教育年報1980年(S55)-117/289page
力 各種調査報告については、厳正、的確に作成し、期
限の厳守に努めた。
3)勤務体制の確立
ア 教職員の勤務内容を明確にし、その実績について客
観的に評価できるようにした。
イ 最終退勤者と宿日直代行員は、出退勤時に学校管理
状況の引継ぎを確実に行うよう指導した。
4)使命感の高揚
ア 教育公務員としての使命感に徹し、規律と責任ある
勤務体勢を整え、教育能率の向上に努める。
イ 教育公務員としての立場を自覚し、いっそう事故防
止に努め、社会的信用を失墜することのないようにす
る。
ウ 絶えず自己研修に努め、豊かな知性を養い、指導力
を高め、職責をじゅうぶん果たせるようにする。
(5)教育環境の整備充実
1)学習環境の整備充実
ア 環境整備については、方針を確立し、年次計画によ
る充実を図る。
イ 学習環境を整備し、学習意欲の高揚を図る。
ウ 施設・設備の管理と運営の適正化を図る。
2)学校事故防止の徹底
ア 安全教育の計画的実施と、事故防止を配慮した環境
の整備改善に努める。
イ 学校事故、教職員事故の防止については、適切な対
策を樹立し、事故の絶無を期する。
ウ 指導、管理の充実を図るため、関係機関、団体等と
の連携を密にして協力体制の確立に努めた。
(6)公立学校入学者選抜
1)基本方針
昭和56年度福島県公立高等学校入学者選抜における基
本方針
ア 一般選抜
入学者の選抜は、中学校長より提出された調査書、
選抜のための学力検査の成績等を資料として、高等学
校教育を受けるにふさわしい資質と能力を判定して行
うこととする。
(ア)中学校長より提出する調査書は、厳正、公平に作
成する。
(イ)高等学校においては、調査書を十分に尊重する。
(ウ)学力検査問題の出題は、中学校学習指導要領に基
づき、適正なものとする。
(エ)学力検査を実施する教科は、従前通り、国語、
社会、数学、理科、外国語(英語)の5教科とする。
イ 推薦選抜
入学者の選抜は、中学校長より提出された調査書、
推薦書及び選抜のための面接等を資料として、高等学
校教育を受けるにふさわしい資質と能力を総合的に判
定して行うこととする。
2) 入学者選抜関係日程
6月3日 公立高等学校入学者選抜対策会議(第1回)
7月22日 同上 (第2回)
10月27日 同上 (第3回)
10月15日〜11月11日 入試要綱説明会
県北、県中、県南、会津、南会津、いわき、
相双の7地区
11月27日 昭和56年度入学者募集定員決定
12月18日 公立高等学校入学者選抜対策会議報告書提出
ア 一般選抜関係日程
2月10日〜2月16日 願書受付
2月19日〜2月23日 出願先変更
3月3日〜3月6日 調査書提出
3月16日 学力検査
3月19日 合格者発表
3月23日〜3月26日 再募集願書提出
3月28日 再募集合格者発表
2月16日〜4月15日 通信制の課程の願書提出
4月11日まで、定時制における特例募集の願書提出
4月13日〜4月15日 同上面接、合格者発表
3)志願者数・合格者数
ア 志願者数は、昭和56年2月23日現在の調査による。
イ 合格者数は、昭和56年3月19日現在の調査による。
ウ 再募集の合格者数は、昭和56年4月3日現在の調査
による。
エ 推薦入学の志願者数・合格者数は、昭和56年2月6
日現在の調査による。