7  冊) (18 冊) (25 冊)
13 件 13  件 26  件
(68 冊) (25 冊) (93 冊)

(福島大学図書館との相互貸借は、特別貸出で処理してい

るため、この統計には含まれない)

表9 特別貸出し状況

             (昭和53.4〜昭和54.3)
貸 出 し 先 件   数 冊   数
県  庁  関  係 47 86
その他の官庁 37 105
図書館・公民館 27 56
会  社 ・ 事業所 25 100
報  道  関  係 58 121
学       校 55 130
一 般 利 用 者 30 105
279 703

 第4節 館 外 奉 仕

  1 移動図高館「あづま号」の巡回

 巡回奉仕は安達コースが3回になったほか、年度当初の計

画どおり、各コース3〜4回巡回を実施できた。利用冊数も

91,992冊と昨年を約6,500冊上回った。利用状況はやはり各

地方の人口密度等と相関して、中通り地方が駐車場、利用団

体も多いが、それぞれに地域の実状により、数字だけで、そ

の濃淡を判断することはできない。公民館活動においても、

集団学習から個人の自主学習への場として図書の要求が多く

なり、借りた図書を自主的に、積極的に運用するところが多

くなっており、県立図書館としては、市町村への図書の量的

補完を行うという形に移行できる体制を計画的に今後考えて

いくべきであろうと考えられる。利用された図書は児童図書

が半数を越え、実用書、文学書、教養書等となっている傾向

には変りない。

 市町村別利用状況は表10のとおりである。

 2 親子読書文庫

 2か所増して23か所で実施した。実施して6年を経、図書

の破損による新刊の充当、内容の充実等、各地の要望に応え

る増設はできなかったが、3年の実施期間を過ぎたところか

からも、更に継続実施を求められる声があり、全国的に大き

な流れとなっているこの種の読書普及活動には、大幅に予算

を投入できるよう努力しなければならないものと反省させら

れる。

 本年度実施したところは、地域文庫4、公民館1、小学校

18の次のとおりである。
管内別 設   置   所 備   考
県北 国見町親子読書文庫  
国見町立森江野小学校  
梁川町立五十沢小学校  
白沢村立糠沢小学校  
県中 郡山市立月形小学校 新   設
天栄村立広戸小学校  
大越町立下大越小学校 新   設
古殿町立大原小学校  
三春町オアシス文庫 新   設
県南 塙町立高城小学校  
大信村立信夫第一小学校  
表郷村立表郷第四小学校  
西郷村立米小学校 新   設
会津 西会津町立黒沢小学校 新   設
昭和村立野尻小学校  
会津若松市居合団地文庫 新   設
南会津 桧枝岐村立桧枝岐小学校  
下郷町立南小学校  
相双 飯舘村立臼石小学校 新   設
大熊町公民館  


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