教育年報1979年(S54)-052/319page
3 昭和54年度市町村教育委員会
育成指導の概要
県教育委員会は、市町村教育委員会の事務局職員研修会・
委員研修大会・教育長研修会等を開催し、必要な助言指導を
行うとともに、昭和55年度予算編成に対する要望事項並びに
昭和53年度市町村教育費の実態に関する資料を配布し、市町
村教育委員会の育成強化に努める。
(1)昭和54年度市町村教育委員会事務局職員研修会
1) 趣 旨
社会情勢の変化と教育行政の近代化に伴い、教育行政
はますます複雑多岐となり、関係職員の優れた事務能力
と公務員としての正しい姿勢が求められる現状にかんが
み、市町村教育委員会関係職員の資質と事務処理能力を
高めることを目的とする。
2) 主 催
福島県教育委員会
福島県市町村教育委員会連絡協議会
開催地教育委員会
3)期日及び会場
ア 町村教育委員会事務局職員
・県北地区 7月10日(火)〜11日(水)
・県中・県南地区 8月10日(金)〜11日(土)
・会津・南会津地区 7月31日(火)〜8月1日(水)
・相双地区 8月6日(月)〜7日(火)
イ 市教育委員会事務局職員
・県内各市 7月31日(火)〜8月1日(水)
町村教育委員会事務局職員の会津・南会津地区研
修会と同会場で行う。
4)講師・助言者
開催地区市町村教育委員会教育長
川俣町教育長 冨塚有吉
白河市教育長 深谷健
伊南村教育長 大桃博
浪江町教育長 古田愿
県教育庁総務課長 佐藤昌志
〃 主幹 村岡房之助
〃 主任管理主事兼行政係長 高橋昭平
〃 管理主事 二瓶新平
市町村教育委員会連絡協議会事務長 鈴木正恵
各会場地区教育事務所長・次長・管理課長・管理主事
各会場地区市町村教育委員会事務局職員
5)研修内容
第1日
○講 話
・当面する地方教育行政上の諸問題
・地方教育行政に関する一般教養
○質問事項について
・質問事項に対する回答と質疑
○協議・研究発表・研究協議・指導
第2日
○講 話
・管内の諸問題(会場地区教育事務所の指導)
○全体指導
○見 学
・教育関係施設の見学
6) 参加人数 135名
(2)第14回福島県市町村教育委員会委員研修大会
1)趣 旨
社会情勢の変化に伴って、国民の日常生活に厳しい反
省と改善が望まれ、教育に対する要求もますます高度化
多様化する傾向にある。
教育行政の第一線にある市町村教育委員会は、これら
の事態を正しく把握し、適確な展望と洞察に立って、そ
の責務を果たしていかなければならない。
このような時期に当たり、教育委員自らの資質の向上
を図るために本研修大会を開催する。
2)主 催
福島県教育委員会
福島県市町村教育委員会連絡協議会
白河市教育委員会
3)期 日
昭和54年9月7日(金)11:00〜15:40
4)会 場
白河市市民会館
5)講師及び演題
演題「少年教育の新展開」
国立那須甲子少年自然の家所長 早川芳太郎
6)研究協議
・「青少年の健全育成を考える」
(パネルデスカッション)
7) 参加人数 462名
(3)昭和54年度福島県市町村教育委員会教育長研修会
1) 目 的
市町村教育委員会の当面する教育行政施策の基本問題
について共通理解を深め、最近の文教施策の動向に適応
する教育行政の運営に資し、その充実を図る。
2)主 催
福島県教育委員会
福島県市町村教育委員会連絡協議会
3)期 日
昭和54年11月19日(月)〜20日(火)
4)会 場
あづま荘(福島市飯坂町)
5)研究主題
ア 県北部会
市町村教育委員会の指導性を高めることについて
イ 県中部会
在学青少年の健全育成を図るための生徒指導のあり
方について(継続第2年次)
ウ 県南部会
期待される青少年像とこれに対処する教育行政のあ
り方について
エ 会津部会
教育行政を推進する教育広報のあり方について